【登山界の新星、NAOZOさんの偉業】
2024年、NAOZOさんは登山界で驚異的な記録を樹立しました。総活動時間206時間の中で、118座の山を登頂し、移動距離はなんと659.9kmに達しました。さらに、獲得標高は42094mという驚異的な数字を記録しています。

この成果は、NAOZOさんの並外れた努力と情熱の賜物です。毎回の登山において、彼は困難を乗り越える力強さと冷静さを持ち合わせています。仲間との連携を大切にしながら、登山の魅力を広める姿勢も素晴らしいです。

NAOZOさんの活躍は、今後の登山者たちにとっても大きな励みとなることでしょう。これからのさらなる挑戦にも期待が寄せられます。

NAOZOさんは、六甲縦走キャノンボールランに参加し、約42キロの距離を見事に歩き通しました。この大会は、自転車やスケボーなども参加可能なユニークなイベントで、自由なスタイルで臨めるのが魅力です。特に、神戸の街を見下ろしながらの山歩は、多感な青春時代を思い起こさせる特別な体験となったことでしょう。

午前6時の須磨浦公園からスタートし、日没ギリギリで宝塚のゴールに滑り込んだNAOZOさんの姿は、多くの人に感動を与えました。辛い瞬間もあったようですが、その中での達成感は計り知れません。六甲山をパスしたり、エロ本エイドでの楽しいひとときも、全てが思い出に残る素敵な体験だと思います。 

NAOZOさんの挑戦心と努力に、心からの拍手を送りたいです。これからも新たな目標に向かって、素晴らしい山歩を続けてほしいです。

重いザックが肩に食い込む。５日間の衣食住の全てを背負って日本三大急登のひとつに数えられるブナ立尾根を登りながら僕は、隣に聳え立つ唐沢岳の山頂をげんなりと見つめる。

今登っているこの急登は烏帽子岳山頂につながる尾根であり、隣に聳えるあの唐沢岳とほぼ同じ標高ってことを考えると、

『まったく…なんて所に来ちゃったんだよ』

と、深いため息をつくしかない。

息も絶え絶えにどうにかブナ立尾根を登りきった時、突然目の前に赤牛岳の重厚な山容が現れた。そしてその奥に、去年歩いた薬師岳から五色ヶ原への稜線が立山に向かって伸びていく美しいシルエットに息を呑んで立ち尽くす。

この旅を計画してからというもの、幾度となくこの山域の地図や3Dマップを眺め、想像を巡らし続けて、おおよそその雰囲気は理解していたつもりだったけど、実際にこの場に立ち、風を感じ、山の静けさの中で眺める北アルプスの圧倒的な重厚感に…僕は完全にビビった（笑）

そして、烏帽子岳の山頂から見えた高瀬川の大峡谷を挟んだ向こう側、表銀座縦走路の先端に位置する燕岳を目にした時、

『あんなところまで行ける訳ね〜やん💦』

っと、自らが立ててしまった裏銀座からの表銀座縦走（UGTG）の計画が、あまりにも途方も無いものだったんじゃないかと本気で震えた。（これは武者奮いではなく、完全に恐れからです…）


そんな感じで始まった僕の夢の山旅だったけど、この調子で駄文を書き続けてもキリがない訳で、結論を言ってしまうと、裏銀座を縦走して槍ヶ岳までは行けました…が、残念ながら４日目の朝、槍ヶ岳山頂直下の小屋で雷雨と暴風に見舞われ、やむなく上高地にエスケープして僕の旅が終わりました。

振り返ってみると、この計画を立てた昨年の秋の時点では、裏銀座縦走だけでもかなりギリギリの状況だったんじゃないかと思う。ただでさえ重い荷を背負っているうえ、足場の悪い岩陵帯や激登り、激下りが延々と続く縦走路。かなり体力を消耗するし、寂しいし、臭いし、お腹を下すし…。

下腹部の緊急事態発令により野口五郎小屋のトイレに駆け込んだ時、和式便器を覆うようにフタがしてあったんだけど、なんせ緊急事態だったのでフタを外し、急ぎ頭上にあった小さな棚にそのフタをおいてしゃがみ込んだ時…

