【登山界の星、hareroyaさんの驚異的な挑戦】

2024年、hareroyaさんは総活動時間142時間という驚異的な記録を打ち立てました。50座の山々を登頂し、移動距離は219.4kmに達しました。これに伴い、獲得標高は22905mに上り、登山界におけるその存在感を一層強めています。

hareroyaさんの努力は、ただの数字にとどまらず、多くの人々に感動と勇気を与えています。過酷な条件の中での挑戦を続け、数々の山を制覇する姿は、登山者たちの憧れです。今後のさらなる活躍が期待されるhareroyaさんに、心からの拍手を送りたいと思います。

hareroyaさんは、越後三山の一つである越後駒ヶ岳に向かい、小屋泊まりの贅沢な時間を楽しみながら、見事に長い距離を歩き通しました。普段は早朝からの活動を好むhareroyaさんですが、今回は9:30というゆったりとしたスタート。枝折峠の駐車場は満車でしたが、愛車を見事なテクニックで停める姿は印象的です。

アップダウンのある道を喘ぎながらも進む姿は、決して簡単ではなかったと思います。それでも大腿四頭筋がパンパンになるまで頑張り、その努力が実を結びました。目的地の駒の小屋に無事到着し、二階での宿泊を楽しむhareroyaさんの姿は、山歩の魅力を存分に味わっている証です。 

このように、hareroyaさんは毎回新しい挑戦を続け、山歩の楽しさを広めている存在です。

小屋泊まりである。
いつもは夜が明けるか明けないかという時刻から登るのが習慣だが今日は小屋泊まり。下りの行程を考えなくていいのでのんびり9:30登山開始だ。
枝折峠の駐車場は満車だ。覚悟はしていたのだがやはり停めるスペースがない。仕方ないので退避場のわずかなスペースに愛車をねじ込んだ。
越後三山、はなこの“こ”。駒ヶ岳に登る。いい山だが自分のようなロートル登山客にコース定数33のこのコースを日帰りで歩くのはそろそろキツくなってきた。今回は山頂を踏んだら下山せずに駒の小屋🛖で泊まることにした。

初日:9:30だと日帰りのひとはもうそろそろ山頂に着く頃だ。枝折峠名物の滝雲もこの時間はもう消えている。明神峠、小倉山、道行山とアップダウンを繰り返しながら進む。百草の池の道標があるが池なんてどこにも見当たらない。この辺りから道の勾配は次第にキツくなる。大腿四頭筋がパンパンだ。喘ぎなから前駒の岩場の基点に取り付く。ポールはザックに片付けマーキングを忠実に三点支持で辿る。前駒の岩場を越したら駒の小屋に到着だ。
小屋番さんにこちらの人数を伝える。すでに一階は満杯で二階に行くように言われた。二階に上がりシュラフを広げザックを置いて空身で山頂に向かう。山頂へは小屋から30分以内で到着する。雲が多くて山頂での見晴らしはあまり良くないが山頂を踏めた満足感が気持ちいい。
とりあえず今日、予定していた行程は完了だ。小屋にもどり小屋前の広場で夕食会だ。レトルトであったりインスタントであったりするのが山飯の定番だが山で食うとなぜか美味い😋。
てんくらによると越後駒ヶ岳の標高2,000㍍の気温は5℃とあった。先週の苗場の小赤沢登山口(標高1,300㍍)での車中泊は寒かった。やはり今晩は冷えるのだろうとインナーシュラフや厚手の下着、携帯カイロなど寒さ対策をしてきたが満員の山小屋はひとの体温でシュラフに潜っているとむしろ暑かった💧。

