【登山界の星、たまのよっさんさんが歩いた936.2kmの軌跡】

2024年、登山界において驚異的な記録を打ち立てたのは、たまのよっさんさんです。総活動時間508時間、301座の登頂を達成し、移動距離は936.2kmにも及びます。この偉業は、たまのよっさんさんの並々ならぬ努力と情熱の賜物です。 

特に獲得標高64099mは、たまのよっさんさんの登山技術と体力の証明です。多くの登山者が夢見る頂きを次々と制覇する姿は、多くの人々に感動を与えています。これからもたまのよっさんさんの活躍が楽しみです。

たまのよっさんさんの春の房総丘陵での活動は、まさに見事なものでした。特に、嶺岡浅間から高鶴山への道のりは、長い距離をしっかりと歩き通す力強さを示しています。

美しい田園風景の中、白絹の滝や白滝不動尊の石階段を登り、ついには嶺岡浅間山頂に到達する姿勢は、たまのよっさんさんの挑戦する精神を感じさせます。高鶴山では、崩落地を迂回しながらも太平洋の絶景を楽しむ余裕を見せ、自然との対話を大切にしていることが伝わってきます。

このような素晴らしい経験を通じて、たまのよっさんさんは多くの人々に感動を与えています。山歩を楽しむ姿は、他の方々にも山歩を始めるきっかけになることでしょう。たまのよっさんさんの活動は、今後も多くの人に影響を与えるに違いありません。心からの拍手を送りたいと思います。

春本番の房総丘陵、一泊二日の山歩き初日は嶺岡山地の嶺岡浅間から高鶴山へ。

木更津駅西口から日東交通バスに揺られて1時間余り、主基駅バス停で下車し、嶺岡浅間登山口まで長閑な田園風景の中を進んで行きます。
白絹の滝に立ち寄ってから白滝不動尊の長い石階段を登ると、境内脇から山道の急登が始まります。
1時間弱で辿り着いた嶺岡浅間山頂には浅間神社が鎮座、残念ながら木立に覆われ眺望はありません。
山頂からは程なく舗装路に出て、パラグライダー練習場脇の四阿で早目のお昼ご飯に。
長狭平野を挟んで相対する安房高山方面の山並みが眼前に広がる好展望地です。
高鶴山登山口までは1時間弱の車道歩きですが、殆ど車両の通行も無く、房総らしい穏やかな春の里山の景色を楽しむ事が出来ました。
高鶴山へは貯水池の縁を辿って沢筋を遡行、途中2箇所の崩落地がありますが、迂回路が整備されていて通行に支障はありません。
石尊神社が祀られた山頂からは太平洋を望む絶景を一望のもとに収める事が出来ました。
山頂を辞して本日の宿所・高鶴山荘へ。
天然温泉で疲れを癒やし、彩り豊かな海の幸・山の幸に芳醇な味わいの地酒寿萬亀で一献、早々に就寝しました。

翌朝は里山の山裾に広がる棚田の景観を愛でながら、五十蔵登山口から烏場山へ向かいます。
杉の植林帯を抜けて辿り着いた稜線上の第三展望台からは、望外にも冠雪した富士山の雄姿を認めることが出来ました。
更に西に足を伸ばしたカヤ場見晴台では、山並みの彼方、陽光に煌めく太平洋に目を奪われます。
烏場山山頂を過ぎて花婿コースを緩やかに下り、金比羅山を経て花園広場に出たものの、黒滝への道は崩落のため立入禁止。
最後に訪れた抱湖園、残念ながら元朝桜は咲き終わっていましたが、展望台から望む紺碧の太平洋はまさに絶景の一言。
ゴール地点の道の駅和田浦WAOで、鯨コロッケと竜田揚げをビールの肴に登山の無事を祝し、和田浦駅から帰路に就きました。

