今シーズンのテント泊の〆山行
北岳・間ノ岳・農鳥岳
(山梨, 長野)
2022.10.29(土)
2 DAYS
タイトル通りです。
今年、奥穂に登ってから意識し出した日本第2位の北岳。
どうせなら白峰三山縦走しようと計画していたが、天気や仕事の都合でなかなか決行出来ず、そうこうしてたら初雪の便り😱
間違いなくテン場の気温はマイナス。
手持ちのシュラフの対応温度を考慮して化繊のブースター的なヤツ(シュラフの対応温度帯を5℃広げる)、ダウンと靴下の上に更に履くヤツ。
考えうる対応策を準備。
更にYAMAPで近々のテント泊山行の投稿見て、質問させて頂いたりと。
で、恒例の金曜夜発ちで向かうがこのところの寝不足で途中仮眠取りすぎて、駐車場着いたの5時半過ぎ😱
そうです、始発と2本目のバスに間に合わないと言う大失敗。
仕方なくジャンボハイヤーにしましたが、7時発との事で初っ端から大幅遅れ。それでも登山口から既にサイコーな天気なら「やっちまった事は仕方ない」と思える程でした。
登山口から白根御池小屋までもそこそこの登りだが、草すべりは登る先が見えてる分精神的にキツい。更に雪が踏み固められアイスバーン状態。
気をつけて登ってると、案の定先行パーティーの1人が滑って軽く滑落。幸い大事ではなかったが、益々気を引き締めて。ようやく主稜線に乗ると眼前に仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳がドーン。
そこから空腹の2人頑張って肩の小屋まで辿り着き、特製ラーメンを食す。
これがまた五臓六腑に染み渡る❗️これで北岳への体力気力共に回復。
それでも、テント泊装備に加え3000メートル近いので流石に体も重くペースが上がらん😅やっとの事でたどり着いた北岳山荘。思ったよりも大きかった。今年は改装中でテント泊のみ営業。トイレ、売店はあります。受付の小屋番さんはとても優しく好印象でした。思っていたより張り数も多くなく割と自由に張れました。我が家の設営後は慌ただしく夕食の準備。
今晩は初トライの「すき焼」❗️
肉さえしっかり冷凍しとけば意外と簡単でした。あまりに外寒すぎてテント内で調理してさっさと食べて、娘が寒くない様にナルゲンで湯たんぽ作りさっさと就寝。夜中何度か寒くて私は起きたが、結局娘はぬくぬくで起きなかったらしい。朝食は夕飯の残りにうどん投入。汁も残らずするっと食べれました。
間ノ岳へは、アタックザックに行動食とお湯、手袋入れて出発。
テン場から稜線に上がると結構な風。しかも、だいぶ寒い🥶
目指す頂までには凍結路ありニセピークあり鎖場、岩場とバリエーション豊かな縦走路でした。たどり着いたピークからは最高の展望でした。が、やはり寒い。写真撮ってから岩場に隠れて行動食とお湯飲んで体を温める。
復路もスリップに気をつけて。
テン場到着して、テント撤収。天気も良く風もあったので結露も乾いていて片付け楽チン。
食料や水の減った分だけ娘のザックは軽くなってるが、私の分は変わらず。むしろ若干重い?
ここから北岳への登りがやっぱりキツイ。肩の小屋に腹ペコで到着。スペシャルカレーを頼むと小屋の方から「結構食べれます?」と二つ返事すると大盛りご飯に豪華なトッピング。聞くとこの日が小屋閉めらしく食料などを使い切るためのサービスだと。
有難い心遣い。大変美味しく頂きました。
あとはひたすら下るのみ。バスの時間もあるし安全かつ迅速に。
3時前に広河原到着。バスの時間確認すると16:40😱
アレ?3時台ないやん!また、やらかした〜
最後の望みはジャンボハイヤー。待っているとタクシー来た〜
すかさず乗り込み無事駐車場。
今回で一応今シーズンのテント泊は〆になりました。
初っ端からミスあり想定外の気温だったりとバタバタしたりもしましたが、終わってみたら天気にも恵まれ、新たな経験をしたり、他の登山者との交流もあり、とても思い出深い山行になりました。
娘もだいぶ登山に、慣れてきてそこそこの荷物も背負えるし、テント設営撤収も出来、ルートファインディングも少しずつですがする様になってきました。山を通して成長が見られるのも親としての楽しみ❗️
これだから登山はしんどいけどやめられない❗️