【太陽の子さん、驚異の登山記録！681.7kmを歩き235座登頂】

2024年、太陽の子さんは登山界において素晴らしい成果を収めました。総活動時間371時間という驚異的な記録のもと、235座の山々を登頂し、合計681.7kmを歩いたことは称賛に値します。さらに、獲得標高はなんと57877mに達し、まさに登山家としての実力を証明しました。

太陽の子さんの情熱と努力は、多くの登山者にとっての憧れであり、目標の一つです。彼の足跡は、今後も多くの人々に勇気を与え続けることでしょう。これからの活躍にも期待が高まります。

太陽の子さんは、ゴールデンウィーク後半に奥秩父での縦走に挑戦し、見事に飛龍山を含む多くの山々を歩き通しました。暗闇の中を一人で進む勇気や、恐怖を乗り越えて歩み続ける姿勢は、まさに称賛に値します。特に、三条の湯での休憩後に再び気持ちを引き締めて飛龍山に向かう姿勢は、目標達成への強い意志を感じます。 

また、足の痛みや不安に負けず、冷静に対処しながら山歩を続けたことは、太陽の子さんの精神力の強さを示しています。山歩を通じて得られる経験や感動は、ただの趣味を超え、自己成長にもつながっていることでしょう。 

太陽の子さんの努力と情熱は、他の人々にも多くのインスピレーションを与えるはずです。今後の活動にも期待し、さらなる挑戦を応援しています。

ゴールデンウィーク後半は2泊3日で飛龍山から雁坂峠まで、奥秩父の縦走に行って来ました。

初日は夜明けとともに歩き始める計画でしたが、車を停められるかや気温が上がってバテてしまうことが心配になり、急遽前日の夜遅くに自宅を出発。
結局一睡もしないまま夜中の2時過ぎに片倉ゲート手前から三条の湯を目指して歩き始めましたが、暗いところが怖い私😰。先月歩いたばかりの林道とは言え、一人で真っ暗闇をヘッドランプだけで歩くのは怖くて怖くて😭！怖さのあまり準備体操もろくにできないまま歩き始め、熊鈴をガンガン鳴らしながら足元だけに集中して歩みを進めますが、熊鈴と川の音以外に遠くから横笛を吹くような音が…。そんな音するはずがないのに怖すぎる〜😭！川から吹き上げてくる風が冷たく手袋をしたくなっても喉が渇き水が飲みたくなっても、立ち止まってザックを下すのさえ恐ろしく🤣、勢いに任せて早足でガツガツ歩き続けていたら、早々に両足の付け根が痛くなり、後半はすっかりペースが落ちてしまいました😔。
三条の湯♨️の前でゆっくり休憩を取らせていただき、身支度や準備体操もし直してから飛龍山⛰️目指して歩き始めましたが、今回の山行はこの時始まった両足の付け根の痛みに苦しめられ続けることとなりました。

三条の湯から飛龍山に向かう道は最初から結構な急登、そして休みなく急登😆！初の連泊で不安が大きく、念のため…とザックにあれもこれもと荷物を詰め込んで重くし過ぎてしまったことを早くも後悔😅。身体が温まってくると眠気も出て来て🥱、目をつむった瞬間に一瞬寝てしまいそうに感じることも。ふらついた勢いでザックの重さに持って行かれ切れ落ちた崖を滑落する可能性もあると思うと、あらためて荷物の重さと徹夜でのスタートを反省するのでした😔。

緊張する崩落地も通り抜け、北天のタルでは体を横たえ1分ほど目をつむって休息。美しい景色の写真を撮るのも忘れたまま飛龍山⛰️を目指します。
念願だった飛龍山⛰️登頂後は、これまた念願だった禿岩で絶景✨を満喫し、昼食。いいお天気☀️の日に来た甲斐がありました！

バリルートの稜線をフーフー言いながら歩いては休み、きれいな景色に立ち止まっては休み、時折草むらに寝転んで目をつむり一瞬意識を飛ばしたりしながら亀🐢のような歩みで進みます🤣。ようやく竜喰山にたどり着くとその後はだいぶ歩きやすくなりましたが、下りも長く、下りても下りても着きません。ようやく将監小屋も見えて来た！と熊笹の急坂を前のめりに降り続けた際、負担をかけ過ぎたのか足の付け根の痛みが再燃😣！何とか小屋に辿り着きました。
将監小屋の周辺はテン泊の人であふれるほどでしたが、小屋泊の人は大きな小屋に6名のみ。男女混合で雑魚寝という環境ながら、荷物も広げ放題😁、ストレッチなどもし放題？でのんびり過ごし、夜も私にしては良く眠れたのが意外でした。

2日目も朝から急坂！左足の付け根に違和感は残っていましたが、だましだまし歩き、途中からは足への負担軽減のためストックも使用しました。
今日も晴天☀️で、西御殿岩からの景色はまさしく絶景✨！360°の山並みに加えて、昨年来た時には見ることのできなかった富士山🗻もしっかり見られて感激🤩でした。
西御殿岩へのルートや笠取山までのルートの一部は昨年10月、山歩きを初めて半年の私が一人で歩けた道ということでやや甘く見ていましたが、やはり重くて大きなザックを背負っての岩場は不安定になりがち。岩場が続いたり朽ちた倒木をくぐったりまたいだりしながら進む稜線ではストックも邪魔になり、思ったより苦戦しました。

