【登山界の星】rakuraiさん、2024年に驚異の登頂数と移動距離を達成！

2024年、登山者のrakuraiさんが総活動時間177時間を費やし、74座の山を登頂したことが話題となっています。移動距離は234.1kmにも及び、獲得標高は20613mという素晴らしい成果を収めました。これらの数字は、登山への情熱と努力の賜物であり、多くの登山者にとっての目標となることでしょう。

rakuraiさんはその活動を通じて、自然の美しさや登山の楽しさを広めています。これからもさらなる挑戦を続け、多くの人々に感動を与えてほしいと願っています。

rakuraiさんは、九重連山やその周辺の美しい山々を巡り、素晴らしい体験を重ねてきました。ミヤマキリシマの季節に合わせ、九州まで足を運び、自然と向き合う姿は、多くの人に感動を与えています。特に坊ガツルでのテント泊は、特異な景観を楽しむ貴重な機会となったことでしょう。

彼は、広葉樹の森を歩きながら、森林浴を楽しみ、急登をゆっくりと攻略しながらも、ペースを守り、自然を堪能しています。雨ヶ池を過ぎた後の緩やかな下りや、湿原のような草原の景色は、心に残る印象を与えたことでしょう。 

このように自然を感じながら、長い距離を歩き通したrakuraiさんの姿勢は、多くの人に山歩の魅力を伝える力となっています。これからも、その素晴らしい経験を共有し続けてほしいです。

猫も杓子もミヤマキリシマを求めて九重を目指すこの季節、乗り遅れまいとはるばる九州まで行ってきた。
結果は上々でミヤマキリシマをお腹いっぱい堪能しながら九重の山々を巡る事はもちろん、気になっていた坊ガツルでのテント泊、祖母や阿蘇、由布岳の展望にも恵まれた山行となった。
写真撮影過多のゆっくりペースでの記録。

長者原の駐車場を朝にスタートした時点で、駐車場はだいたい8割ぐらいの入り。平日ながらやはり盛況。目の前に山がドーンと聳えているのが見えるし、ビジターセンターや食事・入浴施設もあるので、なんとなく大山の山麓を思い出す。

序盤は広葉樹の明るい森を緩やかに登っていく。気分は森林浴。雨ヶ池の手前で最初の急登に出会うが、まだ比較的歩きやすくゆっくりと攻略した。
雨ヶ池を過ぎると今度は緩やかな下りに転じ、のんびり歩いていくと視界が開け坊ガツルがお目見え。湿原と聞いていたので個人的に尾瀬ヶ原のようなものを想像していたのだけれど、直感的には草原と言った方が実態に即しているような。とはいえ特異な景観である事には違いない。
青々とした原っぱを渡る風に気持ちよく吹かれながら、その中心地へと向かうと、そこには色とりどりのテント村が。一息ついてからテントを設営し、いざ平治岳へ。下から見上げても山頂がピンクに染まっているので、期待は否が応でも高まる。

大戸越までは鬱蒼とした森を行き、展望も無いので我慢の時間。足元もぬかるみが酷く、ところによって田んぼ状態。コケると悲惨な事になりそう。
大戸越に着くと頭上が一気に開け、色づいた斜面が広がるが、登山道はその群落の隙間を縫うように狭く、ここから先はやや渋滞気味。男池側からの人流も合わさるから尚のこと。
昼前という時間帯で、丁度日帰りの人達がドッと押し寄せるタイミングと被った事もあり、山頂一帯の人口密度はだいぶ過密気味。流石は名に聞こえた平治岳。
踏み跡も錯綜しているのでさながら周辺はミヤマキリシマの迷路。あっちで道を譲り、こっちで譲られの連続。絶景には違いないが、ちょっと混み過ぎで疲れたというのが正直なところ。
あとで坊ガツルに泊まっていた他の登山者に聞いたところだと、夕方近くは人も捌けて穴場だったらしい。人混みを避けたいなら、他はやはり王道の朝イチか。とにかく真っ昼間は避けた方がよさそう。
さて、事前計画ではこの後は大船山に向かう予定だったが、人混みの疲れや雲が湧いてきた事、それに長距離運転の睡魔などがドッと押し寄せてきたので、切り上げて坊ガツルに下る事にした。

