八丁河原で木地師の墓石を探す旅
笠捨山
(奈良, 和歌山, 三重)
2024.04.06(土)
日帰り
長文になってしまいました。
ちょっとマニアックな山行なので読み飛ばしてください🙇
八丁河原は立合川の険悪な8つのゴルジュを抜けた上流部にある広い河原で、周囲を笠捨山、蛇崩山、茶臼山の険山に囲まれ容易にたどり着けない場所にあるため、かつてはアマゴの楽園だったそうです。(職場の先輩談)
昨年沢登りで初めて訪れましたが、川の大半は土砂に埋まってしまっており魚影もなく、さらに沢泊の疲れもあったため特に気に留めることなく通り過ぎてしまいました。
しかし、後でYTTのケンタさん(冒険の達人)から八丁河原には植林期の前から多くの人が住んでおり墓石も残っているらしいとの話を聞きました✨調べたところ、木地師が住んでいたとか元禄6年の墓石があるとか、興味深い情報を見つけてしまいました😳
沢登りで再訪したいところですが、日帰りで行けるところではないし、人が住んでいたのであれば陸路でも行けるはず、と目星をつけていた尾根からチャレンジしてきました!
まずは蛇崩山に登り、近くの支尾根から立合川を目指して降りてみます。岩稜、藪、急斜面、険しいところはあるけどすべて想定内、ロープの出番もなく八丁河原に降り立つことができました🙌
二度目の八丁河原、前回はチラ見で通り過ぎた飯場の小屋周りや河岸の怪しそうなところを見て回りましたが墓石は見つけられず…あまりに情報が少なく日帰りの限られた時間では厳しかったです。次来ることがあれば泊りがけか🤔
復路はピストンも面白くないので、これも気になっていた尾根で笠捨山へ登ってみました。等高線を見て覚悟していたものの、往路の疲れもありとてもキツい…でも薄っすら踏み跡もあり、きっと山師さんの道だったんだと思います。
ということで、長々と書きましたが木地師の墓石は発見できずミッション失敗…ただただしんどい山行でした。
でも八丁河原へのルートは確定できたので誰か物好きな方がいたら墓石見つけてくれないかな〜🙄