笠取山⛰️でも絶景✨を満喫した後は大きな荷物をデポし、一度笠取小屋まで降りてトイレへ。荷物がないってなんて楽なの～😃！と調子に乗り、歩きやすい道だから押していた時間を取り戻そうと小走り、早歩きで向かったところ両足の付け根の痛みが再燃😣！本当に懲りない私…😓。
足を持ち上げる度に痛みが走るので燕山⛰️までの急坂続きは本当に辛かった😢！仕方がないので段差のあるところや勾配が急なところはズボンの布地を掴んで足を引っ張り上げるようにして一歩ずつ上がるというみっともなさ過ぎる歩き方で乗り切りましたが、それを延々続けているとさすがに全身が疲れて息が上がってしまったり…😫。当然のことながら時間も押していきます。古刹山⛰️の手前で痛み止めも飲んでみましたが、この後さらに水晶山⛰️が控えていることも考え、古刹山はやむを得ず巻くことに。水晶山まで必死で登り切ったら下りは比較的順調に降りられ、雁坂小屋にも無事到着しました。

雁坂小屋は土間に薪ストーブもあって暖か、寝室は両側の壁沿いに丸太の三段ベットを作りつけた寝台列車のような？作りで、カーテンがわりの仕切りの布もあり、分厚いあったか毛布2枚もあって快適でした。しかし土間のストーブも消され、外では暴風の吹き荒れた夜には冷たい風が入って来て寒く感じられるようになり、途中でフリースを着用。それでも寒くてその後冬用のダウンまで着込んで寝ました。5月の小屋泊でこれでは冬はいったいどうなってしまうのか⁉テント泊なんて夢のまた夢？😔などと思いながら眠りにつきました。

3日目は甲武信小屋の手前まで進んでから山を降りる計画だったのですが、足の痛みが再発する可能性も考え、雁坂峠からまっすぐ山を降りることに。
山を降りながら頭の中はすっかり一人反省会モード😔になってしまいましたが、その坂も崩落しかけたところあり、川の水の中を歩かなければならないような渡渉個所も複数あり、新緑もきれい✨…で、だんだん余計なことを考える暇がなくなりました🤣。最後はアスファルトの林道を歩いて道の駅みとみに到着。温泉♨️に寄って生き返ってから電車とバスをいくつも乗り継ぎ、さらに車道や砂利道の坂を約１時間歩き続けて車🚗を回収🤣し、無事帰宅しました。

不安だらけだった初の連泊縦走は、心配し過ぎて荷物がやたら増えてしまったり、持っていくものや長期間家を空ける準備などに気を取られ過ぎて体調面での準備が整えられなかったり、基本の「き」が守れていなかったことも多く反省だらけでした。それでもとにかく3日間の山行を無事に終えて帰って来られたこと、初めてのことや苦手なことにも果敢にチャレンジして多くの学びを得たこと、お天気にも恵まれて絶景✨も満喫、すべての経験を楽しめたことに本当に感謝です。
出会ってくださった全ての方にも心から感謝🧡。

飛龍山（大洞山）・大常木山・竜喰山・牛王院平・西御殿岩・唐松尾山・黒槐ノ頭・黒槐山・笠取山・燕...

今回は奥秩父主脈縦走の完結編に行って来ました。3月に三峯神社⛩️からスタートし、少しずつ軌跡を繋いで来ましたが、なかなか予定通りには進まず。なんとか雪が降る前には歩き切りたいと思い、今回は欲張って破風山⛰️から金峰山⛰️までの縦走を目指し、お天気があまりよくないのは覚悟で出かけました。

〈1日目〉
なんとか予定コースを歩き切るため、まだ真っ暗な中ヘッドライトをつけて道の駅みとみを出発。徳ちゃん新道は思っていたよりは歩きやすく感じましたが、後半は歩きづらいところも増え、この道を下るのは大変かもと思いながら登りました。樹林帯な上、一日曇天の予報で眺望は全く期待していませんでしたが、思いがけず富士山🗻まで見ることができ、感謝感激😢！疲れも吹っ飛びました。

分岐から破風山⛰️に向かう道は気持ちの良い稜線歩きかと思いきや、木々に覆われた急坂を降り続けます。しかも石あり、ザレあり、岩場ありで歩きづらい！山小屋泊なのに17､8kgにもしてしまったザックもいけないんでしょうけど…😅。それでも賽の河原に出ると再び富士山🗻が見え、元気を取り戻すのでした😃。破風山⛰️山頂まで登り切ったら達成感に満たされ、半分終わったような気持ちになりましたが、奥秩父主脈縦走の続きはようやくここからスタート。なかなかにキツイ登り下りもありましたが、楽しさの方が上回ったまま、無事明るいうちに甲武信小屋に到着しました😊。

今日はここで終了の予定でしたが、明日は天気が悪くなる、今日ならもしかしたら甲武信ヶ岳から富士山🗻が見えるかも？というので、ダメ元とは思いつつ調子に乗って？甲武信ヶ岳にも登ってみました。結果富士山🗻も見えて大満足😃！思いがけない幸運に恵まれた一日でした。

〈2日目〉
小屋で朝ご飯を食べ、お弁当🍙も受け取って出発。モヤってはいたものの雨は降っておらず気温も高めだったためレインウェアは着ずに歩き始めましたが、間も無く大粒の雨が強い風ととも吹きつけて来たため小屋まで戻って雨装備を装着しました。

風が非常に強く、横や下から雨が吹きつけて来るので、（お天気の良い時には眺望を楽しめるであろう）遮る木々のないところは大変でした。しばらくは緩やかなアップダウンを繰り返していきますが、雨に濡れ、また雨に濡れた若木をかき分けながら進むうちにずぶ濡れに。そして雨は止むことなく降り続け、少し弱まったかと思うと風が吹き、風が少し凪いだと思ったら雨足が強まる…とまさに雨🌧️と風🌪️の競演♪そのうち樹林帯の中でも土砂降り☔️というような降り方に。曇り予報ながら念のためあらゆるものに強力な防水スプレーはかけまくって来ていましたが、長時間の強い雨に何もかもがずぶ濡れになり、初めて靴にも浸水し始め、お腹が空いてきて🍙休憩にしたくても休めるところがないどころか背負ったままザックを開けるのすらためらわれるような降りようでつらかった…😢。