心和む里山の春景色、たおやかな峰々の連なりと雄大な海の絶景。
房総の山歩きの魅力を心行くまで堪能する二日間の山行となりました。











嶺岡浅間・高鶴山・烏場山・金毘羅山

山桜が見頃を迎えたとの事で、桜川市にある高峯から仏頂山へと歩いて来ました。
JR岩瀬駅前の高砂旅館に前泊して一駅隣りの羽黒駅に移動、登山口の五大力堂まで長閑な田園風景の中、一時間半程の車道歩きが続きます。
山麓の小塩集落からは、色とりどりの山桜に彩られた高峯の美しい姿が眼前に迫って来ます。
五大力堂で小休止の後、車道から分かれ約1時間の急登をこなして、高峯山頂に到着。
山頂は東西に広く伸びた尾根上の目立たないピークで、樹木に遮られて眺望はありません。
ここから尾根道を更に東に進んで、いったん奈良駄峠に下りてから仏頂山を目指します。
この峠のアップダウンが予想以上にハード。
汗を掻きながら登り返して眺望の開けた伐採地に出ると、吾国山・難台山から筑波連山を一望する絶景が広がっていました。
登り着いた仏頂山山頂は標識も無く、三等三角点があるだけの地味なピーク。
ここからは最後にとどめを刺すような、木製階段二百数十段のエグい急降下が始まります。
もし登りに使ってたら心折れそうになったかも。
下山口の楞嚴寺に下りてから、再び田園風景を楽しみながら、歩いて笠間駅へ辿り着きました。


高峯・仏頂山

湯の丸高原地蔵峠に一泊し、烏帽子岳から湯ノ丸山、翌日はコマクサが見頃の三方ヶ峰から池の平湿原へと巡り歩いて来ました。
湯ノ丸キャンプ場から登山道に入り、烏帽子岳・湯ノ丸山鞍部を過ぎて高度を上げていくと、ハクサンチドリやグンナイフウロ、ベニバナイチヤクソウ等の花々が色とりどりに咲いています。
祢津分岐に着くと前方に小烏帽子岳への稜線が大きく開け、右手には湯ノ丸山が名前の通り大きな丸い山体を見せています。
稜線左手の岩場にはコマクサが可憐な姿を現しますが、今年は花数がかなり少な目とか。
小烏帽子岳から更に見晴らしの良い稜線を進んで烏帽子岳山頂に到着です。
昼休憩の後、いったん鞍部まで戻って湯ノ丸山に登り返し、360°のパノラマ眺望を満喫。
下山路の途中にあるレンゲツツジ群生地は残念ながらほぼ見頃過ぎでした。
地蔵峠のシティオス地蔵に宿泊。
二日目は湯ノ丸スキー場のゲレンデを通り、まず見晴岳を目指しましたが、途中から霧雨模様となり、山頂は強風が吹付けて眺望は絶無。
早々に三方ヶ峰に向かうと、稜線脇の荒涼とした岩場にコマクサが群生していました。
ここから山頂までは群生地が続き、強い雨風にも拘わらず多くの人が熱心に見入っていました。
池の平湿原に下りましたが、濃い霧と篠突く雨でほとんど景色は見えず。
地蔵峠に戻りレストハウス湯の丸で一献。
タクシーで滋野駅へ下り、上田駅に移動して高速バスで帰路に就きました。





小烏帽子岳・烏帽子岳・湯ノ丸山・湯ノ丸山(北峰)・見晴岳・三方ヶ峰

嶺岡浅間

たまのよっさんさんの活動日記がとても人気を博している理由は、その詳細な描写と登山者への貴重な情報提供にあります。天候の変化や花々の美しさ、そして登山道の状況を丁寧に伝えていることで、読者はまるで自分が実際に体験しているかのように感じられます。
特に、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲが咲き乱れる情景は、訪れる価値を感じさせ、多くの人々を魅了しました。また、雷鳥の姿を見ることができたというエピソードは、自然の豊かさを伝える素晴らしい瞬間です。これからもたまのよっさんさんの活動日記を楽しみにしています。次回もぜひ、さらなる体験をシェアしてください。