2日目:熟睡できない夜は長い。まんじりともせずにご来光の時間がやってきた。外はガスガスだった。水場まで水を汲みおわり小屋前の広場で朝食の準備。日の出の時間は過ぎた。さぁ食べようかというときにガスの上から時間差攻撃のご来光。朝日に照らされた草紅葉の越後駒ヶ岳は美しかった😍。雲海も素晴らしい。きょうの朝食のシチュエーションは最高だ。
ガスが下がってきた。もう一度、山頂に行ってみる。すぐとなりに荒沢岳と八海山。中ノ岳は雲が被っている。西蒲三山、米山、守門岳、浅草岳。雲海から頭を出しているのは妙高火打かな。遠くの山並みは飯豊連峰か...などなど新潟の名山がずらり一望だ。尾瀬方面は雲が高くて燧ヶ岳は見えなかった。
小屋にもどり身支度をしたら軽く掃き掃除。外に出て小屋番さんに挨拶をして下るとする。下りはいきなり前駒の岩場だ。下からは続々と日帰りピストンのひとたちが上がってくる。昨日はガスで隠れていた百草の池が見える。
登り返しの多い道に辟易しながら歩き続けると枝折峠に戻ってきた。この山は3度目。今回が一番天候に恵まれた。
帰りは銀山平温泉♨の白銀の湯で二日分の汗を流して帰路についた。

【越後駒ヶ岳】はなこの“こ”

未明に新潟を発ち白馬村へ。
待ちかねていた北アルプス遠征だ。初日は八方尾根から唐松岳を経由し牛首の岩場を越して五竜山荘で宿泊、二日目は五竜岳に登ったあと遠見尾根を下る予定。ことしの長野県の梅雨明けは平年より4日早い7/18だ。本日は7/27。梅雨が明けているのにかかわらず予報が芳しくなく気が揉めたが数日前に初日のてんくらがA、二日目もきのうてんくらがAになったので計画通り登ることに決めた。
初日：
八方尾根スキー場駐車場に到着。ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘から登山開始。多くの観光客でにぎわっているがチケット売り場のひと曰くきょうはひとが少なめだそうだ。白馬三山の眺めを楽しみにしていたのだが頂きは雲のなか。不帰の険が見える。風が吹いていて八方池は波が立っていて逆さ白馬は写っていない。ゆっくり写真をとったら唐松山荘に向けて歩く。
少し寝不足のせいか足が重く、息も上がる。山荘手前の登りはきつかった。
唐松山荘に到着。持参してきたヘルメットをここで被る。ガレた斜面にたくさんコマクサが咲いている。いい時期は終わりちょっとお疲れ気味のコマクサだった。唐松岳からこれから上る五竜岳や白馬三山、剱岳の眺めを楽しみにしていたのだがガスで全く見晴らしがきかない。ま、仕方ないさ。花も眺望も一期一会。動画や写真じゃないんだから。思い通りにいかないからそのぶん感動もあるってもんだ。
山荘に戻り一息ついたらいよいよ難所、牛首の岩場だ。相変わらずガスは晴れないがおかげで高度を感じない。高所恐怖症の身には助かる。岩場も乾いていたこともよかった。慎重に歩く。牛首の岩場を越した。緩やかなアップダウンの稜線を歩いていたらライチョウの親子に遭遇した。ライチョウは天候が良くないときに遭遇しやすいと聞いていたがたしかにそうだった。大黒岳から五竜山荘までの稜線は息は上がるが肝心の足が上がらずヘロヘロ😩で山荘に着いた。この時点で風が強くガスも濃くてあすの五竜岳登頂ができるのか疑わしくなる。
夕飯のカレーライス🍛は美味しいうえにボリュームもあって満足だった。たぶん19:30には眠りについたと思う。
二日目：
3:00に目が覚めた。風の音がする。ヘッデンを点けトイレのついでに真っ暗な外に出てみる。ヘッデンの灯りに照らされたのは真っ白なガスだった。視界は15㍍くらいか。風も強い。こりゃ五竜岳山頂でのご来光は無理だな。4:00まえにもう一度外に出てみる。ガスと風の状況は変わらず。ほかのパーティーのかた2組と話してみるとお二方とも五竜は諦めてきょうは下りるとのこと。うん。無理は禁物だ。われわれも五竜はやめとこう。いつかもう一度来いってことだ。部屋に戻りメンバーにそのむねを伝える。
そうと決まれば出発の支度は少しのんびりでもいい。5:00から朝ごはんだがわれわれは5:30すぎに食べた。7:00雨具を着込みヘルメットを被って強風と濃いガスに包まれ山荘を発つ。きのうと違い岩場は濡れている。滑らないように気を使いながら下る。東京から来たという3人組のパーティーさんと抜きつ抜かれつ遠見尾根を下る。西遠見を過ぎたらガスの下にでた。風も緩やかになる。ムッと暑くなってきた。11:00地蔵の頭に到着。ケガ無く二日間歩けた。ほっとした気持ちでヤマップを停止する。長野の梅雨は明けているのに序盤だけ晴れてそれからはほぼ天候に恵まれない2日間だった。白馬八方方面は新潟の天候に近いのかな。いつかまたここに登ってやるさ。



