【登山界の星、ふくやんさんが37座を制覇！】
2024年、ふくやんさんは驚異的な登山活動を見せました。総活動時間109時間という短期間で、なんと37座を登頂し、移動距離は216.4kmにも達しました。特に獲得標高15874mは、登山の技術と体力を証明する素晴らしい成果です。

ふくやんさんの挑戦は、登山愛好者にとっての憧れであり、努力と情熱の結晶です。この偉業は、ふくやんさんの登山に対する深い愛情と探求心を物語っています。今後の活動にも期待が高まります。ふくやんさんのさらなる活躍に、心からの拍手を送りたいと思います。

ふくやんさんは、今回の活動で見事に長い距離を歩き通しました。観音峯山の登山口から出発し、観音峯山、法力峠を経由して大日山・稲村ケ岳へ向かうコースを選び、素晴らしい景色を楽しむことができました。特に紅葉は、昨年の感動を思い出させるもので、天候にも恵まれ、多彩な色合いの紅葉を堪能することができました。

また、稲村ケ岳の山頂付近では、独特の礫岩に再会することができ、貴重な体験を得たことは特筆すべき点です。普段はなかなか味わえないこの風景を楽しむ姿からは、自然への深い愛情が伝わってきます。 

ふくやんさんの努力と探求心は、山歩の楽しさを教えてくれます。今回の成果を通じて、さらなる冒険が待っていることでしょう。これからの活動も期待しています。

今回のおめあては２つ。
ひとつは紅葉、ふたつめは稲村ケ岳・大日山の山頂付近にある礫岩に会いに行くこと。

今回のルートは、観音峯山登山口を出発し、観音峯山、法力峠を経由して大日山・稲村ケ岳をめざすコース。

紅葉については、昨年感動した観音峯山の絶景を今年も！と思っていましたが、今年の紅葉色付きはかなり遅れていました。
最初からこれを想定して、最悪、稲村ケ岳へ向かう途中では紅葉を味わえるだろうと考えました。予想どおり、天気が良かったので、いろいろな彩りの紅葉を、また、山頂付近では落葉した木々の姿も味わうことができました。

稲村ケ岳へは、３年前に行ったことはありましたが、当時YAMAPレポートをやっていなかったので、今回、久しぶりに登ってきました。稲村ケ岳と大日岳は独特の山容をしています。これは山頂付近が礫岩でできているからです。紀伊半島ではここでしか会えない礫岩に再会することができました。

２つのおめあては無事にクリアしたのですが、今回、自分なりの最大の成果は別にもうひとつありました。それは、稲村ヶ岳の宝剣に関してです。
稲村ケ岳の山頂へ行く前に、宝剣を見に行った際に、ふと気になって、宝剣の向こうにある木の後ろに回ってみました。
すると、そこには･･･、ドーンと大日山。
まるで剣のように立っています。
稲村ケ岳の山頂からは大日山の姿を見ることができませんが、宝剣の場所からは大日山の見事な姿をはっきりと見ることができました。
もしかして･･･、宝剣がここにあるのは、「ここから見る大日山は、まるで剣の先のようで格好いいよ！」というメッセージなのかな！？と感じました。
自分の勝手な感想ですけど、これが今回の山行で一番強烈に感じられたことです。

当初はピストンで出発点に戻るつもりでしたが、午後になって雲が多くなってきたことと、ゴール予定の時刻が日の入り時刻に近くなりそうだったので、洞川温泉へ下山することにしました。
あわよくばバスに乗って･･･と思いましたが、うまく時刻が合わなかったので、スタート地点までスタコラと歩いて戻りました。久しぶりのロングウォークになりました。

宝剣から臨む大日山の”剣”、そして紅葉　ー観音峯山から大日山・稲村ヶ岳ー

玉置神社の駐車場から、ワンウェイで大斎原、本宮大社まで歩きました。
YAMAPで軌跡を残すようになった2年前の7月の初レポートから、先月のレポートまでで、大峰奥駈道の柳の渡しから玉置神社までの軌跡をつなぐことができていました。
分割縦走完了まで、今回の行程を残すのみ。

