【軟水と硬水】 名台詞「Here's looking at you, kid.(君の瞳に乾杯)」で有名な映画「カサブランカ」のラストシーン。フランス人ルノー署長が、ドイツの将校シュトラッサー少佐を撃ち殺したリックを見逃した後に、手に取ったボトルがヴィシーの水(当時の親ドイツ政権のフランスの首都はヴィシー)だったことに気づいてゴミ箱に投げ捨てるシーンがある。 ヨーロッパの水は長期間地下にあることにより硬水(もちろんヴィシー水も)が殆どだが、日本は国土が狭く伏流している時間が短いので、軟水が多い。 ご飯を炊く、コーヒーを淹れるには軟水、肉料理などクセを取る必要がある時は硬水、と一般的に言わる。お茶を入れるのも軟水がよろしいようで。 しかし、硬軟の字面か想像するネット記事は多いけど、なぜ軟水が良いか、という学術論文を見つけていないので(どこかにあるのだろうけど)、結果オーライかも知れない。 私が定期的に汲む南小国町の立岩水源は極めて軟水で、何の特色もない。美味しくもないし、まずくもないし・・・。コーヒーや炊飯で、水が個性を主張すると、困りますからねぇ。 名水百選とか環境省が指定していますが、全部飲料にできるわけではないし、水質表示もなされていないところが圧倒的に多い。何で「名水」なのですかな? あちこちに上等な軟水はあるかと思いますが、関東では栃木県の尚仁沢湧水がその道では有名。高原山の麓に湧出していますので、お近くに行かれた時はどうぞ。(ただし、高原山はクマさんのメッカですので、ご注意を) 写真は、映画「カサブランカ」、立岩水源(熊本県南小国町)、河宇田湧水(大分県竹田市)、尚仁沢湧水(栃木県塩谷町)の順。

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