【八方尾根～唐松岳～遠見尾根】長野の梅雨は明けているのに…

あ、暑いぃ～😫...道の駅しなので車中泊である。ウトウトとはするが暑くて熟睡は無理だ。寝苦しい。
22:00頃、道の駅に到着した。たくさんのクルマが停まっている。この日、長野市の最高気温は36℃を記録している。現在、車外温度計は28℃。窓ガラスをすべて開け放って車中泊しているクルマが多い。エアコンをつけているのだろう窓を閉めきってエンジンをかけているクルマもある。そうなると暑さばかりではなくアイドリングの騒音も気になって寝られない。やはり寝られないのかクルマの窓ガラスを開けて低い声で会話している男女がいる。ヒソヒソ話し声が気になる😓...うるさいよ😩...ますます寝られない。まんじりともせずに腕時計を見たら3:00を過ぎている。
あぁもうダメだ、登山口に行ってしまおう。運転席に移動しクルマを走らせる。この時期の車中泊では暑くて寝苦しいのは仕方ない。だけどマナーやルールを守れないひとがいるのは敵わない。これだから道の駅での車中泊は好きになれない。自分は綺麗なトイレがあれば道の駅じゃなくて登山口で車中泊する派。

数日前からてんくらで良さそうな山を物色していて黒姫山に登ることに決めた。前から登りたかった山でもある。蔵王も土曜日のてんくらは良かったがやはり行ったことがない山に行きたい。

Googleに案内されつつまだ真っ暗な大橋登山口に到着...したはずだがなんの表示もない。YAMAPの地図で確認したらここが登山口で間違いない。クルマをもう少し走らせ戸隠キャンプ場のトイレでお腹を軽くしたら登山口で朝ごはんを済ませる。
まだ薄暗い4:50登山開始。気温が上がるまえに標高を稼ぎたい。ｻｸｻｸｯとやっつけちゃうぞ。力任せにガツガツ登る。最初は林道だ。1,485㍍の分岐までところどころ枝道がある。どちらが登山道か、を明記していないところもあるため道幅や踏み跡の明瞭さだけで判断せずに面倒でもYAMAP地図📱で確認しながら登ろう。
1,485㍍の分岐から上は道は狭くなり笹や藪の葉が道に被さるようになる。これが朝露に濡れていて服や靴がどんどん濡れていく。稜線に出た頃はTシャツ、パンツ、靴、靴下すべてずぶ濡れになってしまった。
道は急登はなく緩やかに標高を上げていく優しい道だが終始見晴らしの効かない樹林帯を歩く。山頂の手前が少し急坂になるだけだ。
7:40登頂。だれもいない。ガスガスで見晴らしはまったくない。北信五岳の眺めを楽しみにしていたが残念。ま、仕方ない。これも一期一会。また来いよってことさ。あとから男性がひとり登ってきた。山頂での写真を撮ってもらったら下りることにする。
帰りは分岐から古池へ下りる。古池は想像の数倍大きかった。池というより湖とか潟というほうがぴったりする。古池から仰ぎ見る黒姫山は相変わらすガスが被っていた。
標高を下げる毎に気温が上がってきた。ﾍﾛﾍﾛになりながら大橋登山口に戻った。

山頂からの眺望が無かったことと道中、ずっと樹林帯のなかを歩くせいか地味な印象を受けた山だった。でも地味な山は嫌いじゃない。たぶんもうひと月半もすれば紅葉🍁の時期。素晴らしい山行ができるのでは。

　