昨年秋に作っていた計画では、本宮大社に車を止めて、バスで十津川温泉に移動し、そこから土日祝日限定の玉置神社行きのバスでスタート地点の玉置神社駐車場に行こうと考えていました。
下り基調ですがロングコースなので行動時間は９時間は必要。
バスでアクセスすると、9時30分の行動開始になるので、一年でも昼間が長い６・７月なら安心して行動できると考えていました。

いよいよ決行しようとして、5/30に営業所に電話したところ、道路通行止のため運休中で再開予定不明とのこと。
それなら今回は無理…と諦めかけたのですが、梅雨入前の今がベストタイミング。しかも天気よし。というわけで、十津川温泉バス停からはタクシー移動することにしました。
通常の経路は災害復旧工事で5/20から全面通行止めなので、国道425号線経由の迂回路でのアクセスを覚悟。タクシーでも到着まで60分弱、8000円必要とのことでした。

そして当日。
予定通りに十津川温泉バス停に到着すると、「通行止めが昨日で解除されました」とのこと。
覚悟していた迂回路ではなく、玉置神社へ直登できました。
タクシー代は予定のほぼ半額。しかも8時20分に到着！
最初の計画よりは多く経費がかかりましたが、その分、１時間以上早く行動を開始できました。
十分に納得、というか、とても有り難い状況でスタートすることができました。

下り基調とはいえ、南奥駈道特有のアップダウンの連続を覚悟していましたが、ワンウェイの行程なので、さほど強烈なダメージを受けることなく、機嫌良く歩くことができました。
気温がかなり上がったようですが、ほとんどが木立の中を歩く感じなので、それほど暑さに悩まされることもありませんでした。

大斎原へは、熊野川を渡渉しようと思っていましたが、先週の降雨の影響でとても渡れる状況ではありませんでした（夕方は…）。どうしようかと悩むこともなく、決断が簡単でした。

今回の反省が１点。
五大尊岳でランチ休憩をしているとき、小バエのような虫が、顔の周辺にたくさんまとわりついてきました。そのうちに、口や鼻、目の中にダイブしてきました。１匹が完全に右目に入ってしまい、その後、目が充血してちょっと大変でした。目薬を持っていなかったためです。
下山してから洗眼し、自宅で目薬をさしたあとは改善しました。
山へ行くときには目薬を携行しないといけませんね。



玉置神社から大斎原・本宮大社　－大峰奥駈道を13回分割で踏破－

山の日。近場で一番涼しそうな山のひとつ、釈迦ケ岳と大峯奥駈道へ行ってきました。
２年前にこのルートを歩いて、とても気に入りました。今回は、体力チェックの意味も込めての再訪です。

前回は午後に夕立ちに遭遇しましたが、今回は万全の天気安定。その代わり、とても暑い山行になりました。涼しさを求めたはずでしたけど。

朝曇りでのスタートでしたが、予想通りに安定の夏空の下で山歩きを楽しみました。
ただ、８時過ぎまでの笹原は露がたくさんついていました。登山靴を濡らさない装備が必要です。

で、前回のタイムと比較すると、今回は30分近く遅くなっていました。

【前回のレポート】
https://yamap.com/activities/19095492

暑かったせいだ、と言いたいところですが、体力低下もあるだろうなと思わざるをえません。
前回の方がもう少しコースが長かった上に、孔雀岳と仏生岳の両方をピークハントしていました。それに、前回は雨宿りの時間もありました。
ただ、今回の方が疲れていないように感じます。コースがわかっているので、ゆっくり歩けたからかもしれません。
というわけで、体力チェック結果は「やや低下」というところかと思います。

釈迦ヶ岳から楊枝の森（手前）再訪

【ご注意事項】
ワサビ谷の私有地を通行するには、ツアーへの参加や事前の申請で立ち入りの許可が必要です。
無許可での立ち入りは禁止されておりますので、ご注意ください。

また、一部のマナーの悪い登山者が無許可で立ち入り、管理者の方にご迷惑をかけている状況であるため、ワサビ谷環境管理組合様のルールに従い、活動日記の公開に関してルールを設定しております。
YAMAPで活動日記を公開する際には以下のご対応をお願いいたします。

