冬季蝶ヶ岳
常念岳・大天井岳・燕岳
(長野)
2024.02.10(土)
3 DAYS
今回は冬の北アルプス蝶ヶ岳の冬山登山です。KKさんに蝶ヶ岳山行に約束して1年半で実現できました。前回(8年前)来た時よりも、年取ったせいか体にかかる負荷は厳しかった。
1日目(2月10日)
・KKさん寝坊して千葉佐倉ICを6:20頃で、徳澤まで行けるか心配される。
・休憩なしで首都高・中央道を進み渋滞もなく進み、途中コンビニにより沢渡に到着が10:30頃ギリギリ
・登山準備を済ませタクシーに乗り釜トンネル入り口まで進む。11:30頃出発。
・釜トンネル、上高地トンネルを超えた所でチェーンスパを付け進み、大正池、上高地に到着
・KKさんは普段持たない荷物量のせいか、スピードが上がらず徳澤まで行けるか微妙。私もテント一式、銀マット、スコップ、ガスセット(ガス玉大2個)、コッフェルと20Kg程度となり負荷大。(当初は16:00~16:30到着スピードで歩くものの、17時頃になるペース。)
・明神に到着した時にはホッとするが、到着予想は17:10を過ぎる予測。
・徳澤にはギリギリ日があるうちに到着。テント場整地、テント設営を済ませ18:20頃、テントの中に入れた。途中、指の先がこわばり動きが悪い。寒さと思ったが、自宅に帰った時、手先のむくみがと軽いしびれが発生していて血流の悪さから来ていた模様。原因は、ザックが重く血流が悪くなった模様。
・雪で水を作り、19時過ぎから食事に取り掛かり落ち着いたのが20:30頃で、21時過ぎに就寝。
2日目(2月11日)
・昨日の疲れもあり5:30頃、起床して朝食を食べるが調子が悪い。貧血気味である。
・登山準備を済ませ、テントの外に出るが登山口に向かい、急登を登るがやはり具合が悪い。
・登り始めて直ぐに、同じ山岳会メンバーに合い先に進む。
・ここまで調子悪い日は珍しい。私が遅いため、KKさんは先に登りドンドン行ってしまった。
・途中、足も吊り危ないので、大福やアミノバイアル、芍薬甘草湯等を飲み少しづつ回復するが、キツイ。
・1時間30分頃登った所で、KKさんが待っていた。居なかったら下山していたかもしれないな。
・ここからKKさんに少し引っ張って頂き、長塀山を過ぎ、最後の蝶ヶ岳稜線に出た。
・ようやく蝶ヶ岳山頂に到着出来た。目の前の槍、穂高連峰は雲に阻まれ微かに見えている。
たまに雲の間から槍の穂先が見えていた。素晴らしい景色であった。
・写真撮影後は下山を開始して、長塀山で軽い休憩を入れ最後の下山に向かう。
・私は本日の調子も上がらずスピードも出せない。KKさんはドンドン先に行ってしまった。
・2時間20分近く独りぼっちで下山をする事になった。パーティになっていないな。
・下山のため体重が掛かり雪にはまることが沢山あり、疲れも重なり下山スピードは上がらない。ようやく徳澤に到着。
・テントの中に入り、ガスに火をおこし暖を取り落ち着き。昨晩同様、水を作り食事に取掛る。
・疲れすぎてアルコールは喉に通らず、食事後落ち浮いたところでビールで乾杯。
・疲れも重なり20:30頃には就寝してしまった。
3日目(2月12日)
・早朝5時に起床して、朝食を食べて出発の準備に取り掛かる。
・ザックに事前に軽いパッキングを済ませ外に出て、テントを撤収。
・結局出発できたのが8時頃。予定通り。同じ山岳会メンバー7:30頃、下山開始していった。
・1日目の荷物より若干軽い。コッフェル、銀マットをKKさん分担で軽くなったか。テントは雪で水を吸ってかなり重くなっていた。
・昨晩かなり雪が降ったことから、アイゼンを止めわかんを取り付け出発する。
・KKさん1日目と違いスピードが上がり、明神、上高地河童橋に到着。
・河童橋からの焼岳が良く見え、ガスの中に微かに明神方面が見えていた。
・上高地はトレッキングコースのため、かなりの人込みで賑わっていた。
・大正池に到着した時には、ホットした。上高地トンネルの少し前で、わかんを外しつぼ足で進む。
・上高地トンネル、釜トンネルを超え中の湯に到着した時には、やれやれである。疲れすぎた。
・沢渡までタクシーで進み、車を回収して青島温泉「せせらぎの湯」にて3日分の汗を流す。
・途中ラーメン屋に寄る予定でいたが、休み時間のため松本ICから帰路に向かう。
・三連休のため中央道の談合坂SA~小仏トンネルまで渋滞、その先も渋滞模様。
・談合坂SAで昼食と合わせた夕食を食べ、渋滞に突っ込む。40-60分程度の遅れもあったが、何とか通過でき、帰葉出来た。
*KKさんの雪の蝶ヶ岳山行を連れて行くことができ約束を果たせた。私も肉体的疲労、精神的疲労で2日間寝込んでしまい、少し休養が必要のようである。
天気:1日目:晴れ(夕方雪)、2日目(晴れ、山はガス発生、夜は雪)、3日目:晴れ
装備:雪山装備+テント泊装備
メンバー:KKさん、タカちゃん