青い風に乗って県南へ。塩汲岳と矢城山
矢筈岳
(熊本, 鹿児島)
2023.11.25(土)
日帰り
熊本県の南部、芦北町。
晴れた空は青く、透明な風を染めるよう。
南九州西回り自動車道を芦北インターで降り、県道60号線を宮浦川ぞいに進み、矢櫃(やびつ)坂を越えれば松生(まつばえ)の集落です。
そこから右の林道をたどると塩汲(しおくみ)山が見えてきます。
南側の塩浸(しおびたし)集落まで海が入りこんでいた時代に、“塩井採り”の風習で村の代表者が塩水を汲み、清めに使ったと言われています。
人の暮らしと山が、とても近かった頃の名残をたどりましよう。
津奈木町の矢城(やじろ)山も、変化に富む面白い山。山頂展望所の句碑からは八代海が望め、巨岩に立って、めいっぱい深呼吸しました。