1. 写真のみの活動日記の作成（軌跡無しのもの）
軌跡無しの活動日記の作成方法は、以下をご一読ください。
https://help.yamap.com/hc/ja/articles/6946781188889
2. 無断通行禁止の私有地があることを明記すること
3. 「ツアーで参加・又は入山許可を得て入山しています」など、許可を得て通行していることを明記すること

［ワサビ谷右岸私有地利用ルール］
https://bit.ly/40y6TfC

活動日記の公開ルールに反している場合は、運営側で非公開といたしますので、あらかじめご了承ください。
恐れ入りますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

観音峯山・大普賢岳・山上ヶ岳・稲村ヶ岳

ふくやんさんの活動日記が、多くの人々に感動を与えた理由は、その細やかな情報提供と情熱にあります。大斎原から本宮大社までの行程を詳細に記録し、過去の軌跡と繋げている点は、他の登山者にとっても非常に有益です。また、天候や交通状況を考慮した計画も素晴らしく、行動する際の参考になります。特に、梅雨入り前のタイミングを見逃さず、最適な条件で挑戦しようとする姿勢は、感心させられます。このような熱意が、多くの人々に勇気を与えるのです。さらに、今後も活動日記を通じて、素晴らしい体験や情報を共有し続けてほしいと思います。読者は、ふくやんさんの次の挑戦を楽しみにしています。次回も心温まるレポートを期待しています。

近畿は梅雨明けが発表。
北陸では梅雨明けまだでしたが…、てんくらＡの白山へ行ってきました。
白山では、今が高山植物の見頃、あと、世界ジオパークに認定されているエリアなので一度ゆっくり見学したいと思っていました。

前日23時に登山口駐車場に到着。すでに満車のようだったので、上の道路脇の空きスペースに駐車して仮眠。
夜には月や星がきれいでしたが、夜明け頃から雲が増えてきました。
山頂のライブカメラによると、室堂付近は完全にガスに包まれていました。
当日の天気予報をチェックすると、午前中の予報がＢになっていました。
降雨の心配はなさそうでしたが、ガスが出るのかな…と予想。

盛夏の暑さが厳しい日には、明け方からしばらくの間、曇ることがよくあります。
いわゆる、「朝曇（り）」です。夏の季語だそうです。
山地では朝に霧が出たり小雨が降ることもありますが、数時間すると雲が切れて青空が広がり、厳しい暑さがやってきます。
そして、午後になると再び雲が湧き上がってきます。
今回の天気は正にこのとおりでした。

【今回の行程】
・登り・・・砂防新道で室堂へ
・山頂付近の行動・・・御前峰、お池めぐり、大汝峰に登って室堂へ
・下山・・・観光新道

花や岩を見ていると所要時間がかなりかかりそうなので、登りは砂防新道を使いました。
御前峰には絶対に登るとして、あとのコースは天候次第では割愛するつもりでした。
下山時にへばっていなければ、登りとは違うコースで、花畑が多くて眺望のよい観光新道を使う予定をたてました。

甚之助避難小屋から室堂まではガスガスの状況が続きました。
室堂で少し早めのランチ休憩をしている時に、一瞬青空が広がりました。
その後、山頂に向かうまでの間にも、何回か秒単位で青空。
山頂で15分ほど待機していると、今度は１分弱程度の間、ガスが切れました。
お池めぐりをしているうちに、みるみる山頂付近の雲が消えて快晴の青空が広がり始めました。

今回、花や景色を味わって写真を撮影しまくりなので、体力的な消耗はほとんどありません。
室堂から下山を始める頃には、少し雲がでてきましたが、登るときに見えなかった光景を楽しむことができました。

黒ボコ岩からは、予定どおりに観光新道で下山。
百花繚乱の光景を堪能しました。眺望も素敵です。
ただ･･･、このルートはなかなか大変。
殿ケ池避難小屋からの下山では、結構頑張ったのに、標準時間から短縮できませんでした。特に別当坂分岐からの下り（喜市郎坂）は、降雨時はドロドロになるのを覚悟しなければならない難所でした。
登ってくる方も多かったですが、大変だっただろうなと思いました。