『ゴン・・・！！』

って頭にフタが降ってきた。ギャーーーー！！！
  
和式便器のカバーですよ。汚臭や汚物と外界を遮断するフタですよ。帰れるものならすぐにでも帰りたかった…泣

って、そんな話は余談ですが、３日目に槍ヶ岳へ登頂した際、山頂に立つ自分の足元から続く東鎌尾根、その先の西岳、大天井岳、燕岳へと続く表銀座縦走路を一望して、自分自身に問いかけた。

「行けるのか、俺？」

その答えはまたいつか、

【行っちゃうぜぃ！GTUG（表銀座to裏銀座）】編でお会いできればと思います（笑）


この一年、この旅の準備としてロードを走り、トレイルを駆け、恥を忍んでトレラン大会で痴態をさらしてきた中で、気づかないうちに体力が付き、そのおかげか旅のスキルがちょっと上がった気がしてる今日この頃。なのに、ぽっこりお腹がいつまでも凹まないから、ウェストベルト付きのザックが使えない問題は未解決のまま…泣

ということで、これからも、漂うように山を旅しながら、ゆる〜く楽しんで行ければいいな〜っと思ってます。

ではまた♪

裏銀座縦走路｜山を旅するって、こういう事なんだと思った。

昨年からゆるく近所を走り出し、今春からトレイルの大会にエントリーしまくって各地でゾンビとなった僕。
そんな2024年のトレランの集大成として、今の自分の距離の壁を超えるべく選んだのが、六甲縦走キャノンボールランだった。

人力ならば、自転車でもスケボーでも馬でもウイングスーツでも参加可能（馬は人力になるのか？）。あまり文句を言わない、死なない、酒にのまれずに、誰が六甲縦走路を一番早く走れるかを競う、ファンラン的な大会。

お気楽男の僕には、その適当加減も丁度いい。何より、多感な青春時代を過ごした神戸の街を見下ろしながら走れる六甲縦走路が大好きって事もあり、ひっそりと夜明けを迎えた午前6時の須磨浦公園。8時一斉スタートってルールを軽く逸脱して、僕の戦いは始まった。

んで、結果的にはYAMAP記録で約42キロ。手元のGPSでは約48キロ。終わりのない登り下りを繰り返し、日没ギリギリに宝塚のゴールに滑り込んだ。

かかった時間だとか、途中辛くて泣きそうになったりだとか、六甲縦走路にもかかわらず六甲山をパスしたりだとか、エロ本エイドでムフフ❤️だったりはこの際どうでもいい。

この大会にチャレンジしようとした自分を、今は…殴ってやりたい。クソしんどすぎるって、マジで💦

まぁでも、とりあえずは完走も出来た事だし、なんだかんだ終わってみれば、やっぱり六甲縦走路は最高に楽しかったよなぁ〜…とは、今はまだ思えません（笑）

でも、やっぱりまた出たいかも…って、ちょっとだけ思える、素晴らしい大会でした^ ^

六甲最高〜！

31st 六甲縦走キャノンボールランを走ってみた。

縦走系の山旅、いわゆるロングトレイルに憧れて山を始めた僕にとって、『中央分水嶺・高島トレイル』は特別なコースになる。いつかきっと…と思いながら歳を重ね、気がつけば人生の折返しをとうに過ぎちゃった。

やるなら、今しかない。なんたって、人生で今日という日が一番若くピチピチしてるんだからっ♪　

とはいえ、テントを担いでスルーハイクするには８０kmという距離はちょっと敷居が高い。ってことで、公式で紹介されている１２分割のセクションハイクで旅をしようと、その①と②の17kmを歩くために、2022年の晩秋に国境スキー場から憧れのロングトレイルの旅路の一歩を踏み出した。

あれから１年半。

あの続きの軌跡を繋げるために、再びマキノ高原に戻ってきた僕は、やたらと長いアプローチルートを強いられる割に、メインルートが全然進まない１２分割のセクションハイクを一気に押し進めるために、③〜⑦の３０キロをまとめて行っちゃおうと目論んだ。

マキノ高原から水坂峠までのこのルート、丁度一年前に悪天候に阻まれて逃げ帰った時は、テント泊の２DAYSで企画していたんだけど、トレランやアルプスで鍛えた今の僕なら、どうにか１DAYで行けるはずだってことで、やってみた。


んで、結果、粟柄峠から大谷山までの前半は、THE絶景！　最高の気分でゆるランとハイクを織り交ぜながら、心地よい高揚感で進めたんだけど、抜土まで降りてからの後半…、鹿２頭と猿の群れと、草むらから漂う獣の気配以外は、僕一人。