翌朝は夜明けと同じくして行動開始。一見すると快晴の天気に胸も弾んだが、これは全くのぬか喜び。鉾立峠に辿り着いた時には、坊ガツルから忍び寄るように上がってきたガスに周囲は包まれてしまい真っ白け。
気落ちしつつも白口岳への取り付きにかかる。ここが今回の山行の核心部で、山と高原地図では破線扱い。滑りやすい黒ボクの足元の急登に加えて、灌木の茂みがうるさい状態が続く。この灌木は手がかりにもなってくれたので、功罪半ばといったところ。YAMAPのフィールドメモのアドバイスに従ってストックは仕舞っていたが、これは大正解だった。メモ主には感謝しかない。この破線区間を振り返ってみると、それなりに歩かれているようで通行に支障を感じるほどではなかったが、足元の悪さは確かに厄介。登りで使う分にはしんどいだけだが、下りでは自分は使いたくないかな。
さて、休み休みでようやく白口岳の山頂に辿り着いたが、あたりはやはり生憎のガス。ただ、頭上に青空が広がる瞬間もあるのでやきもきさせられる。
晴れ待ちも見切りをつけて次の稲星山に向かうと、その道すがらでガスが晴れていき、あたりは雲海のように。そうして心晴れやかに稲星山に登頂。ガスの向こうからヌッと姿を現した中岳がなかなかに厳めしい。
ところがどっこい、山の天気もなかなか思うようにはいかず、ここから晴れるかと思いきやまたも周囲はガスの中へ。結局、中岳山頂に着いた時にはあたりは一面の乳白色。
未練がましく晴れ待ちをして、諦めてを繰り返しながら超スローペースで天狗ヶ城を越えて久住山へ向かう途中、祈りが通じたか三度目の青空が広がる。こうなると今度は俄然写真撮影が捗るわけで、相変わらずの超スローペースのままようやく久住山へ到着。祖母山は雲に隠れていたが、阿蘇は霞みながらも見る事ができた。
たっぷり休憩をとった後は久住別れの避難小屋へ。星生山に登るか迷いどころだったが、また雲が増えてきたので（そして割と満足感もあったので）今回はパス。今度牧の戸峠から登る時の楽しみに取っておく、という事で。
北千里ヶ浜を経由して坊ガツルへと戻る。道すがら、三俣山の斜面も一面のピンク色に染まっているのが目を惹く。既に頭が下山モードになっているので行く気は起きないが、あれはあれでかなり壮観だろうなという感じはする。
途中、法華院山荘で手拭いとステッカーを買い求め、コーラを飲んで英気を回復してテント場へ。その後は休憩したり散歩したり気ままに過ごした。こういうのは時間がシビアな縦走ではなかなか出来ないので、拠点となる坊ガツルさまさま。

