蝙蝠岳（静岡県）

遂に来た。 遂にこの日が来た。 この日のためにずっと鍛えてきた。 リベンジの成否や如何に！？ ※詳細は写真コメントにて 【アクセス】 新倉駐車場 https://maps.app.goo.gl/aUcPQEZTTELreRC37 24h無料トイレなし。 無雪期は水場あり。（新倉湧水） 砂防ダムの工事現場があり、本日現在でここより上に駐車する余地なし。（通行止めあり） 工事は令和6年秋までらしく、以降はまた田代発電所まで車で行けるのか？早川町に要確認。 【DOCOMO電波（4G/5G）】 新倉駐車場〜二俣出合　✕ 二俣出合上部標高1500m付近より　△ 伝付峠　◯ 伝付峠以南〜二軒小屋〜蝙蝠尾根下部　✕ 蝙蝠尾根標高2300m付近〜2500m付近　△ 以降森林限界付近まで　✕ 蝙蝠岳〜塩見岳　△〜◯、一部コル✕ 【登山道情報】 ・新倉〜伝付峠 必要箇所にはほぼロープや目印があるなど、下記以外は整備されている。 ・東京電力管理小屋の前後 崩落地や急斜面、崖上トラバースなどでロープがない危険箇所あり。 ・伝付峠〜二軒小屋 一部目印が不足して、ノートレースだと林道に誘われてしまった。地形図の道もかなり適当。無雪期だと踏み跡明瞭で初心者も歩きやすい一般道。 ・蝙蝠尾根取付き 非常な急登。暗いと特に迷いやすく危険。 ・蝙蝠尾根東京電力施設〜徳右衛門岳付近 目印も多く一般道並。 ・蝙蝠尾根上部樹林帯 P2581〜P2721は、目印なく、藪漕ぎ多く、GPSが不可欠。積雪量もこの付近から段違いで増えるため、ここで跳ね返される方は多そう。 ・北俣岳の七本槍（岩峰群） 蝙蝠岳に近い方から第一岩峰、塩見岳に近いものを第七岩峰として、無雪期のルート取りは下記の通り。 第一　北側より巻いて中央から下降 第二　中央から直下降 第三　北側より巻く 第四　北側より巻く 第五　中央から直下降 第六　中央から直下降 第七　北側より巻く 雪の付き方で変わると思うが、概ねこの通りのルート取りで通過した。最も大きい第七岩峰のみは北に巻く夏道が非常に急な雪の斜面のトラバースとなっており、危険に思えたので直登＆直下降を選んだ。 ここから塩見岳山頂までの積雪期の難易度は、八本歯のコルから北岳より高く、パーティで挑んでロープ確保しながら進むのが妥当ではなかろうかと思う。 【雪の状態及び装備】 ・新倉〜田代発電所 しっかりと除雪されていた。 ・田代発電所〜伝付峠 場所により膝下ラッセル。伝付峠付近は膝上ラッセル。ワタシは往復終始全てツボだったが、人や雪の状態によってはスノーシュー、アイゼン不可欠。 ・伝付峠〜二軒小屋 膝前後のラッセル。 ・蝙蝠尾根取付き〜標高2200m付近 上りはツボだったが下りは標高1800m付近以下からアイゼン不可欠と感じた。 ・蝙蝠尾根標高2200m〜蝙蝠岳付近 スノーシュー（ライトニングアッセント）不可欠だった。 ・蝙蝠岳〜塩見岳 装備はツボ、アイゼン、スノーシュー、目まぐるしく変わった。北俣岳〜塩見岳はダブルピッケル仕様。写真でも紹介しているが、ウィペットストックのスノーバスケットを外し、歩行用並みに長くしたものが非常に役に立った。ナイフリッジや岩稜、雪稜を通過する核心部は長く、危険箇所が連続した。 【幕営地】 ・一泊目及び三泊目 蝙蝠岳登山口。 ・二泊目 蝙蝠岳〜北俣岳区間のコルの窪地、標高2700m付近。 ※上記以外にも伝付峠付近、蝙蝠尾根上部樹林帯に幕営適地多い。 【下山後のお楽しみ】 ・ヘルシー美里 http://www.hayakawa-eco.com/misato/ 廃小学校を利用した宿泊施設。15:00から日帰り温泉も入れる。露天風呂もなく狭いが、硫黄冷泉の泉質は素晴らしい。沸かし湯と交互に入ればかなり長湯できそう。 ・おばあちゃんたちの店 0556-48-2817 https://maps.app.goo.gl/RFeJC5f5WB1p34Tg8 小さな地場産品店。

初冬の南アルプス　蝙蝠岳🦇へチャレンジして来ました。 蝙蝠岳は百高山で、以前山で会った方が絶賛していた山でもあり、本格的な雪山になる前に蝙蝠岳でテント泊!と狙っていました。 当初は畑薙ダムから自転車で入っていくルートを考えていましたが、塩見〜蝙蝠間の天空の滑走路が素晴らしそうなので、鳥倉林道から塩見岳経由の本ルートに変更しました。 結果は、想定外のラッセルに体力と時間を奪われましたが無事にコウモリ🦇と会え、青空と雪の南アルプスを堪能出来ました〜 一日目 （鳥倉駐車場〜登山口〜三伏峠小屋〜塩見小屋） ７時過ぎに自転車で駐車場を出発、駐車場には私以外の車が止まっておらず、この日の入山者は私だけでした。４合目を過ぎたくらいで雪が出始め、三伏峠から先は雪が結構積もっていましたが、トレースがしっかり付いていたのでアイゼンとピッケルの出番はなく、チェーンスパイクだけで塩見小屋まで無事にたどり着けました。先行者さんに感謝です。 蝙蝠岳でのテン泊が目的でしたが、塩見小屋の避難スペースを見たらあまりにも快適そうだったので「今日はここまでで良いや」とお昼寝&早寝してしまいました。テントを担いで来たのは無駄になりましたが、結果的にこれが良い判断となりました。重いテン泊装備でこの先のラッセルは無理だったと思います。 塩見小屋の避難スペースは最大でも２人用でコンパクトですが暖かくて緊急用のシュラフまで設置してあり、快適です。朝までぐっすりでした。 二日目 （塩見小屋〜塩見岳〜蝙蝠岳〜塩見岳〜鳥倉駐車場） アイゼンとピッケルを装備し、５時半に小屋を出発!　塩見岳山頂付近でご来光を鑑賞した後、今回の山行のハイライトである塩見〜蝙蝠の稜線へ突入しました。 塩見から先は最近入山者が居なかったようでトレースが無く、北俣岳までは雪の多いトラバース面やバックステップで進む必要があるような場面もあり、絶景で頭を冷やしながら慎重に進みました。 北俣岳から蝙蝠岳の手前までは期待通りの快適な稜線です。富士山が浮かぶ雲海を目指して絶景にため息を付きながらサクサク進みました。 しかし蝙蝠岳への取り付き手前に、雪の吹き溜まりやルートが不明瞭な場面が何箇所かあり、なれないラッセルとルートファインディングで時間と体力を消耗しました。 とはいえ苦労した分、蝙蝠岳山頂へ到達したときは達成感!でした。 結局このあたりで時間を取られて、下山はブラックになっていましたが、無理せず臨機応変な判断ができて目的も達成できたので満足の山行となりました。 水場　三伏峠6.5合目仏の清水　ﾁｮﾛﾁｮﾛ トイレ　なし 　　　　鳥倉駐車場の手間展望台には有り