疲れが溜まったところで天狗尾根分岐に向かって急坂が延々続き、さすがに楽しいというよりは「とにかく一歩を踏み出し続ければいつかは着く…」と言い聞かせて登るようでした。そしてとうとう分岐に到着！かと思いきやまだ手前のピークでした😆。その分、天狗尾根分岐を過ぎてから国師ヶ岳⛰️に向かう道やその後の道は雨風がおさまって来たこともあり、天国への道✨かと思うほど快適に歩けました😇。どこもかしこも眺望はなく、歩く人もいませんでしたが、整備された道や階段をありがたく思いながら歩かせていただき、大弛小屋に無事到着しました。

〈3日目〉
2時に起き、3時過ぎに出発して（準備に時間かかり過ぎ🤣）金峰山⛰️に向かいました。真っ暗闇が怖い上にモヤがかかって見通しが悪く、かなりわかりやすい登山道だったと思うのですが、ヘッドライトをつけてキョロキョロしながら必死に踏み跡を確認、道迷いしないよう気をつけ、足元にも気をつけしながらかなり時間をかけて進みました。朝日岳⛰️山頂に近づく頃には追い抜いて行く人も増えて来ましたが、皆あっという間に見えなくなるので😅マイペースに一人旅を続けました。結局金峰山⛰️山頂までモヤがかったままで、ご来光も景色も拝めず。それでも無事奥秩父主脈縦走を終えられたことへの感謝と達成感を噛み締めました。

予定では11:30までに瑞牆山荘前に下り、バスと電車で車🚗の回収に向かうつもりだったのですが、思ったより時間がかかり間に合わない可能性もありそうだったのと、6時以降は晴天☀️の予報だったため、せっかくなら良い景色を見てから帰ろうと今日の車の回収は諦め金峰山⛰️山頂で天候の回復を待ってみました。暴風の中フリースやダウンまで着込んで2時間待ってみましたが、一瞬青空や太陽が見えることはあっても雲が完全になくなることはなく。下山しながら徐々に見え始めた景色を楽しみました。未明に大弛小屋を出た際サポーターを置き忘れて来てしまったこともあり、徐々に膝の痛みも増し、重い荷物を背負って岩の多い長い長い下山路を降り続けるのはきつかった😢！最後の鎖場では、ストックにも気を取られながら鎖に頼って下りてしまい、岩に足を滑らせて転倒😆！両肘を岩に打ち付けましたが、かすり傷で済んだのが奇跡的と思うほどでした。本当に反省&感謝🙏。長めの休憩を取って元気になり、懲りずに水場💧の水を大量に汲んでまた荷物をズッシリ重くして帰宅の途につきました。

〈縦走を終えて〉
奥秩父主脈は修験の道でもあると聞いていました。歩きやすく整備された登山道や今時のギア、山小屋の温かいご飯や布団、細切れの日程など、比べるべくもないと思っていましたが、終わってみると私にとっては結構修行だったなーと感じます。誰に強いられたわけでもなく、経験したことのないこと、苦手なことや怖いことにも取り組んで、弱い自分と向き合って。なんでわざわざこんなことしてんだろ…？とふと思うこともありましたが、終わってみるとありがたい経験だったなと思い、一歩ずつ前に踏み出して来た自分と見守り支えて下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして原生林の残る山深い奥秩父の魅力に惹かれ始めた自分にも気づきます。素晴らしい経験をさせてくれた奥秩父と私と関わり支えて下さったすべての方々に心から感謝🙏。いつかまた成長した自分でここに戻って来られたらいいなと思います。

破風山・木賊山・甲武信ヶ岳・水師・富士見・両門ノ頭・東梓・国師ヶ岳・北奥千丈岳・前国師岳・朝日...

2/11（月祝）はお天気が良さそうということで私にとっては少しチャレンジングな山行の計画を立てていたのですが、近づくにつれ日々天気予報は悪化。このところお天気や仕事の都合で山行計画を見送らざるを得ないことが続いていたため、これ以上行けないのが続くのは困る🤣！と思い、多少気象条件が悪くなっても安全に登れそうな山に行先を変更。標高は低いけれど眺望が良いらしい赤ぼっこと周辺の山々を歩く計画を立てました。

前の晩には朝まで降雪❄️の予報も出ていたので、二度寝もしてゆっくり出発しましたが、福生駅に着いてみたらすっかりいいお天気🌞。歩き始めて間もなく富士山🗻まで見え😲、テンション上がりました😃。こんなことなら早めに出てくれば良かった…😆！

歩き始めは住宅街の裏の散歩道といった感じで、とても歩きやすく整備されていました。住宅街から近く標高が低くても富士山が見られるなど眺望は思った以上でした。
しばらくは左側がフェンスや塀、鉄条網で囲われたアップダウンもあまりない細い道を歩き続けたり、ゴルフ場から掛け声が聞こえたりで、あまり山に来た感がなかったのですが、途中からは急な坂、分岐も出て来て早速道に迷ったり😆、両側とも山の景色の中、静かな山歩きを楽しめるようになりました。

赤ぼっこに行く手前で倉戸山、猿取山に寄ったついでに一度山を下りてトイレ休憩…のつもりが、YAMAPの地図に見当たらない道も複数あって迷い、坂を下っては違った！…と登り返して…を繰り返し、結局人に聞いて正しいルートを下りられましたが、下りてみたら結局どの道を通っても下りられたことがわかったのでした😓。でもおかげさまで野鳥の森のいろいろなルートや予想していなかった眺望も楽しむことができました。