【黒姫山】早朝やっつけ

越後駒ヶ岳（えちごこまがたけ）は、新潟県南魚沼市と魚沼市にまたがる標高2,003mの山。魚沼駒ヶ岳（うおぬまこまがたけ）とも呼ばれる。日本百名山の一つ。

越後駒ヶ岳・八海山・中ノ岳

hareroyaさんの活動日記は、今年の夏休みを通しての貴重な体験を詳しく描写しており、多くの人々に共感を呼び起こしています。特に、猛暑の中での高い山への挑戦や、車中泊の準備など、具体的な行動がリアルに伝わってきます。登山口での待機や、他のハイカーとの交流も描かれており、訪れる人々への情報提供が非常に優れています。これにより、hareroyaさんの活動は他の愛好者にも刺激を与え、次の山歩へと誘っていることでしょう。

このように、hareroyaさんはただの記録ではなく、読者との共有を意識した活動日記を執筆している点が素晴らしいです。これからも多くの人に影響を与える内容を期待しています。ぜひ、次回の活動日記でもさらなる詳細を取り入れてみてください。読者はもっと知りたがっています。

ことしの夏休みは中盤は身内が仏壇参りに来るし終盤は体のリペアとメンテナンスでちょっと入院。夏休み初日は山にいこう。
連日、猛暑である。というか酷暑だ。低山登りは命がけだ。この時期は高い山にかぎる。男体山(2,486㍍)はどうだろう。登山口ですでに標高1,300㍍だ。
ということで前日、仕事が終わったら大急ぎでパッキング。関越道沼田ICからシカ🫎やキツネ🦊が闊歩する真っ暗な金精峠を日光方面に向けて走る。中禅寺湖の畔の空き地にクルマを停めて車中泊。あすは涼しいうちに標高を稼ぎたい。4:00にアラーム⏰セット。

クルマを有料駐車場に移動し車中で朝食を済ませる。身支度をしたら登山口である二荒山神社中宮祠に向かうが門が開いていない。6:00にならないと開門しないのだそうだ。いまは5:00。仕方ない、待つか。他にも待ちぼうけのハイカーが数人。待っているあいだも続々とハイカーが集まってくる。
6:00開門した。入山届けの提出と入山料￥1,000を支払う。もらった御守りを首から下げていっせいに登山開始。盛夏期はもう1時間早く登れるといいんだけどなぁ。
最初少し登ったら舗装路(たぶん工事用道路)に出る。舗装路から再び登山道に。4合目。男体山は成層火山だ。成層火山とは富士山とか鳥海山とか羊蹄山とか...ああいう形(🗻)の山である。つまり登りなら延々と登りが続くのである。登り返しがなく休まらない。喘ぎながらひたすら登り続ける。登り返したら返したで稼いだ標高がもったいないとか文句を言うんだから、われながら勝手なもんである😄。
ガスのおかげで直射日光が当たらないで助かる。8:40登頂。三角点が見つからず探すこと10分。二荒山大神御神剣の奥にあった。
ガスが切れて中禅寺湖を見下ろすことが出来たが楽しみにしていた日光白根や尾瀬の山々は見れなかった。この山に慣れたひとなのか見晴らしがいいときは東京湾まで見通せると言っていた。
岩場の激下りは膝がガクガクだった。軽やかに下るトレランのひとが羨ましい。いつものことだが登りでは力任せに登るが下りでは続々と抜かれる。ヘロヘロ😖になって二荒山神社に戻った。
この山は秋も素晴らしいのだとか。もう少し涼しい時期にまた来たい。


【男体山】夏休み初日は

甲斐駒に登った二年前。甲斐駒ヶ岳から見た仙丈ヶ岳がなんとも綺麗でいつか登ってみたい、そして仙丈ヶ岳から逆に甲斐駒ヶ岳を眺めてみたいと思い続けていた。6月に仙丈小屋を予約。退路を絶って仙丈ヶ岳に登ることにきめた(大袈裟な😅)。私的な動機の山行なのにぴさん、cloudtenさん、fryonさんもつき合ってくれて4人パーティーだ。