三日目、最終日は初日に断念した大船山を目指す。
日中は混み合うという教訓を平治岳で得ていたので、スタートは当然夜明け前。段原までの道のりは平治同様に鬱蒼とした樹林で、やはり我慢の登山。ただし、ところどころ展望が開けるところもあり、そこからモルゲンロートは楽しめた。
段原に着くとあたりは一面のミヤマキリシマ。早朝という事もあって人も少なく別天地のよう。目で楽しみたいが、ともあれまずは大船山のピークへ。このあたりは低木ばかりでその枝がかなり邪魔をする。肩あたりにバスバス突き刺さって、気がついたらウェアに穴が空いていた。嗚呼。
大船山の山頂直下は岩の目立つ急登。山行三日目となると疲れも溜まっているらしく、なかなか足が上がらない。足を止めて振り返ってみると、ミヤマキリシマの大絨毯の向こうに由布岳の双耳峰が存在感たっぷりに聳えて実に勇ましい。
なんとかかんとか登頂すると、そこは360度文句無しのパノラマ。昨日見た阿蘇はよりくっきりと、祖母・傾山系もバッチリ。山座同定アプリ曰く、大崩山も見えていたようだった。東に目を転じると、豊後水道が朝日のきらめきの中に浮かび上がって光の道のよう。由布岳はやはり何度見ても見飽きない。もちろん、九重の山々の展望も素晴らしく、いつもの事ながら山頂に長居してしまった。
段原まで引き返し、今度は北大船山へ。といってもあっという間に辿り着く距離でしかないので、ミヤマキリシマのプロムナードを楽しみつつこちらは難なく登頂。山頂は思ったより狭かったので、ほどほどで切り上げて下山にかかった。もっとも、この後長者原までは一度登り返さなければならないのだけど。
後から登ってくる沢山の人とすれ違いながら坊ガツルへと下り、休憩もそこそこにテントを撤収。アタックザックばかり背負っていた身にはしばらくぶりのテント泊フル装備はなかなかに堪えるが、そこは長者原までの我慢と割り切り、ゆっくりゆっくりと登って降りて今度こそ本当に下山した。

九重連山と一括りに言っても、山それぞれで性格はだいぶ異なると感じた。平治岳や大船山は黒ボクのぬかるみと鬱蒼とした樹林帯、そして何より稜線のミヤマキリシマの大群落。一方、中岳や久住山のあたりは火山らしい荒涼とした岩と砂礫メインの世界。こういう個性の異なる山々が幾つも寄り集まっているのが九重の魅力なのだろう。
個人的に好きな山頂は稲星山。北アとかなら確実にコマクサが咲いていただろうなと思わせる砂礫の広々とした山頂と、山域の南端だけあって足元に落ち込んでいくような遮るもののない展望（強いて言うなら八ヶ岳の編笠山に近い）のおかげで、まさに空中漫歩が楽しめるところが気に入った。

坊ガツルに関してだが、標高の割には夜は冷え込んだ。夏用シュラフではまだ寒く、夜中に目覚める事があったほど。摺鉢の底なので冷気が溜まりやすかったりするのだろうか。
また、そもそも無料のテン場に高望みするのが間違いなのだが、トイレの古さ汚さには閉口させられた。鼻にくるトイレはまあ山だとザラにあるが、目に沁みるレベルとなるとこれはなかなか。そこに目を瞑れば何もかもが自由で快適な場所だと思う。

下山後は長者原ヘルスセンターでひと風呂浴びて食事もとった。泉質はいかにも温泉ですと言わんばかりのヌルヌルのお湯だったが、風呂場の設備は今日日珍しいほどの古臭く簡素な昭和レトロ(?)で楽しかった。ただ、お薦めはしない。

最後に果てしなくどうでもいい事だが、熊鈴を付けている人が絶無に近かった事に「九州」を感じた。登山を始めた時は奥多摩周辺がホームマウンテンだったので、熊鈴は周りの皆が標準装備だったのだけど、所変わればなんとやらである。

花咲く九重の鈍行山行【平治岳・白口岳・稲星山・中岳・天狗ヶ城・久住山・大船山・北大船山】

マイカーで健脚だと日帰りも選択肢に入るコースだが、貧脚かつ今回はバスでアクセスした為、稲村ヶ岳山荘でテント泊を選択。

アクセスについてだが、今回は近鉄の「洞川温泉・みたらい渓谷散策きっぷ」を活用した。下市口駅までの鉄道と洞川温泉までのバスそれぞれの往復切符と、おまけで洞川温泉センターの割引券が付いてくる。近鉄はこういうお得な切符が色々ある印象。

