【支援先追加のご連絡】 みなさんこんにちは。 紅葉も進み、北アルプスでは里から三段紅葉も見えるようになり、里山が紅葉の最盛期です。 暑い夏も過ぎ、涼しく登山できる時期ですが、3000mの高所では雪山装備も必要になってきております。 今回は、支援先団体として、乗鞍畳平診療所が追加となりましたので、そのご報告をいたします。以下、乗鞍畳平診療所の紹介文です。 ===== 乗鞍畳平診療所は、長野県と岐阜県の県境にある乗鞍岳の登山口である畳平バスターミナルにあり、令和元年8月9日に開設されました。乗鞍畳平診療所は、日本登山医学会で山岳医療を学んでいる有志の医師達が7月~10月の連休までの土曜日、日曜日、祝日を中心に診療しています。 乗鞍岳は、3026mの剣ケ峰を最高峰とし、多くの峰と湖沼、平原を持つ火山群です。乗鞍畳平は2700mと高地ですが、バスやタクシーを利用し短時間で高所まで移動できる事から、子供から高齢者まで簡単に来る事ができる反面、高山病になる方もおられます。また、火山帯で岩や砂地の登山道のために滑りやすく、転倒して怪我をされる方も多くおられます。 当診療所はこのような方々へ診療を行っています。 畳平バスターミナルから剣が峰山頂まで標高差約320m、コースタイムは約1時間半と、日本で最も登りやすい3000m峰と言われ、初心者でも登りやすい山ですが、それ故に経験の浅い登山者が高山の特性を知らず、登高速度が速くなる事で高山病になる方が少なくありません。 救急搬送必要時には、長野県側、岐阜県側どちらも陸路で片道2時間前後、ヘリコプター搬送においては高度制限があるためヘリポートまでの搬送が必要で、その移動も含めると1時間以上を要します。このような環境下で医師が診療できる体制を整え、必要とあれば登山道上まで往診にも出かけます。 乗鞍畳平は、高山植物の宝庫、雷鳥の里、満天の星空の望める高原です。バスで到達できるとはいえ、標高2700m、しっかり高所行動への準備をしてお越しください。診療所は休日のみの開所ですが、登山医学に関するご相談にも応じますのでお気軽にご利用ください。 【支援物資(案)】 支援金額:200,000円 ・雷検知器 1台 22,000円 ・無線機(免許不要タイプ) 2台 70,000円  └予備バッテリー 2台 25,000円 ・体重計 5,000円 ・ベルカ(ベルトタンカ) 25,000円 ・登山道往診用ザック(30-45L)赤 40,000円 ・ など ===== こちらの山岳診療所も関係自治体の補助金で運営を賄っておりますが、診療所に勤務する医師は他県からも多く参加しており、ボランティア(謝金、交通費支給なし)で活動しております。 山岳医療パトロールと違って診療所登録をしており、診察に必要な機材の調達にも苦慮している状態でしたので、少しでも皆様からご支援を届けたいと思い、YAMAP様へ支援先追加をお願いしたところ、先日ご了承頂いた次第です。 YAMAP FUNDING「山岳医療従事者の活動を、持続的に支えるために」は終了となってしまいましたが、予想を超えるご支援を頂いたため、必要な医療器材や物品を揃えられるよう多くの方から頂いた支援金を届けたいと思います。 少しでも山岳医療活動を充実させ、みなさまの安全登山をバックアップできるよう、引き続き尽力して参ります。 今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。 写真①乗鞍畳平診療所は乗鞍バスターミナル内の登山届BOX奥の部屋にあります。 写真②乗鞍畳平診療所所長 上家和子医師 写真③診療所内の部屋の様子 写真④診療所前からの眺め 写真⑤乗鞍岳頂上小屋までご挨拶に行きました。 山岳医療を広めたいプロジェクト 湯本/望月

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