“KISOJI (木曽路)” DAY 2 - Hike & Bike JAPAN Part2/3 (妻籠宿 - 須原宿)

【STORY】  全国に先駆けて江戸時代の街並みの保存運動が行った妻籠宿には、出梁造りや千本格子を備えた建物、復元された高札場などの見所がたくさん。博物館になっている脇本陣奥谷はぜひ、朝のうちに出かけたい。妻籠宿を散策した後、三留野宿へのハイクをスタート。街道沿に一里塚や石畳、茶屋の跡、木曽義仲が兜を奉納した「かぶと観音」が次々に現れる、歩き甲斐のあるエリアだ。  妻籠宿からおよそ6kmの三留野宿は、大火によりかつての面影は失われているが、「木曽路はすべて山の中」(『夜明け前』)という有名な一説を体感できるのが三留野宿の先、木曽川屈指の難所と呼ばれた「羅天の桟道」付近である。かつては木曽川べりに迫る断崖に道がつけられていたが、現在は国道を辿りながら野尻宿に向かう。  野尻宿は、外敵を防ぐための曲がりくねった街並みが特徴的。宿場町を出たあたりで江戸側を見やると、中央アルプスの素晴らしい眺望に恵まれる。2日目の目的地の須原宿は、かつては清水が湧く宿場町として知られており、軒先には木曽五木の一つ、サワラの丸太をくりぬいた水舟が置かれている。木曽路の古刹、定勝寺も訪れたい。 【“木曽路” DAY 1 (落合宿 - 妻籠宿)】 https://yamap.com/maps/9653 【“木曽路” DAY 3 (須原宿 - 福島宿)】 https://yamap.com/maps/9657 【Hike & Bike JAPAN “KISOJI” Part 1】 http://hiketobike.com/books/kisoji 【Hike & Bike JAPANについて】 トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』による書籍シリーズとして新たに誕生した『Hike & Bike Japan Cultural Travel Guides』は、日本各地に残る古い街道や地域性豊かなローカルな道を、美しい写真とマップ、全編英語のテキストとともに紹介する、歩く旅や自転車旅が好きな人のためのガイド本。古道を歩き、自転車で各地をめぐることで出会った風景、文化、歴史、食、旅のストーリーを通して、日本の魅力を体感する旅のスタイルを提案します。 「Hike」(古道を歩く旅)、「Bike」(ローカルをめぐる自転車旅)の2つのカテゴリーで、約3日間の旅のプラン、ルート、地域の見どころを紹介します。 http://hiketobike.com

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  • 南木曽岳

    標高 1679 m

    南木曽岳(なぎそだけ)は、木曽山脈(中央アルプス)南西部、長野県南木曽町にある標高1,679 mの山。日本三百名山に選定されていて、長野県の「県自然環境保全地域」の指定を受けている山である。 木曽山脈(中央アルプス)の主稜線から西に派生する尾根上にある。御嶽山、木曽駒ヶ岳とともに、木曽の三岳に数えられており、古くから信仰の山として修験者に登られていた。また、木曽地域で登山対象の山として、南木曽岳・風越山・糸瀬山の3山が、木曽三山と言われている。花崗岩質の岩山で、山頂付近では花崗岩の巨石が乱立し、鏡ヶ池と呼ばれる池と避難小屋がある。山頂部には点名「南木曾」の二等三角点があるが、樹木に覆われていて展望はない。三角点の北東100 m程の位置に、標高1,679 mの最高地点となる標高点があり、周辺の岩の上からは、御嶽山、北アルプス、中央アルプスなどの視界が良好な箇所かある。 別名が、「泣きびそ岳」、「金時山」、「揚籠山」(あげろやま)であり、『金時の産湯の池』伝説のある池がある。また金時が生まれたと伝えられる『金時の洞窟』がある。

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