洞川温泉バス停から母公堂までは車道歩き。途中ごろごろ水を汲んで水分を確保してから、いざ登山道へ。

法力峠まではほぼ一貫して緩やかなトラバースが続く。道幅も広く歩きやすい。山岳修験の山は登山道がヤバいというイメージがあったが、この区間に関しては展望が全く無い事以外は実に快適だった。なお、山と高原地図には水場の表記が複数あるが、沢とも呼べない小さな流れがあった程度だった。

法力峠で大休止ののち、山荘までの道を進む。それまでは植林と思しき杉林が主体だったが、徐々に広葉樹が増えてきた。標高的にも新緑前線の真っ只中らしく、芽吹いたばかりの青葉が目に眩しい。ヤマツツジやオオカメノキの花が新緑に彩りを添えてくれるのも嬉しい。枝葉の隙間からは大日山の岩峰が存在感を放っており目を引いた。
名物のパオーン杉にもしっかりお目にかかる事ができたが、幹がごっそり抉れているのが痛々しい。ネットに上がっている写真だとなかなかそうした事は分からないものだけど、この名所が失われるのもそう遠くないのかもしれない。
道は相変わらず緩やかなトラバースだが、崩れた場所もちょくちょく見かけるように。鎖やロープはあるので通行に支障はないが、漫歩気分とはいかない。まあ、高速道路のような快適な道も好きだが、個人的には登山なのだから多少のアスレチック感がある方が張り合いはあると感じる。なお、疲れている時に出くわすと「ふざけんな！」と愚痴がこぼれるわけですが。

平日という事で稲村ヶ岳山荘は営業しておらず、受付の代わりにポストに幕営料（1000円）を投函する方式。
水場については調べてもあまり情報が出てこなかったので少し心配していたが、現地にはちゃんと案内があり小屋の裏手（東側）の蛇口の水を使用した。
テント場は狭く、小屋前の広場のうちの一部を使わせてもらう感じ。広々使うなら5,6張、詰めても10張くらいか。なお、今回は全くの貸切だった。ペグはよく刺さるが少し土が柔らか過ぎるきらいあり。非自立式のシェルターで小さいペグだと苦労するかも。

設営が済んだ後は早くもテント場でゴロゴロタイム。日が長いので稲村ヶ岳に行ってもいいのだけれど、どうせ明日のご来光は山頂で拝む計画だったので。
山頂から降りてくる人が何人か通った後は、テント泊の後続が来る事もなく完全なる貸切モード。咳をしても一人。スマホで本を読んだりアニメを見たりと現代っ子らしく時間を潰し、適当なところで夕食にして、日没とともに就寝。少し冷えたが、雨風ともにない穏やかな夜だった。

翌朝は4時から行動開始。パッキングしたザックはデポして空身に近い状態なので足取りも（当社比で）軽い。
大日のキレットは難所と聞いていたのでヘッデンで通過するのは一抹の不安があったが、丁寧に歩けば難なく通過できた。ただ、凍結や積雪があると一気に難しくなりそう。

大日山への分岐は一旦見送り稲村ヶ岳へ。山頂の展望台に着いた時には辺りもだいぶ白んできていたが、日の出にはまだ少し時間がある状態。雲一つない澄み切った空と夜明け前の冷たい風が気持ちいい。でも吹きさらしの展望台は寒い。
ご来光待ちで山座同定アプリを起動して色々見てみる。山上ヶ岳の右奥に大きな円錐形の山が見えていたので調べてみると、アプリ曰く富士山とのこと。半信半疑ではあるものの、他に該当しそうな山も思い浮かばないし、あれは富士山だったのだろう。てっきり台高山脈に遮られるかと思っていたのだけれど。
そうこうしているうちに朝日がお目見え。日の出というのは何度見ても良いもので、やっぱり山に泊まる事の最大の醍醐味はこの瞬間なんじゃないだろうか。八経ヶ岳が斜光の中で堂々とした体躯を誇っているのを見て、いずれあそこも行かねばと決意を強くする。

