本日は、宇佐7山のひとつである、高山に登って来ました。目的は、オニシバリの花。花言葉は、変わり者(私のことか?笑) 他県は分かりませんが、大分県では絶滅危惧種に指定されている植物。宇佐市では、鬼落山・妙見山でわずかに観ることが出来る。 高山山頂にも少しありますが、中腹付近のガレ場にささやかな群落が。 まだ咲き始めですが、なんとか出会うことが出来ました。マンサク・福寿草など、早春の花はイエロー系が多い。 宇佐7山は、眺望が全くない山が多いのですが、高山はそれなりに。 豊満なおっぱいに似ていると評判の、鬼落山と石井山のライン。右手には、鶴見連山・そして雪を頂く由布岳が。由布岳は、湯布院・九重連山からだと富士山には見えませんが、宇佐市や南大分からみると富士のように。豊後富士と呼ばれる所以です。 山頂が近づくと、メンヒルのような巨石が現れる。彼方には、鹿嵐山が。 山頂には、弥生時代から祭祀が行われてきたと言われる、巨石群があります。昭和30年代まで、祭祀が行われたそうです。 木々が繁っていますが、まずまずの眺望。痛々しく削られた、神体山の稲積山(八幡神降臨の山) バックには、宇佐の市街地が広がります。左手には、天福寺奥の院の岩窟が。奥の院は、高山に向けて造られたように思われます。 更に左に目を移すと、八面山と中津市街地が展望出来ます。そして、中央の谷間が、先日訪れた三光の長谷寺です。 山頂にある、クマノミズキの木には、多数の爪痕が。熊がいるのでしょうか? 多分、鹿の仕業。 当然かもしれませんが、他の登山者には誰一人出会いませんでした。しかし、最初の林道など地元の方?が綺麗に草刈りをしてくれており、快適でした。ロープに助けられての激登り・激下りが癖になる山です(笑)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。