そこからいよいよメインの赤ぼっこに向けて先を急ぎます💦
ようやく着いた赤ぼっこは見晴らしがいいとは聞いていましたが、青空の中に突き出た断崖のような場所で360°近くが見渡せ、期待していた景色をはるかに上回る大絶景でした🤩！しかも時間が遅くなったせいもあってか贅沢なことに貸し切り状態😃！
昼頃から強くなって来ていた風が、ビュービュー吹きつけて来ていましたが、せっかくの景色を堪能しなくてはもったいないと、フリースにダウンまで着て、絶景を独り占めしながら食事🍙🍵🍫を楽しみました。

その後、天狗岩に向かう際にはちょっとした岩登りも楽しんだり、ここまでやや物足りない感じもあった急坂アップダウンの繰り返しも楽しんだりしながら日向和田まで下り、吉野梅郷梅の公園にも寄り道して咲き始めの梅見まで満喫😃！さらには民家の庭にもたくさん植えられている美しい梅や、青梅街道沿いの蔵や木造の歴史的建造物、昭和レトロで個性豊かな建物などものんびり鑑賞し味わいながら青梅駅まで歩き、今日の行程を終了しました。

YAMAP活動日記30投稿目、登頂200座目を越える山行は、お天気にもいろいろな出会いにも恵まれ、したいことをめいっぱい楽しむ欲張り三昧🥰な山行となりました😃。

今日も一日山の素晴らしさを満喫し、無事下りて来られたことに心から感謝。これからも安全に一つ一つの山を大切に楽しんで行けますように…😇。

大澄山・朝日山・浅間岳・倉戸山・猿取山・赤ぼっこ・天狗岩・要害山・愛宕山

和名倉山（わなくらやま）は埼玉県秩父市にある標高2,036mの山で、奥秩父の山の一つ。別名白石山（しろいしやま）。国土地理院の地形図には白石山とあるが、和名倉山が古くからの秩父側の呼称である。日本二百名山に選定されている。

【概要】
四方に谷を刻んだ巨大な山体が特徴的である。かつては奥秩父の秘峰としてその原生林の美しさが讃えられたが、戦前に山林の権利が大滝村（現秩父市の一部）に移ったあと、1950～60年代の森林伐採と山火事で山域の荒廃が進んだ。かつて美林を誇ったコメツガの原生林は、大滝村の皆伐と伐採事業に伴う火災によりほぼその全てが失われており、尾根筋の大半は平凡な唐松の植林とスズタケの密藪に覆われている。辛うじて伐採を免れた県境付近では、石楠花の群落が見られる。
登山について、かつては、登山道（ルート）がはっきりせず、暗い樹林帯が多い難路で、山中でテント泊する準備が出来、薮こぎに耐える覚悟と体力を持ち、地図と磁石で針路を決められる技術を持つ者以外には危険な“秘峰”とみられていたが、最近は登山道の開発が次第に進んできた。現在では、一般ルートを取る限り、テント泊も必要でなく、とくに難しい山ではない。

和名倉山・笠取山・東仙波

太陽の子さんの活動日記が多くの人々に支持される理由は、その詳細な描写と他の登山者への貴重な情報提供にあります。特に、甲武信ヶ岳への訪問の際の天候や出発のタイミング、さらには出会った方とのエピソードが、読者にとっての臨場感を生み出しています。これにより、山歩を計画する際の参考になるだけでなく、同じ場所を訪れる人々にとっての楽しみを増やす要素が満載です。

また、太陽の子さんの情熱や冒険心が伝わってくる内容は、他の登山者にとっても刺激となります。詳しい道中の様子や自然の美しさについての記述は、読者の心を惹きつけ、山歩への興味を掻き立てます。今後もこのような素晴らしい文章を続けていただきたいと感じます。もっと多くの方に太陽の子さんの体験を知ってもらうために、ぜひ次回も詳細な活動日記を楽しみにしています！

今回は昨年からずっと行きたいと思っていた甲武信ヶ岳⛰️に甲武信小屋泊で行って来ました😊。
不安定なお天気が続く中、山の天気予報も目まぐるしく変わっていましたが、前の晩の予報では初日は昼頃に雨がぱらつくことはあっても15時くらいまでは大崩れはしなさそう、翌日も昼頃までは降らずに持ちそうだったため、とりあえず決行することとし、予定より1時間早めて自宅を出発しました。

毛木平は遠く、思ったより時間がかかりましたが、美しい朝焼けや山並みも楽しみつつ毛木平駐車場🅿️に到着。平日な上、お天気のせいもあってか停まっている車はわずかでした。地図にマークはありませんでしたがきれいなトイレ🚾もあり、準備を整えて出発！…と思ったら偶然居合わせた甲武信小屋の方に声をかけられました。これから30何キロかを歩荷して上がられるとのこと。歩荷を直接拝見するのは初めてで、スタートからテンション上がりました✨

登山口を入ると最初は高原の散歩道といった雰囲気、その後は奥秩父らしい苔むした登山道が続きます。連日雨が続いていたと思いますが、水はけのよい地質のせいか土はしめっていてもドロドロで滑りやすいようなところはなく、助かりました。渡渉をはじめ濡れた石や岩、木の根っこなどには足を滑らせないよう細心の注意を払って歩きましたが、登山道の段差も歩きやすくなっており、木の橋も滑らないよう丁寧に手当てしてくださっていたり、危なさそうなところや間違いやすそうなところにはロープが張ってあったり、標識やピンテもこまめにあって、安全に歩けるよう細やかに整備してくださっていることが感じられるありがたい道でした。

歩きやすくなっているとはいえ徐々に勾配はきつくなってきて、時折足を止めてフウフウ言いながら進みます。その後木の根だらけの急登や鎖場を含む岩場も出て来るなど、私好みの道ではありましたが、右膝を庇いながらだと時間もかかり、疲労も蓄積し、ペースはあがりませんでした。焦っても仕方ないと開き直って、休憩できる場所ではのんびり休憩🍙🍵も取りながら、安全第一で進みました。