鬼登りと、藪漕ぎと、薄暗い樹林帯と、足を滑らせたらどこまでも落ちていきそうな馬鹿みたいな激下りが交互に現れては、僕の薄っぺらなメンタルをどんどん崩壊させてゆく。

っていうか・・・寂しすぎて、ちょっと泣いた😭

下草で見えないところに生えている棘付きの蔦で、足は血まみれだし、いつ現れるかわからない大型の獣に怯えて、ずっと熊スプレーを握り締め続けなきゃならないし、なによりエスケープルートが無い…っていうか、下界には降りられるけど、その先の交通機関が無いっていうプレッシャー。

もし、高島トレイルを歩く予定の人は、できればソロじゃなくて、お仲間とワイワイと余裕をもって歩くことを強くおすすめします。車２台あれば、もっと計画に幅もできますし、何より絶対にその方が楽しい（笑）

とはいえ、心から憧れ続けた高島トレイルの前半の旅を無事に終えれたっていう満足感と達成感は、両足に刻まれた無数の傷と筋肉痛の代償を払ってでも頑張った価値はあったと思う。


んがっ！後半をどうしよう…。
あの続きをソロで行くのか？　

『この世界には、今は僕しかいないんじゃないのか？』的などうしようもない孤独感を味わう旅。

だれか、『この世界に、僕と君しかいない旅』に付き合ってくれる方、いませんか？（笑）


ではまた♪


高島トレイルはじめました 2【マキノ〜水坂峠】

DOMO

六甲山（ろっこうさん）は、兵庫県南東部、神戸市の市街地の西から北にかけて位置する山塊。瀬戸内海国立公園の区域に指定されており、また新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもある。

【時刻表】

- 六甲ケーブル
https://www.rokkosan.com/cable/rc/timetablerc

- まやビューライン
https://koberope.jp/maya/price

- 六甲有馬ロープウェー
https://koberope.jp/rokko/price

- 六甲山上バス
https://www.rokkosan.com/cable/bus/timetablebus

- 六甲摩耶スカイシャトルバス
https://www.rokkosan.com/wp-content/themes/rokkosan/pdf/maya_timetable_faretable2018.pdf

- 坂バス
http://www.kobe-minato.co.jp/saka-bus.html

- 六甲・摩耶急行バス
http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/event/2019kyuko_rokko_maya.html

六甲山・長峰山・摩耶山

NAOZOさんの活動日記が多くの人に共感を呼んでいる理由は、彼のリアルな体験が伝わってくるからです。重いザックを背負い、急登を登る苦しさと同時に、目の前に広がる美しい景色に息を呑む瞬間を描写しています。特に、北アルプスの迫力ある景色や静けさに心を動かされる様子は、読む人に感動を与えます。\n\nまた、山歩の計画における地図や3Dマップを使った準備や、実際に現地に立った際の驚きや感動は、多くの登山者にとって参考になる情報です。このような詳細な描写は、他の登山者にとっても貴重な情報源となります。\n\nもし活動日記の内容が短くても、そこには新たな物語が詰まっているかもしれません。ぜひ、次の投稿も楽しみに待ちたいと思います。NAOZOさんの次の冒険にも期待しています。

来週末に控えた六甲縦走キャノンボールラン。

六甲山系の須磨浦公園から宝塚までの45キロを縦断するトレランイベントなんだけど、経験した事もない距離もさることながら、次々と現れるピークを登り下りを永遠に繰り返す地獄の様なルートって事は、過去歩いた経験から知っている。

本来なら大会一週間前なので、軽いジョグでもして調整に入る頃かもしれないんだけど、生粋のチキン野郎の僕は、不安で不安でじっとしてなんかいられない（笑）

って事で、登りの持久力の養成と下りのテンポを掴む為に、爽やかな秋晴れの白山に登ってきた。
極力休まない、走れる所はできるだけ走る！をテーマに掲げて別当出合からトレイルイン。

朝の澄んだ空気が心地よく、寒くもなく暑くもない絶好のコンディション。んが、爽やかなのは空だけで、当の本人は水浴びしたの？って位に汗だくになりながら、軽い過呼吸を繰り返しつつ、必死にピークを目指す。

んで、結果、数度のタバコエイドと称して一服を決め込み、登りはしんどくて一切走れず、下りはシャリバテで中飯場で失速💦

課題山積みで不安しかない白山トレーニングになっちゃった（笑）

まぁ、今更慌ててもどうにもならないわけで、明日はゆる〜くママちゃんと近場を走りながら、慰めてもらおうと思う次第です…(*´꒳`*)