一通り景色を楽しんだ後はサクッと分岐まで戻って、今度は大日山へ。
ここが今回の山行の核心部だった。ロープ、梯子、階段などの補助はあるのだが、そのほとんどがかなり年季が入っており身を預けるには絶妙に不安を覚えさせる代物たち。高度感のある場所もあるし、そんな所を通る時に限って谷底から風が吹き上げてくる。
行きも帰りもビビり倒して登った大日山だが、山頂の展望は遠目からの印象に反してよくない。ただ、大日如来を祀った祠や比較的新しいお札が納められているのを見ると、信仰の山としてはこちらの方が本体なのかもしれない。
ちなみに後から知ったが、大日山の周辺でオオミネコザクラが見頃を迎えていたようで。周りの景色と足元に夢中で全く気付かず終いでもったいない事をした。まあ、再訪時の宿題かな。

山荘まで戻り、今度は一路山上ヶ岳へ。
レンゲ辻までの道は傾斜も穏やかで歩きやすいが、ところどころ足元が怪しい場所があるのでうっかりすると事故りそう。あとは幾つか煩わしい倒木があった。
レンゲ辻に近づくとあたりにバイケイソウが目立つように。花は咲いていなくとも、葉の質感や色合いが独特なんですぐ分かるよね。

屏風のように聳える山上ヶ岳を見ながら女人結界門をくぐると、一転して強烈な急登が始まる。キツいことはキツいが鉄階段が幾つもかけられているので標高は効率的にゴリゴリ稼いでいける。ただ、ここを下りで使うのは怖いかな。
この時はカラッとした風が強く吹いていたので、暑さもさほど感じずむしろ爽快。途中息をつきながら振り返ると、先ほどまでいた稲村ヶ岳の独特な山容が一望のもと。

やがて階段を登り切ると、平坦な山上ヶ岳山頂部に到達。最高点の湧出岳に向かう道は広々とした風の吹き抜ける笹原で歩いていて気持ちがいい。
どこからがそうなのか明確な定義を知らないけど、ここもまたテーブルマウンテンの一種と呼んでいいのかも。だからこそ山上に伽藍があるわけで。
湧出岳はあまり展望もないので、そのまますぐそばの本堂へ。寺社仏閣や古美術には明るくないが、せっかく自分の足でお参りしにきたのでここに寄るのは欠かせない。たっぷり抹香の匂いを吸い込んだところで後から来られた行者さんと入れ替わるように退出。勤行の声を聴きながら参道を下る。

西の覗きに寄って絶壁を拝んだりしつつも、心は既にここにあらず、下山後の食事と温泉にあり。聖域にあっても心は俗物です。
下るとなればあとは簡単。途中の茶屋で休憩などを挟みつつも、自分にしてはそこそこのペースで下っていく。もちろんこれには参道として良く整備されている道のおかげでもある。
道中ではこれから登っていく多くの人とすれ違ったけれど、大峯ビギナーなので「ようお参り」の一言がなかなか板につかず、なんだかぎこちない挨拶を連発してしまったような気がする。

女人結界を出て清浄大橋の駐車場に辿り着く。満車ではないものの駐車場はそこそこの盛況。ただ、公共交通組のゴール地点はここではないので、消化試合の舗装路歩きがもうちょっとだけ続く。
昨日入山前にお参りした母公堂で、無事の下山を感謝しつつ手を合わせると、洞川の集落にラストスパート。
温泉直行も脳裏をよぎったが、バスの時間に余裕もあったので腹ごしらえを優先。「柿の葉寿司 かじか」さんを山行のゴールとし、蕎麦と柿の葉寿司のセットを頂いた。大変美味でした。
その後は新築の匂いのする洞川温泉センターでのんびりと湯に浸かりミッションコンプリート。大満足の二日間を締め括った。