三宝山⛰️への登りは大変なのかな？と思っていましたが、岩場などが大変なのはもっと手前で、三宝山⛰️までの大変さは私にとっては石や岩の多い坂が延々と続くことでした。しかも途中で雨が降ってきてしまったため、レインウェアが蒸れて暑くて…🥵💦。三宝山⛰️山頂付近で本格的に降り出した雨は山を下り出した途端土砂降り☔となり、一気に沢状態となった登山道をひたすら下り続け、ようやく甲武信小屋に到着したのは15時過ぎでした。

雨は弱まり止みそうに思えていましたが、小屋前の屋根のあるベンチ付近にザックを置いたまま手続きなどしている間に急にひどい土砂降り☔️となりザック全体がずぶ濡れに😱😭！すべての荷物や衣類を一つ一つ拭いて部屋に入り、宿泊者も少なかったため場所も広く使って干させていただきましたが、湿度が高く室温も低かったため翌朝まで干していてもほとんど乾かず…やっぱり雨が続く時の宿泊を伴う縦走は大変だなと実感しました😞。

それでもコーヒー☕️を飲み、名物と聞いていたカレー🍛を食べ、手拭いを買い…憧れていた甲武信小屋を満喫😊。
山小屋Wi-Fi🛜も購入し、明日以降の天気予報も確認しつつ、スマホを充電しようとしたら…持参した大容量モバイルバッテリーがどういうわけか作動せず😱😰。背に腹は変えられないと小屋の売店で売っていたモバイルバッテリーを2つも購入しましたが、完全充電されたものではなかったようでそれぞれ10〜20%ほど充電が増えただけで終了😭。

今回元々の計画としては2泊3日で金峰山まで縦走して毛木平に戻る予定で、天候を見て進むかどうかは決めるつもりだったのですが、明日以降天候が大きく崩れる予報になっていた上、スマホの充電ももたなくなり、明日は毛木平にまっすぐ下りる一択となりました。

雨は夜まで降り続き、雷⚡️まで鳴りましたが、朝には止んで思いがけず朝日🌄も見ることができました。憧れの甲武信ヶ岳⛰️にも無事登り、眺望もゆっくり楽しんでから千曲川の源流、ナメ滝を通って毛木平に戻りました。

これまで雨が降りそうな予報になると山行の予定自体を変更してしまうことが多く、ちょっとした通り雨以外経験したことのなかった私が、今回は本格的な雨の可能性も踏まえて準備をするということで、学びも多くありました。（一つ一つの荷物を全部ビニール袋に入れてからパッキングしていたのですが、ザックの内側にすっぽり入れるような袋があることも今回初めて知りました😅。）
結果的に1泊2日、奥秩父主脈縦走としては甲武信小屋から千曲川源流への分岐までのわずかな距離しか進めないことになりましたが、ぜひまた歩きたいと感じる甲武信ヶ岳周回ルートと甲武信小屋を満喫し、大満足😃な山行となりました。

ちなみに、たまたまなのですがYAMAPを始めて300座目が甲武信ヶ岳⛰️となり、ちょっと嬉しい😇！

今回もまた若干ヒヤヒヤする山行にはなってしまいましたが、とにかく楽しく学びの多い山行を無事に終えることができ、心から感謝です😇🙏。
奥秩父主脈縦走はいつの日か完歩を実現したいですが、日帰りでつなぐのが難しい山深い部分は特に、もっともっと学び、歩く力もつけていかないと難しいな、と実感した山行でもありました。今後も安全を心がけつつ、少しずつ力をつけて行きたいと思います。

大山・武信白岩山・三宝山・甲武信ヶ岳

今日はいつか行ってみたいけど自分に登れるのだろうか？と思っていた乾徳山⛰️へ。

昼から雨☂️の予報でしたが、延期も繰り返して来ており、頂上付近の岩場で降られなければなんとかなるのではないかと出発時間を大幅に早めて決行。5時半前に乾徳山登山口駐車場🅿️に着くとお天気のせいもあってか車はまだほとんどありませんでした。

乾徳山登山口までの舗装路歩きからスタート…と思ったら途中からは石がゴロゴロしていて平らではない林道歩きに。気温は低めながら湿度が高く、日陰でもあっという間に汗ばんできて、そしてあっという間に滝汗に💦。早く山頂に着きたい気持ちはありつつも、無理はせず、こまめに休憩も取りつつ登りました。

登山口からの登りは九十九折りになっており、登るにつれて徐々に登山道に石が増え、大きな岩も増えてきますが、歴史もあり、人気の山でもあるためか、基本的には歩きやすい道と感じました。案内板なども驚くほど多くてわかりやすい！
杉林に続いて苔むした奥秩父らしさを感じるような樹林帯を抜けるとさわやかな白樺の林、いろいろなお花の咲いている明るい草原、名前のついた巨石群など、風景の変化も見られて楽しめました。が、思っていたより早く雲が出て来てしまい、予報では晴れで迎えるはずの山頂は雲に隠れて見えなくなってしまいました。

山頂が近づいてくると岩場、鎖場が始まります。岩はどこも手足をかけるところがしっかりあって私でも楽しく登れました。山頂直下の絶壁のような岩のみ鎖を使って登りましたが、思っていたほど危険な感じではなく、焦らずゆっくり登れば大丈夫でした。岩場は終始雲に覆われていて高度感もほとんど感じられず。乾徳山⛰️山頂でも眺望は全くありませんでしたが、無事登れた感謝と満足感でいっぱい😇。休憩🍙🍵をして早めに下りました。