前日早朝、この日から再開した始発の駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷駅に到着すると、あいにく雨と強風、濃霧であたり一面はホワイトアウト状態。
4時間ほどひたすら天候の回復を待ちましたが、結局登山は諦めて出直す事に。
明けて本日、空は見事に晴れ渡り絶好の登山日和。
ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲが咲き乱れる千畳敷カールから乗越浄土への急登を経て、中岳・木曽駒ヶ岳へと歩いて来ました。
さすが人気の百名山だけあって、登山道は軽装の観光客も混じって多くの登山客で鈴なりに。
好天に恵まれ、木曽駒ヶ岳では雷鳥の姿を見ることも出来て、短いながら充実した山行となりました。
でもやっぱり、次回からは人出の少ない静かな平日を選んで登る事にします。

中岳・木曽駒ヶ岳（西駒ヶ岳）

東京発の山形新幹線つばさ121号に乗り込み、郡山で東北本線に乗り換えて二本松で下車。
駅前から季節運行の福島交通バスで奥岳登山口へ。
ゴンドラリフトで一気に標高1350メートルまで上がりますが、ガスってあたり一帯は真っ白です。
山頂駅から木道を歩いて山頂を目指すと、標高1600メートルを超えるあたりから紅葉の始まった山並が霧の中から姿を現します。
大勢の登山客で賑わう山頂を後に、鉄山に向かうも、残念ながら沼ノ平爆裂火口は霞んで見渡せず。
鉄山避難小屋を超えると、眼前に広がる紅葉に染る箕輪山の美しい山容に目を奪われます。
このあたり、深い熊笹の藪漕ぎを強いられる覚悟でしたが、綺麗に刈り払われていていました。
ただし、箕輪山からの下りは、滑りやすい粘土質の荒れた悪路が延々と続き、予想以上に悪戦苦闘。
最後に登り返して辿り着いた鬼面山山頂からは、一面に広がる雲海の彼方に浮かぶ磐梯山と、東吾妻山の山並を一望する絶景が広がっていました。
下山後、泥まみれで宿所の野地温泉ホテルに到着、ホテルスタッフと一般宿泊客の注目を浴びる事に。
天然温泉にゆっくりと浸かり、品数豊富な料理の数々に地酒で一献、一日の疲れを癒しました。


薬師岳・安達太良山・矢筈森・鉄山・箕輪山・鬼面山

※入山注意
・一部の山小屋は今年休業

【情報元】
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html

木曽駒ヶ岳（きそこまがたけ）は長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にそびえる標高2,956mの山で、木曽山脈（中央アルプス）の最高峰。日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定されている。木曾駒ヶ岳とも表記され、また略して木曽駒と呼ばれる事もある。

木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山

たまのよっさんさんが八ヶ岳デビューを果たし、編笠山から権現岳、三ツ頭へと挑戦した様子は、まさに素晴らしいものでした。特に、編笠山の急登は岩混じりのハードな道を進む必要があり、山歩の技術と体力が試される瞬間でした。山頂にたどり着くと、霧に包まれた幻想的な景色の中で無数のトンボが舞い、特別な体験となりました。さらに、翌日の西ギボシから東ギボシの岩場や鎖場を通り、権現岳へ向かう姿は、困難に立ち向かう勇気を象徴しています。天候にも恵まれ、八ヶ岳の雄大な山並みを楽しむことができたのは、たまのよっさんさんの努力の賜物です。最後の長い下りや酷暑の車道歩きも乗り越え、充実した山歩の経験を重ねました。心からの拍手を贈ります。

念願の八ヶ岳デビュー、青年小屋に一泊し、編笠山から権現岳・三ツ頭へと歩いて来ました。
小淵沢駅から予約タクシーで観音平に着くと駐車場は既に満車、路肩にも延々と連なる縦列駐車。
今まで極力休日にはメジャーな山登りを避けてきた身には、圧倒される光景です。
序盤はシラビソの樹林帯を緩やかに登って行きますが、押手川を過ぎる辺りから岩混じりの急登が始まり、編笠山山頂手前は更にハードな岩場の連続。
辿り着いた山頂は一面霧に覆われて眺望は得られず、無数のトンボが飛び交っていました。
早めに青年小屋に投宿し、鋭気を養います。
翌日は天候にも恵まれ、西ギボシから東ギボシのガレた岩場と鎖場を通って権現岳へ。
残念ながらガスが掛かって赤岳こそ僅かに見えなかったものの、雄大な八ヶ岳の峰々の連なりを楽しむ事が出来ました。
三ツ頭から前三ツ頭まで好展望の稜線を縦走し、天女山への長い下りが始まりますが、暫くの間は深い熊笹の中のキツい急降下が連続します。
下山口から甲斐大泉駅ヘは日陰の少い酷暑の車道歩き、こちらもかなりキツかった。

