近くにお気に入りの散策コース(兼トレーニングコース)がいくつかあります。その中から最近一番のお気入りコースを紹介します。遠くの方々には足利をより知っていただく一助となれば幸いです。近くの方には、ここの写真の場所をオリエンテーリングのように、楽しみながら探し、歩いていただけると嬉しいです。 まず、自宅から、苔むした野仏(聖観音菩薩)の所まで歩きます。この写真ではうまく伝わりませんが、とても穏やかで慈愛心に満ちた表情をされていて、掌を合わせていると、何とも言えない幸せ感と静寂に包まれます。近くの山でも遠くの山でも登山前は必ず安全登山を祈ります。 登山口に向かう途中に、思わずウットリする大きなねむの木があります。この下でビール飲んでみたいなぁ・・といつも思いますが、まだ実行には至っていません。「いつもそこにいてくれて、ありがとう」・・小さな声に出して、感謝します。 トレイルに入り、最初は写真のような、(勝手に足利の嵯峨野と呼んでいる)竹林の小径を深呼吸しながら歩いていきます。とっても満ちたりた気持ちになり、ここでも、感謝しかありません。 峠道に突き当り、(多分)江戸時代製の石の「道標(みちしるべ)」があり、ここを右の月谷町方面に峠道を上っていきます。大岩町から月谷町に抜ける峠道で、昭和初期まではよく歩かれていたようです。月谷(つきや)・・ステキな名前でしょ? 稜線(峠)に出ると、地元の方々が「念佛地蔵」と呼んでいる風化した石仏が鎮座しています。季節に応じて、地元の人がお着替えさせているようで、心あたたまります。念佛地蔵に深く合掌します。 両崖山〜天狗山方面に続く稜線を歩いていきます。 途中、右横を向くと、そこに「大岩山と入道雲の夏のコラボ風景」!木々の自然額縁に入れて撮ってみました。やっぱり入道雲はいいなぁ・・少年期に戻ったかのような気持ちになり、ちょっと鼓動が速まります。良き!。 両崖山〜天狗山を越え、さらに四つの小ピークを越え、下っていくと、時代をワープしたかのような錯覚に陥る空間(青面金剛と庚申塔群)に出ます。すぐ下には、観音堂があります。そこで無数の古人(いにしえびと)の祈りが織りなす静かなシンフォニーを全身で感じ、そっと合掌します。 古人にご挨拶したら、来た道を戻り、また天狗山に向かいます。いつもほとんど人と逢いません。夕方歩くと、静かな静かな森の小径的稜線で、ここも良き! また天狗山に戻ってきました。空と山々のシルエットが綺麗な時は、そこでしばし空を見上げ景色と風を楽しみます。写真の夕景は、昨年撮影したものです。空気が澄んでいる時は、丹沢山系から奥多摩、奥秩父、西上州、浅間、榛名、赤城、皇海、奥日光・・等の山々の大パノラマが眺望できます。関東平野もスカイツリーも東京高層ビル群も見えます。日本アルプス等の山に出かけ帰ってきた翌日は、必ずと言っていいほど、ここの夕景に無性に逢いたくなって、来てしまいます。 帰りたくない!下山したくない!・・そんな気持ちを無理やり吹っ切るために、麓に向かって一気に駆け下りることが多いです。ほんとうは、お山に乱暴にせずに、優しくそっと歩いてあげたい、と思いつつ・・・まだまだエゴが勝ってしまう未熟な自分です。 このルートを歩いていると、今が令和であることをしばしば忘れてしまいます。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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