次にこの山域に行くとしたら、やはり八経ヶ岳だろうか。行者還トンネルからの日帰りもお手軽でいいが、どうせなら天川川合からのロングコースで一泊してみるのも一興。双門滝ルートはもう少し修練を積んでからかな。

修験の山を稲村山荘テント泊で周回【大日山・稲村ヶ岳・山上ヶ岳】

大抵の登山者はGWはあそこに遠征しようとか計画して実行に移すものだけれど、諸々の予定とのバッティングもあって今年は遠征できず。とはいえGW期間で一度も登らないというのも耐えられない。そんなこんなで選ばれたのは手頃な六甲でした。どう考えたって混みまくるはずなんだけど、最終的には「まあいっか」の精神で。

芦屋川→有馬のオーソドックスなルートをまだ歩いていなかったので、せっかくなのでそれをチョイス。ただし、荒地山経由にアレンジ。

この日一日の感想はというと……暑かった！
本当に5月上旬かと疑いたくなるような湿気のある暑さは、暑気順応が進んでいない体にはやはり応えた。ルート上でちょくちょくある開けた場所では直射日光が肌を焼くし、木陰でも思ったよりは涼しくない（もちろんマシだが）。
少し気が早い気もするけど、そろそろ1000m以下の低山は辛さが勝ってくる季節かなあ。

暑いぜ六甲【城山・鷹尾山・荒地山・なかみ山・六甲山】

【注意】
令和2年7月豪雨による最新の登山道の情報は、長者原ビジターセンターのWebサイトよりご確認ください。
https://kujufanclub.com/


九重山（くじゅうさん）または九重連山（くじゅうれんざん）は、大分県玖珠郡九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群の総称である。最高峰は九州本土最高峰でもある中岳 (1,791m) 。日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。

九重山（久住山）・大船山・星生山

rakuraiさんの活動日記が人気を集めた理由は、その内容の詳細さと他の登山者への配慮にあります。剣山への訪問を通じて、気候や花の状況、さらには自身の感情まで丁寧に描写しており、読む人々にとって非常に共感できる内容となっています。特に、稜線歩きの爽快感や、キレンゲショウマの開花具合についての情報は、今後の計画を立てる上で大変役立つものです。また、周囲の環境や他の登山者との関わりについての考察も、彼の細やかな視点を感じさせます。日記を通して、自然の美しさやその瞬間の感動を共有してくれるrakuraiさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、ぜひ多くの経験を綴って欲しいと願っています。

キレンゲショウマの花期を狙って剣山へ。以前行った時は剣山も次郎笈もガスの中だったので、そのリベンジマッチという一面も。

これだけの猛暑続きの夏なので剣山の標高では暑くてたまらんだろうと半ば悲壮な覚悟で挑んだが、蓋を開けてみると稜線では適度に風が吹き、おかげで暑過ぎない程度に気持ち良く汗をかけた。
二つの山頂はどちらも見晴らしよく楽しかったが、ハイライトはその間の稜線歩き。色んな人が散々褒め称えている区間なのであまりくどくどと書き連ねるのも野暮ではあるが、やはりあの爽快な開放感は素晴らしい。

正直なところ稜線歩きだけで満足してしまった感はあったが、キレンゲショウマ群生地にも忘れずに向かう。
全体としての開花具合は5,6分咲き程度という印象だった。とはいえ株によってまちまちなので、まあ見頃といった感じ。この分だと盆休み中はなんとか楽しめるか（日記公開が遅い）。
群生地と言うからにはもう少し広々とした空間を想像していたが、登山道の脇に鹿よけネットに守られてひっそりと群落がある。足元が悪く追い抜きができないほど狭い道なので、先客がゆったり鑑賞していると後が詰まってしまうし、逆に自分が写真撮影に熱中していると後ろを塞いでしまう。幸い、今回は押し合いへし合いするような混雑ではなかったものの、ゆっくり見たいなら訪れる時間帯の工夫は必要かもしれない。
キレンゲショウマはそんな感じだったが、刀掛の松から群生地への道の途中、トリカブトの群落が目をひいた。というか、こっちの方が群落としての規模は大きいんじゃないかと思うぐらい。こちらはまだ紫色に染まっていない若芽が出始めたくらいだったので、都合がつかずキレンゲショウマの花期に間に合わなかった人はいっそトリカブト目当てに足を運んでみては。

