30日午後、スイス最大の都市チューリッヒ(標高408m)にやってきた。  見知らぬ都会。人混みと人種の多様性。放浪感を増幅させる。  中央駅から1.7km(トラムなら5駅)の安宿に3泊(写真1)する。カフェ(1階)が兼営しているホステルで、2~4階が客室と一般のアパートメント。  5月に検索した当時は、民泊も含めて最も安かったとはいえ、4畳半くらいの個室が9800円。バストイレ共同。冷蔵庫や電子レンジはない。昼間は暑いが、一般的に冷房はない。扇風機があったw(写真2の左奥)  収納スペースがない狭い部屋で荷物を広げると、あっという間に雑然としてしまう(写真2)。  「スイスの貧乏学生が上京して一人暮らしを始めたら、こんな感じなんだろうな~」と、またまた放浪感がマシマシになった。  いや、貧乏学生はシェアルームか。  同じ30日午後、チューリッヒ空港に寄り道して、PCR検査を受けた(149㌵=2万860円)。  「日本の厚労省指定の書式」に対応してくれる奇特な医療機関がメインの空港ターミナルにあるのは便利だが、ガラガラだった。待ち時間ゼロ。  入国にあたり、ワクチン接種や抗原検査くらいならともかく、高額なPCR検査まで求めているのは、主要国では今や日本と中国くらい。オミクロン株の特徴とバカンスシーズンを踏まえ、各国は入国規制をなくしている。  検査のお客さんが激減しているのに出店を続ける医療機関などない。少なくともイギリスでは営業態勢が縮小され始めていたから、要注意である。  スイスでの19日間は、圧倒的多数派の24時間ノーマスク生活。アルプス山登り旅における「個人的美意識」を圧倒的に優先させたが、幸い陰性だった。  アルプスの綺麗な空気と天然水のお陰だろう。  ※写真3はチューリッヒ中央駅。新宿駅並みに巨大。

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