白見山
宮古市(南エリア)
(岩手)
2022.07.26(火)
日帰り
【概要】
宮古市南部に位置する白見山。宮古市というと私みたいな岩手に縁のない人間にとっては、どうしても海の幸をイメージしてしまう。ウニ・いくら・わかめ・コンブ、どれをとっても最高の酒のつまみである。しかし県道35号線から仙人峠を越えると、そこには海のイメージはひとかけらもない。なるほど、宮古に来て文献を調べると、「ここは安住の地」と称され、むかし将軍や武将が逃げ伸びてきた地のようである。そして、白見山に向かうにあたって、途中の集落を見るに、ここの人は何を生活の糧として暮らしているのであろうか?けして見下した概念ではなく、この地も昔は鉱山で潤ったであろう形跡はある。さて山の話しであるが、登った後の感想からは、歴史的背景がある山にせよ、山としての魅力は何一つないというのが私の感想である。山頂には一等三角点はあるが、山頂からの景色は何もなし。笹藪に囲まれた、ごく普通(とは言い難い)の山であった。この山、何をし100名山と語るかは、先人達の意見に従うしかないようである。百聞は一見に如かず。まず登って頂きたい。
【コース】
白見牧場が出発点。牧場は電線に囲われており、その電線沿いに歩き始める。四角く囲われた牧場の一辺を曲がる手前、左側が登山道入口。最初に言っておくが「この山」、標識たるものは何一つない。ただひたすら笹藪の下についている踏み後をなぞる、そんな山登りです。笹藪と雑木林を5分程歩くと林道が横切り、その林道をまたぎ、また登山道にはいる。しばらく登ると沢の音が聞こえるはずだが、この音が聞こえたら万事休す。間違いなく登山道を外しています。平地から上りになったら左の尾根に向かい踏み後を辿るのが正解。平坦な箇所は踏み後が
いたるところにあるので要注意です。尾根に出たら、あとは山頂に向かい急登をひたすら登る。
【アクセス】
マイカー/東北道からと三陸道のコースがあるが、両方とも国道340号線を目指し、入ったら北上。
途中一ノ渡バス停を右折。ここから舗装道路と林道12キロ先が目指す登山口、ひたすらまっすぐ走る。舗装は5キロほどでの頃7キロは砂利道。11キロを過ぎると左側に「金糞平の山桜」標識がありそこを左折し、そのままいくと左側に家が見える。その道を左折し牧場に到着。そこからが登山口。