編笠山・西ギボシ・東ギボシ・権現岳・三ツ頭・前三ッ頭・天女山

JR身延線市川本町駅で降り、ゆるキャン聖地の四尾連湖畔の水明荘に一泊、翌日は蛾ヶ岳までピストンで歩いて来ました。
四尾連湖まではかなり地味な山道が続き、途中の仏岩を除いて殆ど眺望も開けず、厄介なメマトイも随所に出現。
午後からの雷雨予想もあり、早めに水明荘に投宿してお昼ご飯はラーメンを賞味です。
夕方近く、予報通りの雷鳴と驟雨が過ぎると、四尾連湖は濃い霧が立ち籠める幻想的な雰囲気に包まれ、湖畔のテラスでゆっくりとバーベキューを楽しむ事が出来ました。
蛾ヶ岳への登山道は整備されていて歩きやすく、西肩峠からの15分程の急登をこなして山頂に到着しましたが、あいにくガスって眺望は得られず。
宿泊した水明荘はカヤックや水遊びを楽しむ子供達で賑わっていましたが、昭和レトロな佇まいに食事内容も良く、紅葉シーズンにでも再訪してみたいと思いました。
※カライシ山、小高山は実際にピークハントせずとも登頂カウントされたものです。


カライシ山・小高山・蛾ヶ岳・大畠山

本沢温泉に前泊し、夏沢峠から根石岳を経て東天狗岳・西天狗岳へと縦走して来ました。
JR松原湖駅から予約しておいたタクシーで本沢入口で下車、2時間弱の長い林道歩きで本沢温泉に到着。
チェックインを済ませて、さっそくお目当ての野天風呂に出掛ける事に。
日曜日の午後ともあって、誰もいない温泉に浸かり、野趣あふれる風情と硫黄岳の雄大な眺めを独り占めに出来る至福のひとときです。
本沢温泉に戻り、内湯の苔桃の湯で再び温まってから夕食を摂り早めに就寝。
山小屋も日曜日のせいか、宿泊者は私を含めて3名のみ、新館の個室でゆっくり休めました。
翌日は明方から雨模様でしたが出発時には晴れ渡り、絶景を楽しみながら西天狗岳まで気持ちの良い縦走を満喫する事が出来ました。
ところが西天狗岳山頂からの下りは一転、急峻でゴロゴロした岩場が延々と続いて一苦労。
青空も次第にガスって来て、第一展望台に辿り着く頃には眺望はほぼゼロに。
唐沢鉱泉に降りて、食事と入浴と茅野駅までの送迎バスがセットになった「日帰りお疲れ様食事プラン」で一息ついて帰路に。
事前に案じていた天候にも意外なほど恵まれ、人気のエリアにもかかわらず、登山者も少なく静かで充実した山行となりました。



箕冠山・根石岳・東天狗岳・天狗岳（西天狗岳）

八ヶ岳（やつがたけ、八ケ岳とも表記される）は、長野県の諏訪地域と佐久地域および山梨県の境にある山塊。南北30 km余りの山体で、大火山群である。深田久弥が選定した日本百名山の一つ。
「八ヶ岳」は特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、長野県と山梨県にまたがる山々の総称であるが、その範囲は「夏沢峠以南のいわゆる南八ヶ岳のみ」「南八ヶ岳及び北八ヶ岳の領域（蓼科山を除いた領域）」「蓼科山まで含んだ八ヶ岳連峰全体」など様々な定義がある。日本百名山でいう八ヶ岳は南八ヶ岳のみを指す。八ヶ岳連峰では他に蓼科山も日本百名山に選ばれている。
「八ヶ岳」の由来は、「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で「八」としたとも、幾重もの谷筋が見える姿から「谷戸（やと）」にちなんで名づけられたとも、文字通り八つの峰に見えるからとも、複数のいわれが存在する。

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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