初日:7:30仙流荘前の駐車場に到着。2年前より駐車場は増えているしチケットの売り場やバスの乗り場が変わっている。南アルプス林道バスに乗り込む。ザックは膝の上だ。約一時間、バスに揺られ北沢峠に到着。ここで既に標高2,000㍍。バスから降りるとひんやり涼しくて気持ちいい。
北沢峠から登山開始。藪沢大滝ノ頭の分岐から小仙丈ヶ岳を目指す。標高2,500㍍を越えてもまだまだ木が高い。新潟に比べ森林限界がはるかに高い。針葉樹の倒木にはびっしりと苔が生えている。普段、新潟の山で見慣れているブナ林も好きなのだが針葉樹林に倒木には苔の生えた植生は自分には目新しく美しい。
急登のせいか、3,000㍍という高度のせいか息が上がり膝が重い。喘ぎつつ小仙丈ヶ岳に到着。小仙丈カールもなかなか見事なカールだった。
小仙丈から稜線を歩くと雷鳥が散歩をしていた。このあたりからガスがどんどん濃くなって楽しみにしていた富士山、北岳、間ノ岳の標高No.1～3揃い踏みは肝心の富士山がガスの向こうで果たせなかった。振り返ると甲斐駒もガスの中だ😓。稜線から外れ仙丈小屋へ続くトラバース路を行く。またまた雷鳥の家族がいた。ガスが出たせいか天敵から見つかる心配がなく雷鳥も安心して散歩している。
仙丈小屋に到着。3人は山頂に行くという。自分はガスも濃いしここで藪沢カールと山頂を眺めながらビール🍺でも飲むことにする。17:00夕飯だ。夕飯を済ませたらガスが少しだけ消えてきたのを機に山頂に向かうことにする。ここから約20分。仙丈ヶ岳に登頂。見渡す限りの雲海。2年前に誓った仙丈ヶ岳から甲斐駒ヶ岳を眺めることも果たすことができた。
仙丈小屋に戻ったらあとはやることがない。明日に備え早めに寝よう。

二日目:昨晩は19:30頃には寝付いたようだ。深夜1:00に目が覚めた。こっそり外に出てみる。見上げるとそれは見事な星空🌠だった。星座の名前がほとんどわからない自分が恨めしくなるほどの満点の星空。寒いけれどいつまでも見上げていられる。流れ星もふたつ見ることができた。消えるのが早くて願い事ができなかったが😅
2:00、そーっと寝床に戻り目をつむる。4:00、スマホのアラームに叩き起こされる。ご来光を見るためだ。きのう通ったトラバース路を逆に歩いて稜線に出る。明るくなりつつある東の方向には雲海から富士山があたまを出していた。その右手には北岳、間ノ岳。きのうは見られなかったNo.1～3の揃い踏みだ。ただでさえ豪勢な眺望に美しいご来光🌅が出てきてもうね😍。
我に返り急いで小屋に戻る。北沢峠発の帰りのバスは10:00だ。朝食をかき込んだら馬ノ背小屋経由で北沢峠に到着。仙水小屋の建て替えの資材運搬のヘリの爆音を聞きながらバスに乗り込んだ。

とても濃い2日間だった。危険のところはほとんど無いコース。カールやほかの山々の眺望、雷鳥たちなど退屈することがなかった。山容ばかりではない、飽きることのない行程。女王はやはり女王だった。
つぎは北岳から仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を眺めてみたい。仙流荘で汗を流して帰路に着いた。

【仙丈ヶ岳】女王陛下に拝謁

只見町の雨堤公衆トイレ脇の駐車場に停めた。ここで一晩過ごしあす早朝、蒲生岳駐車場に移動してから登る。この山を会津のマッターホルンと喩えたのは福島県が世界に誇る登山家の田部井淳子氏だとか。なるほど西側からの蒲生岳は見た者をたじろがせる山容をしている。マッターホルンに似ているかは知らん🤔。

