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このプロジェクトの概要
- 2,000 DOMOで「北アルプス・雲ノ平登山道整備プロジェクト in 富山県」を支援
- 雲ノ平の荒廃した登山道整備や裸地化した植生の復元を行う
- 持続的な登山道管理に取り組む「雲ノ平山荘」と連携
ご報告
DOMOご支援のお礼と、今後の使い道について北アルプス・雲ノ平が目指す、新たな登山道管理のために

高層湿原と溶岩台地が広がる、北アルプス最奥部の雲ノ平。
人里からあまりにも離れた場所にあり、第2次世界大戦後まで開拓の手が入らなかったことから、近代登山の黎明期には「最後の秘境」と呼ばれ、登山者を魅了し続けてきました。
しかし最近では、登山道の荒廃が進んでおり、自然環境の利用と保全のバランスを取ることが大きな課題となっています。
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今までは、登山道整備をはじめとする多くの公益的な役割を山小屋や山岳団体が担い、環境を維持してきました。しかしながら近年のゲリラ豪雨による登山道荒廃の進行、山岳団体の高齢化、コロナ禍による山小屋経営の不安定化などにより、広域におよぶ登山道整備を維持できない状況になりつつあります。
持続可能な登山道管理の仕組みをつくっていきたい。その思いから、登山道を利用する人々が整備や保全に参加できるコミュニティ、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」が立ち上がりました。この意義あるプログラムを、私たち登山者が支援し、後押ししていきたい。
これが、本プロジェクトの目的です。
雲ノ平山荘について

雲ノ平山荘は1961年に、この地に魅せられた伊藤正一によって建設されました。
まだヘリコプターによる物資輸送手段もなかった当時は、あらゆる物資の運搬は歩荷(ぼっか)さんによって行われ、現地の森の木を伐採して乾燥、加工し、完成までには約3年もの歳月がかかりました。
現在の山荘は2010年に新築された2代目の建物となり、宿泊業務から登山道の整備、遭難救助、行政や学術機関の活動拠点の提供など多岐に渡る業務をおこなっています。
山荘が多くの役割を担い、また人々が集う受け皿になることで、一般に開かれた登山道の環境を維持し、山岳文化の発展を支えてきました。
≫ 雲ノ平山荘の公式サイト

雲ノ平山荘から始まる、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」
雲ノ平山荘は、環境保全や維持管理の新たな在り方として、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」を開始しました。(2021年からアウトドアショップ、ハイカーズデポとの共同運営開始。)
このプログラムは、山小屋とボランティア、アウトドア関連企業、学術機関、環境コンサル、行政などの協働による登山道管理の持続的な仕組みを提案しています。従来の「整備は誰かがやること」に期待するのではなく、雲ノ平山荘を拠点に、人と人、人と自然がより日常的に関わり合うことで、山、そして自然との新しい関係性を築くコミュニティづくりを目指しています。
今回のDOMOプロジェクトでは、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」が行う登山道整備の資材購入・運搬費、環境保全や登山道整備の講習会実施費などを支援いたします。
≫ 雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム

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支援の流れ
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プロジェクトを支援する(1回限り)
2,000 DOMOを一口として、「北アルプス・雲ノ平登山道整備プロジェクト in 富山県 」を支援することができます。今回ご支援いただくDOMOは、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」の資材購入・運搬費、環境保全や登山道整備の講習会実施費などに充てられます。
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DOMOを活用した「北アルプス・雲ノ平登山道整備プロジェクト in 富山県」スタート
2022年4月より、今回のDOMOを活用した登山道整備等のプログラムがスタートします。
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実施後に活動報告をお知らせ
支援してくださった方々を対象に、「雲ノ平登山道整備ボランティアプログラム」の活動ご報告、その後の経過をYAMAPのダイレクトメッセージにてお知らせいたします。