この世の最上のわざは何? 楽しい心で年をとり、 働きたいけれども休み、 しゃべりたいけれども黙り、 失望しそうなとき希望し、 従順に、平静に、おのれの十字架をになう。 若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、 ねたまず 人のために働くよりも、 謙虚に人の世話になり、 弱っても、 もはや人のために役立たずとも、 親切で柔和であること。 老いの重荷は神の賜物、 古びた心に、 これで最後のみがきをかける。 まことのふるさとへ行くために。 おのれをこの世につなぐくさりを 少しずつはずしていくのは、 真にえらい仕事。 こうして何もできなくなれば それを謙虚に承諾するのだ。 神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。 それは祈りだ。 手は何もできない。 けれども最後まで合掌できる。 愛するすべての人のうえに、 神の恵みを求めるために。 すべてをなし終えたら、 臨終の床に神の声をきくだろう。 「来よ 我が友よ、われなんじを見捨てじ」と。 https://youtu.be/eknXDMe3kEo  上智大学学長も務めたヘルマン・ホイヴェルス神父(1890-1977)が、ドイツに帰国後、南ドイツの友人から贈られた詩。

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