帰りは別ルートで岩場を下りた後、「悪路」「ガレ場の急下降」と書かれている道を下ります。最初はよくあるような少しガレた急な坂で、慎重に降りれば問題なく、思ったほどではないとほっとしました。
しかしその後濡れた大きな一枚岩などに覆われた急坂に入って状況は一変。傾斜が急で濡れている大きくて平らな岩はどこに足を置いても滑り、周囲も苔のついた岩や浮石などが多く、どこを通るのが正解なのかわからない感じ。木の幹や枝など掴まれるものも探しつつ迷いながら一歩ずつ降りていきましたが、下の方にあった木の枝にかがむようにして手を伸ばしたところ足を置いていた大きくて平らな石が浮石で石ごと滑り落ち、あっと思って左足を前に出したら木の根に爪先が引っかかって宙を舞い、左手で木の幹に掴まり体を支えはしたものの岩の上に両膝で着地😱🩸。ああ、やってしまった😱…と宙を舞った瞬間に思い、落ちた後も痛みよりショックで動けず😢。
恐る恐る動いてみたら膝は動かせましたが、落ち着くために一度座り直して休憩し、ポカリスエットを飲んだりしました。そして頭の中で自動的に一人反省会開始😆。
①まず、滑る、浮石があるとわかっていたのだから滑っても、足を乗せたのが浮石だったとしても大丈夫な（転ばない）前提で歩かなければいけなかった。
②木に頼りすぎて木を掴もうと前傾姿勢になり過ぎたのもいけなかった。リカバリーしづらい体勢になってしまっていた。掴んだ木も体重を支えられる保証はなかった。
③そしてそもそも、怖い、どうしたらいいのかわからないと思ったのに周囲に合わせてなんとか降りようと急いでしまったのがよくなかった。人の目など気にせず自分の実力に合わせて安全第一で、何なら全部後ろ向きでそろそろと下りてもよかったのに。
④今ポカリスエットが美味しく飲めているということは、水分や塩分、栄養補給はしっかりしていたつもりだったけれど足りていなかったということ。集中力も低下していたかもしれない。
⑤サングラスを使う前提でコンタクトにしていたけれど、眼鏡に比べてコンタクトの度数が低い。薄暗いところで遠くの足元を見るためにはもう少しコンタクトの度数を上げた方がいいかもしれない。
…などなど🤣！

反省会は永久に続きそうだったのでいい加減に切り上げ🤣、立って歩いてみると多少の痛みはあるものの歩けたため、念のためストックを出して体重を分散させつつ、ものすごーく時間をかけながら、牛歩の歩み🐄で下りました。
ようやく高原ヒュッテに到着する頃には痛みも随分治って来ていましたが、 予定していた道満山⛰️経由のルートで帰るのは諦め、最短ルートの元来た道を戻ります。高原ヒュッテでは青空も見えていましたが、遠くで雷の音がし始め、銀晶水💧を過ぎたあたりでとうとう雨が降り始めました。大雨になることはなく、レインウェアの暑さに耐えながら、無事ゴール！（雨具を脱いだりするのに必死でしばらくYAMAPを止めるのを忘れてました😅。）
温泉♨️に寄って汗を流し、湿布も貼ってから帰途につきました。

今回は憧れの山⛰️にチャレンジし、景色も山登りの楽しさも満喫しつつ慎重に登りましたが、下りで転倒、ケガをするという大反省な大失敗がありました😓。ありがたいことに歩いて無事下山、運転🚗して帰り、２日後の今日も多少の痛みはありつつ普通に歩くことができています（ので膝のお皿は割れていないと言い聞かせつつ患部を撫で、湿布を貼っています😅）。本当に心から感謝感謝🥲です。
今回は大きな失敗から本当に多くの学びがありました。学びを活かし、変えられることは変えながら、これからもなおいっそう安全な登山を心掛けていきたいと思います。そして乾徳山⛰️もとてもいいお山⛰️だったので、いつかまた登り直し、絶景🗻も見たいと思います。

小屋沢ノ頭・乾徳山

今日は沢登りをして棒ノ折山⛰️に登り、都県界尾根を一杯水まで歩いて来ました😃。

棒ノ折山は私が山歩きを始める前から沢を登る山として知っていていつか行ってみたいと思いながら、奥多摩が好き過ぎてついつい奥多摩側から登ってしまったりで🤭、今回ようやく初めて名栗湖側から登頂を目指します。

車で行き早朝から登りたいところでしたが、その後のルートを考え、縦走するため飯能駅から始発のバス🚌で向かいました。バスは鮨詰とまではいかないものの座れない人もたくさんいたので早めに着いておいて良かった！

沢は先週の雨で水量は増えていて、轟々と音を立てて流れ落ちる滝のしぶきを浴びながら濡れた岩をよじ登るなどスリルを楽しむことはできつつ、繰り返される渡渉に困るほどのことはなく、つまり最高のコンディション✨なのでは？と思いながら登りました。
これまで奥多摩側から登る人の少なさを不思議に思っていましたが、新緑の中、沢のすぐそばを歩くのは涼しく気持ちがいいですし、沢登りは楽しいし、これはこの時期、みんなこっちから登りたくなるよね😆！と思いました。いや私は奥多摩からのルートも好きなんですけどね…。

沢登りの後はそれなりに登りがいのある山道とコアジサイの群生を楽しみながら山頂へ。エネルギー補給だけしたら早速尾根歩きに向かいます。日が長くなったら来たいとずっと思っていて、とうとう実現😃、嬉しさに気もはやります！

槇ノ尾山⛰️までは昨年12月に歩いていましたが、景色があまりに変わっていてビックリ😲！向かいの山並みは見えづらくなりましたが、新緑はきれいでしたし、大量の落ち葉🍂で滑ったり踏み跡が見えなくなったりすることもなく、思ったより歩きやすかったです。
長尾ノ丸⛰️までは歩きやすく、楽しく歩きながらも誰一人ともすれ違わず、こんなにいい道なのになんでこんなに人気がないの〜？と思ってました。