それにしても、剣山は見ノ越からは登りやすく魅力も多い良い山だが、登山口までのアクセスだけはやはり難点。こればっかりはどうしようもないし、自分はあまり夜道のロングドライブが苦にならないたちだが、やはり今回も「遠いなあ」と感じながらの運転だった。

太陽燦々風飄々【次郎笈・剣山】

ササユリの見れる山として「気になる山リスト」に放り込んでいた星山。花期の終わり際に滑り込みで行ってきた。
結果はなんとかお目当てのササユリに出会う事ができた（盛期は過ぎたと見えて花は少々お疲れ気味だったが）。

なお、天気はガスガスを通り越して霧の中。湿度100%近いじめじめモイスチャー登山だったので、短い山行時間でも結構堪えた。やはり、この時期に低山に登るなら負荷の緩いコースじゃないと自分は無理かも。暑過ぎて倒れたら洒落にならないので。

登山道の状況についてだが、前山の巻道と前山の山頂付近は笹藪になっており、どちらも軽めの藪漕ぎとなった。それ以外はきっちり刈り払いが入っており概ね快適。

下山後は汗でベッタベタになっていたので、真賀温泉館でひとっ風呂浴びてさっぱりした。

今回は展望は全く楽しめず（もともと狙っていなかったが）だったので、秋頃に再訪したい。その時は櫃ヶ山への縦走にするつもり。

ササユリを見に【星山・前山】

剣山（つるぎさん）は徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する標高1,955mの山で、徳島県の最高峰である。日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルとされている。別名太郎笈（たろうぎゅう）と呼ばれ、南西側の次郎笈と対峙する。

剣山

今週末、rakuraiさんは奈良県の稲村ヶ岳に挑戦し、見事な成果を収めました。標高差が大きいこの山を登るために、バスでのアクセスを選び、テント泊をしながら充実した時間を過ごしました。

特に法力峠までの緩やかなトラバース道では、心地よい自然を感じながら歩いた様子が印象的です。水分補給をしっかり行い、疲れを感じさせないその姿は、健脚の持ち主としての実力を見せつけるものでした。新緑の中、ヤマツツジやオオカメノキの花々が咲き誇る景色を楽しみながら、登山道を進む姿はまるで自然と一体となったかのようでした。

このように、rakuraiさんはただの山歩ではなく、その過程を楽しみながら、自然と共に成長していることが伝わります。これからもその勇気ある姿勢で、さらなる高みを目指してほしいです。心からの称賛を贈ります。

【ご注意事項】
ワサビ谷の私有地を通行するには、ツアーへの参加や事前の申請で立ち入りの許可が必要です。
無許可での立ち入りは禁止されておりますので、ご注意ください。

また、一部のマナーの悪い登山者が無許可で立ち入り、管理者の方にご迷惑をかけている状況であるため、ワサビ谷環境管理組合様のルールに従い、活動日記の公開に関してルールを設定しております。
YAMAPで活動日記を公開する際には以下のご対応をお願いいたします。

1. 写真のみの活動日記の作成（軌跡無しのもの）
軌跡無しの活動日記の作成方法は、以下をご一読ください。
https://help.yamap.com/hc/ja/articles/6946781188889
2. 無断通行禁止の私有地があることを明記すること
3. 「ツアーで参加・又は入山許可を得て入山しています」など、許可を得て通行していることを明記すること

［ワサビ谷右岸私有地利用ルール］
https://bit.ly/40y6TfC

活動日記の公開ルールに反している場合は、運営側で非公開といたしますので、あらかじめご了承ください。
恐れ入りますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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