わかってください。 涙で文字が滲んでいるわけではないのでわからないとはおもいますが…(?) ワロックを作って遊んでいます。最近作ったゴレンジャーのワロックの裏話です。 暇だったら読んでみてください。 最初に作ったミドレンジャー、これはワロックとしても始めてつくったものです。他の方が作ったものをみて参考にしたり、ゴレンジャーのことを調べたりして作りました。ゴレンジャーの敵が黒十字軍という名前であったこと、その弱点がカシオペアX線というものであったこと(バルタン星人に対するスペシウム光線みたいなもん)、なのでゴレンジャーの名前の頭文字を並べるとカシオペアになるという、ちょっとよくわからないこじつけなどもわかったので、ミドレンジャーの名前、明日香健二の名前もいれました。作った人の名前と思われる可能性が大ですが、まあべつにいいやということで。 石はトレーニングで行く大芝のお店のそばの太田川の水門の下流で拾ったものです。あまり深く考えず、てきとうに描きやすいものを選びました。 次のモモレンジャー、ワロックを書くために購入したサクラのアクリル絵の具の12色の中にピンクはなかったので東急ハンズで色を購入しました。石はモモレンジャーの母性を活かしたかったので海の石を使いました。場所は宇品海岸、以外と石がなかったので探すのに苦労しました。なるべく丸くてほどよい小ささをしたものを選びました。 キレンジャーは自分のイメージでとにかくおっきいのを使いました。後で調べたら意外とキレンジャーはおっきくなくて小太りなだけなのがわかりました。あとはカレーを食べてるイメージが強かったので全然関係ないカレーの文字もいれました。これのおかげでこれ以降のワロックの石選びがちょっと大きくなってしまう弊害が発生しています。ワロックの文字もちょっと変えて漢字を使ったりしています。石は五日市の八幡川のものです。 一番気を使ったのがアオレンジャーとアカレンジャーです。いつもリーダーで特別扱いのアカレンジャーとちょっとそれが気に入らないアオレンジャー。二人の関係を反映したものにしたかったのでこの2つの石選びは慎重に行いました。まずアオレンジャーはそのナーバスな感じを反映して角が多いものを使いました。なにかトゲトゲしい、ちょっとアカレンジャーに対する反発をもっている感じを出したかったので。じっさい、アオレンジャー演じる宮内洋さんは仮面ライダーV3で人気を博していたため自分が2番手であるアオレンジャーであることをかなり嫌がっていたようで、それがアオレンジャーの演技にも移っていたのだと思います。そんな屈折をもつ人間のほうに親しみを感じてしまう性分なので、アオレンジャーには特別な思い入れがありました。そんなイメージは科学忍者隊ガッチャマンの2番手、コンドルのジョーに受け継がれていきます。ジョーも大鷲の健に対する屈折した気持ちをもっていたのが印象的でした。そんなコンドルのジョーのヘルメットの模様の一部をアオレンジャーのワロックに入れてみたのですが、多分誰も気づいてくれないかと思います。このへんわかってくれる人がいたら一緒に1杯やりたいですね(笑) 最後がアカレンジャー。アカレンジャーは特別なんです。こいつだけ数字の横に翼の絵があるんです。こいつだけ襟が書いてあります。こいつだけワロックの文字が小文字で、エスのマークまでついてるんです。特別扱いなんですよ。でも本人はそれに気づいてないんですよね。それがあたりまえになってるんです。だからアオレンジャーがカチンとくるんだと思います。 アカレンジャーは王道なんで丸いんです。でもちょっと表面がザラザラしてるんです。アカレンジャーの正義は王道すぎて細かいところはちょっとアレだったりするんです。なので裏の色もグレーなんです。白とか黒とかはっきりした色ではないんですよね。ちなみにグレーも東急ハンズで買いました。アオレンジャーは純粋なんです。角はあるけどその表面はつるつるしたものを選びました。アオレンジャーの純粋さを表現したかったからです。その純粋さゆえに角を作ってしまうんですね。そしてアカレンジャーと対立したりしちゃうんです。アカレンジャー、ちょっとそのへんの事にも気づき始めているんです。でもアカレンジャーもアカレンジャーなりに頑張っているんです。そしてアカレンジャーもアオレンジャーもやっぱり正義の味方でお互いを尊重しあっているはずなんです。だから二人の石はどちらも瀬野川の同じ場所で拾ったものなんです。全然違うように見えるかもしれないけど、じつはつながっているんだよ、ということを教えたかったんです。 わかって…もらえるわけないですね(笑) じつはそうなんです。

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