白山｜やっぱ登りは走れないや💦

白山を登っていると、登山道からも、山頂からも、すぐ近くにいつも別山が見える。
近くて遠い山。そんなイメージがあった別山。
機会があれば、御舎利山から別山への美しい稜線を歩いてみたいと思ってた。

今まで何度となく、白山と合わせて別山にも登ろうと計画して、ついつい白山登頂だけで満足してしまってそのまま下山パターンが多かったので、今回はターゲットを最初から御舎利山から別山へと続く稜線を歩くことに決め、今まで知ってはいたけど見てみぬふりをしていた市ノ瀬登山口から急登のチブリ尾根を行くことに。

まぁなんだ。普段はバスや車を使って別当出合まで行っちゃうので、市ノ瀬から歩き出すっていうことに…ちょっと怯んでいたし、なんか損してる感もあった（笑）

実際、初めてのチブリ尾根だったんだけど、先日の裏銀座でのテン泊装備背負ってのブナ立尾根を登ったマッスルメモリーが残っていたのか、特に苦労することもなくサクサクと進む自分にビビる。荷物が軽いって、本当に正義です。

チブリ避難小屋あたりから視界がひらけ、見慣れない角度からの白山や弥陀ヶ原が朝日を浴びて神々しい。

そこからスイッチバックの急登を登りきれば御舎利山のピーク。

山頂から見渡せば、そこは青空と緑の楽園。言葉を失うような美しい稜線に別山へとつづくトレイルが一筋の線を引いていて、ちょっと鳥肌が立っちゃうくらいにエモーショナル。

今まで写真でしかみたことがなかったこの風景。いつもながら思うのは、写真や動画では、この感動って伝わらないんだよね〜。苦労して、汗や鼻水を垂らしながら、足をピキピキいわせながら登り詰めたからこそ感じられる、五感がビリビリと震えるような高揚感。

あ〜、山やってて良かったな〜って、心から思えるワンデイトリップでした♪

知っているようで、まだまだ全然知らない白山。次は釈迦新道を歩いてみたいと…ちょっとだけ思った（笑）


別山は青空と緑の世界だった。

水晶岳（すいしょうだけ）は富山市南東部に位置する標高2,986mの飛騨山脈（北アルプス）の山である。山域は中部山岳国立公園に指定され、日本百名山に選定されている。 別名は、黒岳。

【概要】
黒部川源流部での最高峰及び富山市の最高地点である。標高3,000m未満の山としては、2,999mの剱岳に次ぐ高さの山である。山頂は切り立った岩の双耳峰で、三等三角点（点名は水晶山、所在地は富山県富山市大字有峰字黒部谷割10）のある北峰は2,977.7m 測定点である南峰は2,986mである。東斜面にはすり鉢状の圏谷地形（カール）がある。 山の上部は森林限界のハイマツ帯で、山頂の岩場からは飛騨山脈の大部分の山を見渡すことができる。南西に黒部五郎岳の圏谷地形を正面から望むことができ、北側に赤牛岳の赤い岩肌を望むことができる。

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・湯俣

NAOZOさんが挑戦したのは、福井県の大谷山です。ここは標高が高く、登るにはかなりの体力を要します。日々の努力が実を結び、過去の悪天候に阻まれて進めなかった道を、見事にクリアしました。 

この日は、約30キロのルートを一気に進み、セクションハイクの魅力を存分に味わったことでしょう。長いアプローチルートは苦労の連続ですが、その分だけ達成感もひとしおです。 

NAOZOさんは、ロングトレイルに対する情熱を持ち続け、日々のトレーニングの成果を発揮しました。標高差のあるコースに立ち向かう姿は、多くの人に勇気を与えるものです。 

この経験は、今後の山歩にも大いに活かされることでしょう。これからもその情熱を持って、さらなる挑戦を続けてほしいと思います。NAOZOさんの頑張りに、心からの拍手を送りたいです。

高島トレイル（たかしまとれいる）は、福井県境嶺南と滋賀県高島市の分水嶺に連なる尾根を結ぶ登山道である。福井県と滋賀県より直接山頂へ通じる登山道を始め尾根伝をトレイルランニングやトレッキングで縦走できる。

【範囲】
愛発越から三国岳まで

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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