【「体調の見える化」の勧め】

「体調管理」どのようにされていますか? 私は2型糖尿病ということもあり、定期的に糖尿病専門内科、歯科、眼科を受診しています。 あるいは人間ドックの受診。 問題のある体調の変化があった場合、これらの定期受信で捉えることができます。 でも、 「体調管理」の基本は日常です。 つまり、 「毎日の体調管理」をどうするか。

大抵の場合、 日々の体調管理は「感」に頼る! ではないでしょうか。 実は、 人の「感」はバカに出来ないくらい優れたものだと思います。 なので、 「なんだか今日は調子悪いな…」 という時には、 「体の声・心の声に耳を傾けるべき」なのかも。 _/_/ ところで、私は次のように 「体調の見える化」(数値化)をすることで日常の体調管理をしています。

考え方のスタートは、 「感」に頼らないということ。 具体的には、 Bluetooth仕様の「体重体組成計・血圧計」を活用。 毎朝計測して、 データをスマホ(iPhone)にストック。

併せて、 腹囲・体温も測って、それをスマホに手入力。

血糖値は、毎日ではないのですが、任意で計測して、それもスマホに手入力。 スマホにストック(記録)する具体的数値は次のものです。

【体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、BMI、最高血圧、最低血圧、心拍、腹囲、体温、血糖値】

これらのデータは、過去数年分に遡って確認できます。 一番古いものは、2014年。2型糖尿病を宣告されたとき。

これらのデータは、iPhoneを買い換えても、引き継ぐことができます。 _/_/ さて、 人の「感」はバカにならないと書きました。 でも、 「感」に頼るのは良くないとも考えています。 これから少し矛盾したことを書きますが… 「感」に頼ること無く、これらの計測値で、その日の体調を判断。

これを繰り返すと、なんと 「感」も磨かれていきます。 「体調が悪いな」というとき、 体温がいつもより微妙に上がっていたとか、 血圧が高くなっていたとか、 血糖値の上昇が強めだったとか、ということがわかります。 これを繰り返すことで、 「感」が磨かれていく。 これも、 「体調を見える化(数値化)」するメリットです。 _/_/ それから、 「体調を見える化」することで、現在行っているワークアウトをフィードバックして評価・修正することができます。 例えば、 体脂肪を減らすことを目的にワークアウトをしている場合。 数週間レベルで内臓脂肪に変化がなければ、ワークアウト並びに食生活に何か問題(改善すべき点)があるのかもしれません。 _/_/ さて、 私はアンドロイドスマホを使ったことがありません。 なので、以下は、 iPhoneの場合です。 iPhoneには、 「ヘルスデータ」と言って、前述の体調に関わる数値を記録し、溜めるアプリがあります。

このアプリと、 Bluetooth仕様の「体重体組成計や血圧計」などを組み合わせれば、毎朝の計測も2〜3分で終わります。 これらのデータをどう使うかは、人それぞれの工夫でいろいろな拡がりがあるでしょう。 ちなみに、私の場合は、 2型糖尿病で合併症を発症しないための食事療法、運動療法を効果的に継続するため。 そうそう、 糖尿病患者が行う薬物療法(インスリンを打ったり、薬を飲んだり)ですが、血糖値の安定化を達成していて、2020年8月からは薬物療法「なし」です。 主治医からは定期検診の度に、 今のところ、薬は必要ありませんと言われています。 これ、 「ドラッグフリー寛解(かんかい)」って言います。でも完治ではありません。 食事療法や運動療法の手を抜き続けると、血糖値のコントロールが再び出来なくなり、また、薬のお世話に逆戻り。 そして、 合併症(失明、壊疽による足切断、人工透析、心筋梗塞、脳梗塞etc.)併発リスクが高まります。 実は歯周病も、糖尿病の合併症と言われています。 糖尿病の進行が歯周病を悪化させ、また、歯周病の進行が糖尿病を悪化させるという、関係性があります。 なので、糖尿病患者にとって、 定期的な歯科受診と、適正な歯磨き&フロス使用は必須事項です。 必須事項といえば、 糖尿病の進行が眼底出血を起こし、それが失明の契機となるので、定期的な眼科受診も必要。 さらには、壊疽による足切断などのリスクを減らすために、水虫の治療も必須です。 _/_/ ちょっと、話が逸れました。 私の場合の計測ですが、 Bluetooth仕様の体重体組成計と血圧計は「OMRON」のものを、血糖値計測については「リブレ」を使っています。 私は、 OMRONの回し者でも、リブレの回し者でも、Appleの回し者でもありません(笑)。 _/_/ 追記 体調管理の基本は「毎日」と書きました。 数値計測だけではなく、 「充分な睡眠、適正な食生活、適度な運動」は大基本。 そして、 何をもって「充分か?、適正か?、適度か?」というのは、人それぞれ。 なので、 主治医の元、実施できるのが理想です。

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