YAMAP / ヤマップ
湯河原幕岩・クライミングエリア整備
神奈川

湯河原幕岩・クライミングエリア整備

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NPO法人日本フリークライミング協会
支援者
14,416
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終了

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  • 概要

このプロジェクトの概要

  • 2,000 DOMOで「湯河原幕岩・クライミングエリア整備 in 神奈川」を支援
  • 湯河原幕岩の劣化したボルトの整備、リボルトを行う
  • リボルトを実施する「NPO法人 日本フリークライミング協会」と連携

活動報告

DOMOご支援のお礼と、今後の使い道について

2022.3.2

「湯河原幕岩クライミングエリア」リボルト作業のご報告

2022.8.24

湯河原幕岩の安全な遊び場を、未来につなぐために

神奈川県湯河原町にある幕山(まくやま)公園。

広大な公園内に点在する「湯河原幕岩」と呼ばれるクライミングエリアには、370本を超える数のルートが設定されています。傾斜がなだらかで登りやすいルートが多く、エリアへのアプローチも良いため、初心者や中級者が楽しめる岩場として人気が高く、講習会でもよく利用されています。

湯河原幕岩のクライミングルートを楽しむクライマー。伊豆の温暖な気候で冬も快適に登れるため、1年を通して多くのクライマーで賑わう。

湯河原幕岩を含め、日本では1980年代後半からフリークライミングが盛んに行われ、岩場にボルトが設置されてきました。設置から約30年以上経過した今、現状はそのほとんどが耐用年数を超えています。

湯河原幕岩では、2000年代から利用頻度が高いエリアを優先してリボルト(古くなったボルトを打ち替える)が実施されてきましたが、手入れが必要なルートは数多く残されています。

事故を未然に防ぐために、岩場の環境整備・リボルトを行い、安全なクライミングの遊び場を未来につなぐ活動を、自然の中で遊ぶ私たちの手で支援していきたい。

これが、本プロジェクトの目的です。

NPO法人 日本フリークライミング協会について

岩場のクライミング環境を守るための活動を行う、NPO法人 日本フリークライミング協会(通称:JFA)。フリークライミングの喜びと、フリークライミングができる環境を未来へつなぐためにさまざまな活動をしています。

クライマーが安心して岩場で遊べる環境を守るための「環境整備」も、JFAが行っている重要な活動の一つ。耐用年数を超え、老朽化したボルトを交換する「リボルト」は、全国の多くのエリアで早急な対応が求められています。

しかしながら、現在は資金的にも作業的にも、充分な対応ができていません。

≫ NPO法人 日本フリークライミング協会の公式サイト

幕山公園・湯河原幕岩の現状とクライミングエリア整備について

幕山公園の春先の景色。毎年「梅の宴」の時期には多くの見物客が訪れる。

リボルト未実施のルートが多数ある幕山公園・湯河原幕岩。人気エリアを優先し、緊急性の高いものからリボルト整備を進めています。直近では2021年10月に13ルートのリボルトを実施しましたが、早急にリボルトが必要なルートは多数残っています。

今回のDOMOプロジェクトでは、日本フリークライミング協会が行う、リボルト整備に必要な資材や運搬費を支援いたします。

2022年春からは、登山口にほど近く、多くのクライマーに親しまれている岩壁、希望峰・桃源郷・正面壁のルートのリボルトを予定しています。

<リボルト実施予定のルート>

【希望峰下部】テレホンクラブなど十数ルート

【桃源郷】夕飯時・痩せ蛙など十数ルート

【正面壁】スパイダーマンなど十数ルート

リボルトは日本フリークライミング協会が認めた「リボルト職人」によって行なわれます。不安定な体勢で難しい作業となるため、職人にはリボルトの専門技術、安全確保を行なうための最低限のクライミング技術も求められます。
リボルトに必要な資材と工具。作業時に必要な水も含めると、総重量は75㎏をオーバーします。通常4~5人がチームになり、これらの資材を岩場まで運び、作業を行います。
新しいボルトは、通常古い支点を抜いた箇所に、グルー(ボルトを岩に固定するための接着剤)を使って固定されます。さらに、環境に合わせボルトが目立たないよう、カモフラージュ加工が施されることもあります。
外観では問題がないように見えても、内部では腐食が進み、いつ破損するかわからないボルト(写真左)。古いボルトを抜いてみると、腐食の状態がよくわかります(写真右)。

支援の流れ

  • プロジェクトを支援する(1回限り)

    2,000 DOMOを一口として、「湯河原幕岩・クライミングエリア整備 in 神奈川 」を支援することができます。今回ご支援いただくDOMOは、湯河原幕岩のリボルトに必要な資材購入費や運搬費などに充てられます。

  • DOMOを活用した「湯河原幕岩・クライミングエリア整備 in 神奈川」スタート

    2022年春より、今回のDOMOを活用したクライミングエリア整備がスタートします。

  • 実施後に活動報告をお知らせ

    支援してくださった方々を対象に、「湯河原幕岩・クライミングエリア整備 in 神奈川 」の活動ご報告、その後の経過をYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。