令和四年四月十七日、生駒ふるさとミュージアムにて、生駒民俗会の総会と4月度定例会が行われました。 総会では新役員の選出、予算、年間行事が話し合われました。会長は引き続き今木 義法氏です。御年八十九歳の誕生日を先日迎えられたとのこと。益々お元気で活動の中心となって牽引なさることでしょう。 本日の例会では、今木氏による「万葉集と生駒山」と題した講義を拝聴いたしました。万葉集で生駒と関わりのある歌は六首あり、その全てが犬養孝氏の揮毫による歌碑として、生駒市内六ヶ所に設置されています。 当方も、これまでに四カ所を訪問し、その内2か所を撮影してストリートビューに公開しています。 ・四季の森公園 巻12 3032 「君があたり 見つつも居らむ伊駒山 雲なたなびき雨は降るとも」 グーグル・マップ https://goo.gl/maps/fHFupfCBrTYBtv2MA ・高山竹林園 巻15 3590 「妹に逢はず あらば為方無み岩根踏む 伊古麻の山を超えてそ吾が来る」 グーグル・マップ https://goo.gl/maps/DTawxhau64aZhANTA 本日は、講義後に今木会長を筆頭にして、例会参加者で生駒市役所に設置されている万葉歌碑を訪問しました。 巻6 1047 「奈良の故郷を悲しびて作る歌」長歌の生駒山を詠んだ部分を抜粋して刻んでいます。生駒ファンであれば、一度はご訪問くだされ。残る四ヶ所もいずれは撮影したいと思っています。とても一日で見て回れそうにありませんので、マップ上でゆるりと見たいなぁと思っています。 では、では。 追伸: 速報です! 要望の多かった書籍「生駒の古道」再販決定。 発売時期や、場所など、詳細が決まりましたら、お知らせいたします。 写真1 生駒ふるさとミュージアム 写真2 例会参加者と今木会長(生駒市役所にて) 写真3 例会資料と書籍「生駒の古道」

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