4:00起床。朝食を済ませたあと腹を軽くしたら蒲生岳駐車場に向かう。身支度をする。只見線、会津蒲生駅の脇の小さな踏切を渡ったら上原(かんばら)清水で喉を潤し登山開始。緩やかな勾配は、ほんの最初だけで胸を突くような急登がすぐに始まる。ロープ、鎖が連続する。足元は露岩だ。
先月、祝瓶山(東北のマッターホルンの異名がある😂)を登った翌週にここに登るつもりでいた。ただ前日の夜に雨が降った。濡れた岩場が怖いので急きょ南会津の二岐山に変更したのだが岩場の急登をよじ登りながらあの時の判断は賢明だったと感じた。
急登でロープ、鎖が連続するが草木が繁っているせいで一部を除いて高度感を感じなかった。慎重さは求められるが緊張感、恐怖感はあまり無かった(1箇所だけ怖いトラバースがあっただけ)。このコースは晩秋、草木の葉が落ちると高度感が増すだろう。そうなったらこの時期よりも心理的な難易度が上がるのでは。
ヒメサユリの花はもう終わって枯れている。分岐に到着。道標には左は岩壁でキケン、右が緩やかとある。迷わず右へ。岩場、鼻毛通しを通過してほどなく登頂7:00。誰もいない。本日一番乗りのようだ。
ここから周回コースで下るつもりでいたのだがトラロープが張られている。下りるなということだ。仕方ない。ピストンで下りることにする。登りよりもさらに慎重に一歩一歩、時間をかけて下った。
下りでは10人以上とスライドした。おもしろいコースと東北百名山、うつくしま百名山にも選ばれていて低山ながら人気があるようだ。



【蒲生岳】会津のマッターホルン

男体山（なんたいさん）は栃木県日光市にある標高2,486mの火山。山体は日光国立公園に属す。日本百名山のひとつ。

【登山】
中宮祠（日光二荒山神社）（栃木県日光市中宮祠2484）などから、登山することができる。登りが4時間、下りが3時間。中宮祠までは、東武日光駅から東武バスが出ている。バスの所要時間は53分。中宮祠の場所は、日光二荒山神社本社とは異なる場所にある。
中宮祠と男体山頂上の間には、1合目に遙拝所、4合目に石鳥居、8合目に滝尾神社、山頂に日光二荒山神社奥宮と太郎山神社、および二荒山大神像がある。3合目と4合目の間は30分ほど車道を歩く。

男体山

標高2,500ｍを超える小仙丈ヶ岳に挑戦したhareroyaさんの頑張りが光ります。2年前に登った甲斐駒ヶ岳から見た仙丈ヶ岳が忘れられず、ついにその山を目指す決意を固めました。仲間と共に、北沢峠からのスタート。バスでの揺れを経て、ひんやりとした空気の中、山歩の始まりです。

急登に喘ぎながらも、hareroyaさんは美しい針葉樹林や苔生した倒木を楽しみながら、小仙丈ヶ岳の頂へと向かいました。普段は新潟のブナ林を愛するhareroyaさんですが、この景色は新鮮で魅力的なものだったことでしょう。標高3,000ｍ近くの過酷な環境にも関わらず、その意志は揺るがず、見事に目標を達成しました。仲間とのパートナーシップも素晴らしく、共に支え合いながらの山歩は、きっと忘れられない思い出となったことでしょう。

hareroyaさんの挑戦精神と美しい自然を楽しむ姿勢に、心から拍手を送りたいと思います。次なる挑戦も楽しみにしています。

甲斐駒ヶ岳（かいこまがたけ）は、南アルプス国立公園内の赤石山脈（南アルプス）北端の山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる標高2,967 mの山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰で、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山、山梨百名山、信州百名山、日本百景に選定されている。

仙丈ヶ岳または仙丈岳（せんじょうがたけ・せんじょうだけ）は、長野県伊那市と山梨県南アルプス市にまたがる南アルプス国立公園内の赤石山脈の北部にある標高3,033 mの山である。

【概要】
北東に小仙丈岳、南西に大仙丈岳の小ピークを従え、さらに大仙丈岳の南側には、南アルプス中部の塩見岳に至る長大な仙塩尾根が連なっている。また、尾根の間には、東側に小仙丈沢カール、北側に藪沢カール、南東側に大仙丈沢カールと三つのカール（圏谷）を擁し、山容は比較的穏やかであるが、西面は急峻で岳沢が沢登りや冬季の氷瀑登攀の対象となっている。高山植物の非常に豊富な山として知られている。男性的な山容の甲斐駒ヶ岳に比べて女性的ななだらかな山容から「南アルプスの女王」とも称されることがある。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山、山梨百名山に選定されている。山体は赤石層群の硬砂岩・粘板岩・チャートで構成されている。

2024年の活動データ

総活動時間

登頂数

移動距離

獲得標高

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