登山

10月3日 登山の日に今年も行ってきました。
馬場島→剱岳→剱沢→真砂沢→仙人池→池ノ平→小窓雪渓→小窓ノ頭→三ノ窓→池ノ谷乗越→剱岳→馬場島

仙人池や池ノ平など裏剱の絶景と日本離れした岩稜地帯である北方稜線を両方楽しめる贅沢なルート。

去年、紅葉のピークを狙って行ったら二股吊橋が撤去されており、渡渉して酷い目にあったので今年は山小屋が営業しているファイナルウィークに。

池ノ平の紅葉はまだ早かったですが、剱沢や仙人峠はいい感じに色付いてました🍁

目的だった
《剱岳山頂で日の出と日の入りを両方見る》
は夕方うす雲が広がってしまって叶わなかったので来年以降にまた！

剱岳（つるぎだけ）は飛騨山脈（北アルプス）北部の立山連峰にある標高2,999 mの山。富山県の上市町と立山町にまたがる。中部山岳国立公園内にあり、山域はその特別保護地区になっている。日本百名山および新日本百名山に選定されている。立山とならび、日本では数少ない、氷河の現存する山である。

剱岳

富山

表裏W剱岳1DAY(早月尾根→剱岳→剱沢→仙人池→池ノ平→小窓雪渓→北方稜線→剱岳→早月尾根)

なおきっくす

📸写真多め、長文ですみません🙇

今年の遠征は乾坤一擲の剱岳へ。
有給消化のため、金→月の３泊４日予備日なしでどのようなルートにしようか一考🤔
すると、北方稜線からのルートが面白そう。岩稜帯に、なんと氷河認定されてる小窓雪渓を通過できるなんて、キグナス✨
下の廊下もルートに加えて、秋の室堂平から黒部ダムまで歩けば黒部から剱岳入れて一周できるやん、全部テント泊で行ったろう😆
天気も☀→⛅→⛅🌧→🌧☀予報なので行けるやろうと判断。
立山3座とか、周辺じっくりいっぱい巡れるやんてツッコミは無しで😅

こんな感じでホックホクなルートなんですが、高知から片道８時間程度の運転地獄と、最終日は必ず立山駅迄下山ないと高知に帰りつけず翌日の仕事に間に合わないと言う、ソロやしこれ絶対帰りつかないといかん💦

【スケジュール】
Day１アップ
高知→立山→室堂平→一ノ越→ロッジくろよん泊
夜中の出発で、寝ずに室堂平からくろよん迄歩くので、比較的短時間行動で体を山に慣らす。目標タイムは5時間

Day２メンテナンス
アップダウンが少ない下の廊下を通過し、阿曽原温泉泊し、温泉でリフレッシュ♨本番へ体を整える。
目標タイムは７時間

Day３本番
阿曽原温泉から一気に登り池ノ平泊
雲切新道の急登があり、無理せず池ノ平まで。
目標タイムは６時間

Day４核心
早朝から小窓雪渓を通過し、北方稜線から剱岳へ
下山は室堂平から美女平駅の最終16時半のバスに間に合うようにしないといけないので、少しのミスやロストは命とり。
12時間以内で下山を目指す最終日はロング

自分は２泊以上のテント泊行動が初。終始ゴリゴリだったり、前半厳しいのは、予備日がなく序盤にコケるのは無しなので、きっちり起承転結つけて、前半は下りと歩きで楽をして、後半で一気に仕上げるスケジュールです。『リスクを避けて最大効率』と言う弱者の登山ですが、行きたいから行けるように準備せんとしゃ〜ないです😄
来年行こうと思っている穂高→槍ヶ岳までのロングを想定して、今の自分がどれぐらいやれるかの試金石になります🏕
食料4日分約8200カロリー分、水は豊富な山域なので2リットル程度、携帯バッテリーや雪渓用のチェーンスパイク、雨に備えた予備服等何やらで18㌔程度、結構重いがビビって減らせれず。シェラフはもたずダウンモコモコ作戦。

【結果】
Day1
無事に立山着、始発のバスで室堂平へ。
天気も晴れており、徹夜のハイテンションで一ノ越山荘からてくてく東一ノ越を通過。みんな立山言ってましたが、1人頭上の立山ロープウェイを見上げながらも秋の山を抜けてロッジくろよんで、良い場所にテント泊。夜は風もあり寒いが、体力回復で昼間っからゴロゴロして夜も結構寝れた💤

