なんだかんだ冒険してしまった前山・北峰・土岳縦走
坂出市
(香川)
2024.03.09(土)
日帰り
きょうは朝から天気がよく、登山日和。仕事が朝イチで終了するが、午後から残務処理をしたいので10時頃から登れて近場で眺望も期待できる前山登山を試みた!前山だけでは物足りないので阿弥陀越まで足を伸ばし途中の北峰もピークゲットして、土岳経由で厳島神社へ下りる15km前後のルートを選択。最初は天気が良かったのだが、すぐに曇ってきて、素晴らしいはずの西側および・北側展望台からの眺望はいまいち。。。まあ仕方ない。樹林帯の中の前山ピークをゲットして五色台休暇村を目指す。あれ?何となく冷たいものが落ちてきた?それも大きい?雪ですかぁ・・・。天気予報には無かったぞ。休暇村を過ぎた頃から本降りになってきた。ただ、そんなの関係ねーという気分で雪が降る中、阿弥陀越を目指して小走り。途中北峰のピークをゲットするために山道に入るが、予想外!道が無い・・・テープも無い・・・YAMAPのGPS頼りに道無き道をかきわけかきわけ進み、何とか北峰ピークゲット!(私の踏み跡は非常に適当なので参考にならないと思います)。ズボンはびしょびしょだ・・・。ただ気にしている余裕はないので阿弥陀越に向かって走る。さすがにその先は時間が無いので引き返す。少し晴れ間が見えてきてうれしい気持ちになった。休暇村から南側のテニスコートに向けて下り、そこからトレイルに入る。最初は林道で非常に下りやすかった。余裕だな・・・と思ってトレラン気分でいたが、途中からイノシシに荒らされた山道、そして草藪・・・でとても走れる状況ではなくなった。落ち葉で滑りやすいし、道もよく分からなくなるし、あまり踏まれてない道なのかなと思った。それでも舗装路まで出てこれたが、みぞれが降ってきた。。。きょうはつくづく天気に恵まれないなと。下りる途中に土岳へのきれいな道が見えて、本当は行くつもりはなかったが、引き寄せられるように土岳ピークゲット。そのまま進むと行き止まり・・・仕方なく引き返した。以前に土岳へ向かう峠から厳島神社方面に下った方の経路をダウンロードさせて頂いていたが、どう考えても下りる道が無い・・・!?しかし時間を考えても引き返す余裕は無い。。。仕方ないのでYAMAP頼りに下りていく。ここからが地獄のはじまりだった。踏み跡がないし、テープも一切無い。レールを頼りに下りていくが、途中でどう見ても正面は深い藪。。。西方面に昔に踏まれていたであろう踏み跡を発見。今から思うと、獣道のような印象。🐗の踏み跡と思われる・・・どう見てもYAMAPの踏み跡と少しずれているが、平行移動しているので、どこかで下りれるだろうとそのまま進む。確かに(人か獣か分からないが)踏み跡はあるので進むが、茨がすごい茂っている。もうチクチク刺さって痛いし、払いのけるのに時間がかかるし、しかし茨をかき分けていかないと、他には全く道らしいものが見当たらないので、とても怖かったが無心になって進んだ。30分くらい格闘した後、ようやく北側に下りれそうな場所を発見(といってももちろん道はない)。獣柵を何とか乗り越えてYAMAPの踏み跡の舗装路にでれた。そういってもまだ藪は続く。。。生きた心地がしなかったが、行くしか無いので無心で200mくらい進むとようやく下山できた。夏だったら心が折れていたな、絶対。久しぶりの大藪だった。きょうはトレーニングも兼ねて長い距離を少し早めに進む山行のつもりだったが、北峰の藪、雪が降る中でのジョギング、そして茨の藪を30分以上進むという精神トレーニングになってしまった。よく🐗ちゃんに会わずにいけたもんだ・・・やれやれ。厳島神社からは山の写真をとりながら早歩きで最初の登山口まで進んで終了。本当におつかれ🗻だった。とほほ。。私の今回の登山ルートは、特に五色台休暇村から、そして土岳からの下山は、あまりお勧めできません。厳島神社方面へは北側ではく、時間はかかりますが、南側に下りることをお勧めいたします。