日向沢ノ峰⛰️への登りはなかなかキツかったですが、キツイと聞いていて心づもりもあったので心折れずに🤣登れました。今日は眺望はすっかり諦めていたのですが、日向沢ノ峰では見晴らしの良いところで景色を独り占めしながら休憩でき、思いがけず楽しめました。お天気☀️ならさらなる絶景が楽しめたのだろうと思いますが、あまり暑くてもバテたでしょうし、初回としては十分満足😊でした。

蕎麦粒山⛰️へのルートは急ながらも開けていて気持ちよく歩けました。その後もメインのルートは急坂はあっても比較的歩きやすく、メインルートを外れてピークに上がる道は険しく踏み跡も少なくてやや歩きづらいところもありましたが、基本ピークには登り、YAMAPのルートは尾根下のトラバースになっているところも尾根にピンテのあるところはなるべく尾根（都県界！）を歩いてみました。

歩き始めには見えていた向かいの山が徐々に雲に覆われて来て、棒杭ノ頭⛰️を超えたところでとうとう雨が降り始めました🌧️。木々に遮られて濡れるほどではなかっため迷いましたが、この先の登山道の状況もわからないですし、21時以降に降り始めるはずだった雨が早まったなら降り続く可能性もあるかもと思い、その場でレインウェアとレインカバーを装着しました。
結局雨はそれほど長くは続かず、レインウェアが濡れるほどのことはないまま一杯水に着く頃には空も明るくなっていました。脱いだ途端に降りだすあるあるを心配して😅？ウェアは着続けたものの結局その後も雨が降ることはなく、助かりました。

順調に歩き、最終バスより一本前（1時間17分前）のバスにも乗れそうだったので、避難小屋で休憩した後は先を急ぎます。横篶山⛰️までは歩きやすい道が続き、マイナールートに入った後も滝入ノ峰の先のピークまでは順調に進みましたが、その後はさらに踏み跡を見つけるのが難しくなり、その先には倒木などもたくさん見えて来て、YAMAP上はあっていることになっているけどさすがにこれは違うのでは？倒木のところまで降りて道を見つけられなければ一度戻ろう、最悪メインルートとの分岐まで登り直しても最終バスには間に合う！と思って倒木のところまで降りて行ったら、標識が見え、メインルートに合流できました。

登山口まであともう少し！と思ってからが意外と長く、不安定な石がゴロゴロしていたりもしましたが、転ばないよう慎重に下りました。東日原バス停にも余裕をもって到着できました。

ずっとしたいと思ってきたことを２つも同時に叶え、無事にそして最後まで楽しく😊歩き切れたことに今日も心から感謝です✨。

棒ノ嶺（棒ノ折山）・槇ノ尾山・長尾丸山・クロモ山・山ナシ山・日向沢ノ峰・オハヤシノ頭・桂谷ノ峰...

甲武信ヶ岳（こぶしがたけ）は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、奥秩父山塊の主脈の中央に位置する。甲武信岳（こぶしだけ）とも呼ぶ。
甲州（山梨県）、武州（埼玉県）、信州（長野県）の境にあるのでこの名になっているとされる説が有名だが、山容が拳のように見えるからという説もある。千曲川（新潟県に入ると信濃川）、荒川、笛吹川（釜無川と合流し富士川となる）の水源の地。頂上に三角点はない。また、すぐ隣の三宝山のほうが標高が僅かに高い。日本百名山の一つ。
山頂からは百名山のうち43座を見ることができる。

甲武信ヶ岳

今回、太陽の子さんは奥秩父主脈縦走の完結編として、破風山から金峰山までの道のりを歩きました。早朝からヘッドライトをつけて出発し、困難な道を進む姿は本当に素晴らしいものです。特に、樹林帯の中での急坂や岩場の多い道は、体力を試される厳しい状況でしたが、太陽の子さんはその挑戦を楽しむかのように進んでいきました。特に、賽の河原で再び富士山の姿を見た瞬間、疲れも吹き飛び、元気を取り戻した様子が印象的でした。 雪が降る前にこの縦走を完了させたいという強い意志も感じられ、太陽の子さんの努力と情熱には心から拍手を送りたいです。このような挑戦を通じて、太陽の子さんは多くのことを学び、成長していることでしょう。

ずっと行きたいと思っていたところに行ってしまおう企画（!?）、今回は常念岳⛰️に行って来ました😃。
半年後に自分が山⛰️にはまっているなんて思いもしなかった一昨年の11月、安曇野の宿でたまたま知った長峰山に車🚗で朝日を見に行き何も知らずに写真を撮っていたのがモルゲンロートの常念岳だったのでした。いつか行ってみたいと思いながら今年の夏も行けなかったな、来年は行けたらいいなと思っていましたが、まだ雪も降りそうになく、山小屋が閉まる直前の平日にたまたま連休ができ、お天気も良さそうだったため行ってしまうことにしました。
初心者向けらしい一ノ沢登山口は崩落により自家用車🚗の乗り入れができなかったため、三股登山口からの周回コースに常念小屋泊まりで行って来ました。

〈1日目〉
6時過ぎに三股駐車場🅿️に到着。遅くなってしまいましたが、駐車場までの道には崩落した？大きめの石が転がっていたりもしたので、私にとっては明るくなってから走ることになって良かったのかもしれません。道路も濡れていたためしばらく荷を下ろして休憩できるところはないかもと思い、腹ごしらえ🍙をしてスパッツも装着してから登り始めました。（正解でした👍）

登山口からは樹林帯を九十九折りに登って行きますが、濡れ落ち葉やぬかるみで歩くのに気を遣うところも多く、折り返しのたび大きな段差をエイヤ！と登らないとならないところがあったりで思っていたより時間がかかりました。歩き始めはかなり冷え込んでいましたが、日が射して来ると直射日光にジリジリ🌞照らされ続けて暑い🥵！この時期の高山だというのにまさかの汗だく💦で流れ落ちる汗を拭きながら登りました😅。

