人が山に入る形態は、次の三つの形態があるんでしょう。徒歩(登山者)、自転車で、オートバイで、  いずれにせよ、登山の道が削られて、だんだん荒れていくということはあるんでしょう。が、特にオフロードバイクの場合、タイヤの回転トルクが強く、より地面を掘り下げているという問題があるように思えます。  写真は、醍醐の奥の方の、タイヤによってできるわだち。それと、同じところを通っていったオフロードバイク。結構深く、しかも20cm 程度の幅で深く掘り下げるので、人が歩きづらくなります。人はこれを避けて通り始める。すると、またそっちをバイクが通るみたいなことが起きてます。  京都一周トレイルの沢池と鷹峯の間、人が通るにしてもかなり気を付けて通らないといけないような細い山道でも、以前、オフロードバイクで通ってる方がおられました。数年後、その道は(バイクだけが原因ではないとは思いますが)大雨で崩落してしまいました。  信州などの登山道は山小屋が整備している一方、里山の登山道では、税金が投入されていることが多いでしょう。登山者も自転車もオフロードバイクも、そのおかげで通れているわけですが、私たち、崩壊させる人、あなた支払う人、だとこの仕組みが崩壊するでしょうし(現に、コロナもあってすでに信州では厳しい状態が・・・)  そこで、登山道整備等寄付を YAMAP のように始めているところもあるし、ヤマレコで、個人で寄付をしてという GIVE CLIMBING 活動などもあります。私も、できる範囲でやってはいますが、里山の登山道については、登山者だけでなく、オフロードバイクのユーザも含めた持続可能なしくみが課題と感じました。

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