塩見岳と蝙蝠岳へ行ってきました。 塩見岳に行くなら、蝙蝠岳への稜線も歩きたい！それなら私の足なら一泊いるよね。そう思い、塩見岳は私は未踏でした。 この夏、白峰南嶺からみた美しい塩見岳から蝙蝠岳への稜線。やっぱり歩きたい！歩きたい！！！ この週末、土曜日のお天気なら良さそう。1日目に塩見岳と蝙蝠岳を歩いて、2日目は下山に当てよう。行けたら帰りに寄り道で、可愛いと聞いている小河内岳の避難小屋も見てみたいな。 もう三伏峠小屋も塩見小屋も閉まってしまったので、テント泊か塩見小屋の冬期小屋。冬期小屋はとても狭く2人が限度と聞いており、先客がいたら困るので一応テント装備も持って、防寒着でいっぱいなザックを背負って行ってきました！ 心配した避難小屋は、私たちが行った時は空いており、2人分のスペース確保。これで、この日の夜は冷え込む予報だったので、テントだと寒さを心配していましたが、明日の朝まで生きてるなと一安心。 軽荷にして、塩見岳とそして蝙蝠岳へ。 塩見岳へ着くと目の前には美しい蝙蝠岳への稜線。 これを今から歩くんだと、もうこの時点でテンションヤバめ。いざ歩き出すと、反対へ延びる仙塩尾根の美しさも素晴らしく、雲海に浮かぶ富士山も素敵で、そして目の前の稜線の美しさに、もう何ここ、天国なのか？？言い表せない感動でいっぱいでした。 今年はたくさんのお山を歩けましたが、ここに来て蝙蝠岳、ベスト３ランクイン…っていうか、もうNo. 1かも。 蝙蝠岳の稜線をたくさん楽しんだら、夕日を塩見岳で見れたら良いねと戻ります。帰りも絶景に感動しながら、塩見岳へ。風が強くて寒かったので防寒着を着て、夕刻の淡い時間を待ちます。夕焼け時間はとても綺麗で、これまた大感動の１日目、お疲れ様でした。 2日目、予報通りとても夜中に冷え込みました。 朝、外に出てみると薄っすらと雪の白い世界。風も強く、極寒の塩見小屋。テントじゃなくて良かった…。 この日は下山です。寄り道で、三伏峠から小河内岳へ歩く予定でしてが、真っ白だ。三伏峠小屋に荷物をデポして、行けるとこまで行ってみます。ガスと雪で、昨日とは大違いな冬の景色。 とても綺麗なんだけど、稜線にさらされると風が強くて、私には少し辛くなってきた。 申し訳ないけど、途中で諦め引き返すことに。 小河内岳、そしてその先の荒川岳、また今度晴れた日に歩こう。冬の南アルプス、一足お先に少しだけ味わってきました。 歩きたかった塩見岳から蝙蝠岳への美しい稜線。 本当に素晴らしく、絶景と感動のオンパレードで、また絶対歩きたい、そして今度は仙塩尾根も歩きたい。 今回も素敵な楽しいお山歩きの2日間でした。

秋晴れの塩見岳⛰と極寒の烏帽子岳🏔️ を歩いてきました😊 途中雲り空でしたが、塩見岳に近づくにつれて 秋の空に。朝から終日雲海が残り☁️ 最高の天気で蝙蝠岳🦇迄のすんばらしい稜線 が歩けました🥹 そしてそして塩見岳からの夕日に アーベントロート🌄贅沢過ぎ🥹 夜はテント装備でしたが意外に寝れそう だった塩見小屋のちっさな避難スペース を使わせてもらいました😊 外は寒いしテントだと匂い残りそうな 焼肉を満喫🍺 2日目は極寒のアルプス堪能😅 小河内岳の予定でしたがマイナス10度の 強風に耐えられず烏帽子岳の先で撤退🥶 また晴れの日にリベンジですね☺️ 冷え切った体は飯田城温泉♨️でポカポカ 今回登った南アルプスがドーンって ガス抜けてる😅 冷え過ぎたお腹は満津田食堂で満腹🫃 今回も良き山行でした😁 【覚書】三伏山・本谷山・塩見岳・塩見岳（東峰）・北俣岳・蝙蝠岳・烏帽子岳