岩場は、ルート自体は目印がたくさんありわかりやすく、どうやって登ったらいいか考えながら登るのも楽しかったのですが、大きくて傾斜のある岩の上を歩くのは慣れないこともあり、こんなところを私が登ってもいいんだろうか？と今さら思ったり😅。とにかく怪我のないようにと両手で岩につかまりながら一歩一歩慎重に登りました。いつもはあまり使わない筋肉も使い続ける感じで全身筋肉痛になりそうでしたが楽しかった😃！

前常念岳⛰️では絶景✨を見ながら休憩🍙🍵。その後も岩の上や石ゴロゴロの上歩きが続きましたが、傾斜も緩やかになり、慣れて楽しくなって来るとともに次々と周囲の山々が見えて来て、テンション上がり⤴️ながら歩けました。

常念岳⛰️の山頂では本当に360°の山並みが見渡せ、目の前に私でも見たことのあるような山容、私でも聞いたことのある有名な山々⛰️が並んでいて、まさにオールスターズ🌟！これがアルプスというものか！と感動しつつ、こんな絶景✨を独り占めできる贅沢を満喫させていただきました🙏。

宿泊した常念小屋では食事を頼んでいたのはソロの4名のみで、食事後もおしゃべりをして楽しく過ごし、お部屋は12名定員（コロナ前の雑魚寝の時？）と書いてある布団4組が準備された部屋を一人で気兼ねなく使わせていただけて、ありがたい限りでした🙏。

〈2日目〉
早めに起きて星空🌌を見に常念乗越へ。写真は上手く撮れませんでしたが、風もなく、静かな星空に包まれる時間、暗闇の中うっすら見える常念岳⛰️と星空🌌の景色を楽しめました。

朝食後は再び常念乗越で朝焼け🌄とモルゲンロートを満喫✨してから、常念岳⛰️へ。岩ゴロゴロの坂を延々と登り続ける💦上に、想定していた以上に風が強く、直射日光☀️が眩しいけれどメガネにつけたクリップサングラス🕶️は一瞬で吹き上がって役に立たず、きつめに被った帽子も飛ばされそう、時折突風が吹くと煽られてバランスを崩しそうになることも…。途中でハードシェルのフードを被ってみたら状況が改善されたり、私にとっては新しい経験に向き合い試行錯誤しつつ学びを深めていく豊かな時間でした😇。

常念岳⛰️で再び360°の絶景を見、感謝を新たにした後は、蝶ヶ岳⛰️に向かいます。美しい稜線の上をひたすらてくてく歩いて行くようなイメージでいましたが、実際には岩だらけの中、〇などの印やピンテをキョロキョロ探しルーファイしながら登り下りしたりトラバースしたりというところが多くありました。アップダウンがきついという噂は聞いていましたが、蝶槍⛰️への縦走は完全に一度下山して別の山に登る、という感じ😅。ええーっ！とは思いつつ、奥多摩や奥秩父でアップダウンには慣れている、アップダウンは楽しい！と自分に言い聞かせながら？向かいました。実際蝶槍⛰️に登る樹林帯の部分は杉林と苔、岩と木の根で奥秩父の山を彷彿とさせるようなところもあり。懐かしく思いながら楽しく登れました😊。蝶槍⛰️の山頂付近から蝶ヶ岳までは再び岩、石が多くなりますが、こちらはイメージ通り絶景を見ながら気持ちの良い稜線歩きができました。

蝶ヶ岳⛰️山頂に到着すると間もなく山頂や周囲の山々は急に雲に覆われて行きました。絶景はもう十分に堪能してきたので、蝶ヶ岳ヒュッテで食事をとって下山を急ぎます。下山路はとても歩きやすく、聞いていた通り階段が多い！一歩でまたぐのが大変そうな段差にはことごとく歩きやすい段差の低い階段が設けられていました。ありがたい反面これはもはや山歩きではないのでは？とすら思いましたが、後半は階段がなければとても直登はできなかったと感じる崖のような場所も多く、ただただありがたく下りさせていただきました。残り1時間くらいのところで小雨がぱらついてきてしまい、ややペースを上げつつも、紅葉🍁など景色も楽しみながら下山しました。

下山後は温泉♨️でさっぱりし、夕食も食べて満たされた気持ちで帰路につきました。が、真っ暗な中強まった雨☔のため路面も白線も向かう先も非常に見づらく精神的にも疲労、そうこうしているうちに寝不足続きがたたって睡魔にも襲われ😪、仮眠をとろうとするも眠れはせず…。自宅までの距離も山梨あたりの山々と比べてだいぶ遠いこともあり、帰りの運転のつらさは過去一でした。寝具を持参するなど今回も工夫はしてみたつもりですが、まだまだ改善が必要と感じました。

＜山行を終えて＞
眺めるだけだったとんでもなく高い山に自分の足で、しかも単独で登れるなんて、本当に夢のようです😇。今回はこれまでの山行の中でも特別に、私なんかが登っていいんだろうか？とドキドキしましたが、無事登って下りて、そして帰って来ることができ、心から感謝です🙏。
お天気☀️にも恵まれ、これまでにはない景色を見、これまでにはない経験もたくさんすることができました。
特に岩登りでは、もう少し荷物を減らせると良かったなと思ったり（これでも以前よりはだいぶ減らしたつもりなんですが💦）、更なるレベルアップのためには時々低山に登る以外のトレーニングも必要だなと思ったり、いろいろな宿題も持ち帰って来ました。
常念岳⛰️が北アルプスだったこともつい最近知ったくらいこれまでアルプスにほとんど関心のなかった私ですが、近くでその山容を目にすると、やっぱりちょっと他の山にも登ってみたいという気持ちも芽生えて来ました。これから少しずつトレーニングをしたり、課題への対策を考えたりして、いつか、安全にチャレンジしていくことができたらと思います😊。

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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