有珠山は今なお活動を続ける活火山です。最高地点の大有珠(733m)をはじめ山頂周辺は立ち入り禁止ですが、中腹の標高540mまで有珠山ロープウェイでアクセス可能。ここから有珠山の中腹を歩く山歩道で、ダイナミックな景観を満喫できます。
途中には火口原展望台・有珠山展望台・外輪山展望台やトイレも設置されており、荒涼とした火口の景観だけでなく、晴れた日には北側に広がる洞爺湖や羊蹄山までを見渡す絶景が広がります。
有珠山とともに日本の地質百選に選定され、1944年に有珠山の火山活動で突然隆起が始まった昭和新山。ロープウェイの山麓からすぐに見上げられる異様な姿は、まさに地球が生きていることを感じられます。
2022年には、洞爺湖展望台のMt.USUテラスが、さらに広くなってグレードアップオープン。洞爺湖や昭和新山をながめながら、パートナーや友人たちとプライベートシートでゆったりと眼下の絶景を楽しめるようになりました。
1910年、有珠山の寄生火山・四十三山が噴火して生まれたのが洞爺湖温泉。「ゆとりろ洞爺湖」では複数の源泉からの湯が混合されて供給されるため、日によって湯の趣きや色合いが異なるそう。同温泉によると、中性のpH値6.7は化粧水と同じ値で、肌にやさしい泉質とのことです。
2つの大浴場の内湯は源泉かけ流し、約2時間で浴槽内の湯が入れ替わるので新鮮な温泉をいつでも堪能できます。