これまで大峰奥駈道を中心に歩いてきているので、体力的にも精神的にもヘバることなく、今回も機嫌良く歩き終えることができました。


白山登山は朝曇から快晴へ　ーゆっくり巡る花とジオー

久しぶりの大峰。青空が広がり、登山には暑いくらいの天候でした。
国道425号線の白谷トンネル手前をスタートし、行仙岳から倶利伽羅岳、転法輪岳を経て持経の宿まで歩きました。
帰りは行仙岳までピストンで戻ったあと、行仙の宿まで歩を伸ばし、平治の宿を含めて３つの山小屋を巡りました。

４月に本格的な山行をできる機会は少ないので、私にとっては好天予報だったこの日が一択。
昨年秋の段階では、行仙岳から太古の辻のルートを２日日程で一気に歩こうと考えていたのですが、国道169号線の通行止めが解除されそうな気配がありません。なので、まず今回のルートを歩いておこうと考えました。
それ以上の深い考えはなく、「このルートの見所は何やろ？」と思いつつの決行でした。

しかし、新緑がほとんどない春の大峰奥駈道の尾根では、樹木の間からいろんな方向の尾根を見ることができました。眺望をあまり期待していませんでしたが、予想外のことで、天候も相まって大満足でした。これまで歩いた山々の姿を眺めながら、楽しい一日を過ごすことができました。

ただし、さすがに南奥駈道。小刻みなアップダウンが多くて、足はかなり消耗しました。特に帰りの登りはまさに修行！　大きな登りは三回ですが「またか」というほど何回も登らされます。巻き道は一切なく、忠実に小ピークを踏んでいく道でした。
往路で予想外に時間がかかったので、復路で転法輪岳まで頑張りすぎてしまい、倶利伽羅岳へ向かうところでは太ももが相当悲鳴をあげていました。

新緑前の大峰南奥駈道で眺望を堪能　ー行仙岳・倶利伽羅岳・転法輪岳－

大峯奥駈道（おおみねおくがけみち）は、吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。1000-1900m級の険しい峰々を踏破する「奥駈」という峰入修行を行なう約80kmに渡る古道を指す。
2002年（平成14年）12月19日、国の史跡「大峯奥駈道」として指定された。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』（2004年〈平成16年〉7月登録）の一部。

大峯奥駈道 その5（玉置山～本宮）

ふくやんさんは、梅雨明けの白山へと向かい、標高差の大きい道をしっかりと歩きました。夜間の登山口駐車場では、すでに満車であったにもかかわらず、臨機応変に対応して仮眠を取り、翌朝の出発に備えました。天候は不安定でしたが、ふくやんさんは正確に予報を見極め、明け方からの曇りを乗り越えて、青空の下での山歩を楽しむことができました。

白山では、素晴らしい高山植物の見頃を目にし、自然の美しさを満喫したことでしょう。御前峰やお池めぐりを通じて、自然の息吹を感じる時間を大切にしたふくやんさんの姿勢は、他の人々にも多くの刺激を与えることでしょう。これからも、ふくやんさんの山歩に期待が高まります。頑張りに心からの拍手を贈ります。

白山（はくさん）は、白山国立公園内の石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる、標高2,702mの山である。日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。最高点の御前峰（ごぜんがみね）には、一等三角点と白山比咩神社奥宮がある。 富士山、立山と共に日本三名山（日本三霊山）のひとつである。

【概要】
白山は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがる両白山地の中央に位置し、その最高峰である。山頂周辺は、成層火山となっている。30万年から40万年前から火山活動を始め1659年（万治2年）の噴火が最も新しい。最高峰の御前峰（標高2,702m）・剣ヶ峰 (2,677m) ・大汝峰 (2,684m) の「白山三峰」を中心として、周辺の山峰の総称である。そのため厳密には、現在の県境は、石川・福井・岐阜・富山に跨る。また、別山・三ノ峰を加えて「白山五峰」という。「白山連峰」と呼ばれることもある。 北陸地方の中では標高の高い山であるため、他の山では残雪が消えた季節でも「白い山」として遠方からでも一目で判明できる山である。また、白くなった白山は北陸に晩秋が訪れた象徴ともなる。

【山名の由来】
なお、かつては『越白嶺』と書いて『こしのしらね』と呼ばれ、その名残が現在の白山周辺の地名『白峰』として残っている。その後、『白山』と書いて『しらやま』と読む時期を経て、現在の呼称となっている。

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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