【お薦めの「アドラー本」♪】
ワークアウトの時の「聴く読書」お薦め、その3は、「アドラー本」です。
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アドラーとは、フロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨匠。
日本での著名度は低かったのですが、『嫌われる勇気』の出版で、俄然、注目されるようになりました。
『嫌われる勇気』は、アドラー心理学研究の第一人者である岸見一郎氏と、古賀史健(ライター)氏の共著。
続編が『幸せになる勇気』(同じ著者による共著)。
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『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』は、心理学を学ぶというスタンスで読むと違和感があるかもしれません。
教科書的な必要事項列挙の体裁ではなく、「物語」だからです。
「ギリシャ哲学を専門としながらも、アドラー心理学を研究し実践する哲学者」がいます。
その哲学者の元に、真摯に生きながらも多々迷う青年が訪れ、「ペテンを広めると噂される哲学者を懲らしめるため論破しよう」と目論みます。
続編も、その流れ。
この2冊『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』は、物語ですが、アドラー心理学のコアが詰め込まれています。
例えば…
1)トラウマを否定(原因論の否定)
2)全ての悩みは対人関係(嫌われる勇気)
3)他者の課題を切り分け(他者からの承認を否定)
4)「いま、ここ」(自己受容、そして、共同体感覚の先に…)
これだけじゃわからないですよね…。
興味を持った方は、ググってくださいね♪
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『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』を「聴く読書」すると、私たちの常識が覆されるところが、多々、出てきます。
なので、私たちは「おや?」と思うワケです。
あるいは、「そんなハズはないだろう!」と思うのです。
でも、その「おや?」のなかに、私たち自身を変えるポテンシャルが潜んでいる
のかもしれません。
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お薦め3冊目
『アドラー 人生を生き抜く心理学』は、これも岸見一郎氏の著作。
3冊目は、
『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の物語展開と違い、誤解を恐れずに書くと、教科書的なアドラー心理学の解説書。
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普段から心理学に興味を持つ方だけでなく、「心理学って何?」という方にも、「あなたに変化をもたらすかもしれないアドラー本」をお薦めします。
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