Day2
予定では7時発でしたが☁が気になり6時発。
中々のワイルドなロード、ここを通りダムや発電所作ろうと思った方々のすごさ、山スケールの大きさ、渓谷を轟く滝等見どころ満載の下の廊下を堪能。難度はそこまでないですが気を抜くと危ない箇所もあり。水には困らず阿曽原温泉に早めに到着、人で混む前に露天風呂でくつろぎ、あとはゴロゴロ横になってくつろぐ。
夜は予想通り雨が降り湿っぽくななるも比較的暖かい夜で睡眠も十分取れた🛌

Day3
いよいよ本番、5時半出発。
小雨でしたが上空は無し雨雲薄く、風で雲は流れており雨は止むだろうと、雲切新道を登る。
この時間では自分以外に登ってる方はおらず、下山者複数とすれ違うのみ。
仙人湯では硫黄プンプン、仙人池ヒュッテまではゼーゼーしながら登りひと休み。仙人池から霧を纏う山の風景に息をのみ、池ノ平着。
小窓雪渓の状況を聞き、雪渓が見える展望台で偵察しルートも頭にイメージ。

しっかしここに来て、夕方から雨が強く降り出し頭を悩ます事態へ。夜から晴れてくる予報だったのに、山の天気あるあるが発動🌧
予測していた最悪のケースの１つとなり、撤退するなら内蔵助平から黒部ダムへ下り、黒部ケーブル→立山ロープウェイで室堂平へ戻ると言う残念コースも確認し、天候の回復を祈りつつ寝る。
しかし夜中に目覚めたら風で曇が流れ、晴れ間が出ており、朝雨が止んでいるなら行くべしと決める😌

Day4
行くと決め起きるも、夜中の晴れ間も消え薄い小雨とガス。ただ、風も少しあり視界も確保できる状況だったので、天候回復基調は間違いないと考えさっさとテント撤収し北方稜線へ3時過ぎに出発。
１番気になっていたのが、早朝の気温が低い時間帯の雪渓はチェーンスパイクで歩けるかでしたが、雪量が少ないのと堆積物があり表面が汚く、雨が降ってウェットになった氷河地帯は、しっかり重心をかけると引っ掛かりも良く十分歩ける。小窓雪渓自体は、大穴、クレバス多数あり良くなかった🧊

小窓のコルから小窓の王までは、ピンクテープもありますが、1箇所ピークに寄り過ぎ、日の出前でガスも残っていたので安全なルートへ戻り若干タイムロス。
発射台と呼ばれる場所に着くと🌤出てきたので、気になる事も無くなり、バンド状のザレを通り池ノ谷ガリーも乗り越えると、池ノ谷乗越。
斜度が緩く手足がしっかりかかるフェースなので、
適当に登り切りラストは、長次郎ノ頭を越えるのみ。目の前には剱岳も見え、ここからしか見えない絶景ゴツい八ツ峰も壮観でテンション上がる😁
ここも南側の踏み跡を進み岩稜を適当に登って8時半、ついに剱岳へ到着🎉
10人程度の人がおり、100名山完登のパーティーもおり賑やかでした😄

とはいえ、まだまだながーい下りが残ってます。
カニのヨコバイなどの鎖場を通過し、カロリー不足の中ヨレながらも剣山荘でカロリー補給。
こっからもながーい下り😱室堂平から剱岳の通常ルートの方がキツイかもと思いました。
雷鳥沢からみくりが池までの、色鮮やかな秋の景色を楽しむ人々の中、登り階段をゼエゼエ言いながら歩き、時間内に室堂バスターミナルへついた!!
はい、後は運転地獄が残るだけ🚙頑張って運転して帰り、大満喫させて頂きました😭


…ザックは何回も捨てたくなりましたが、天候にも恵まれほぼ予定通りに行け、体力的にも今の自分の力量が確認できました。
クライミングを始めたことも大きく、登りや岩場は荷重を気にせず、重心移動や体の使いが無理なく出来て消耗度が少なくなってます。
下りはやっぱり苦手、終盤は下りはピッチが上がらずしんどかったですが、冬の雪山のことを考えたらこれぐらいの荷物が重いなんて言えんよな〜と思いながら、自宅の布団に包まれて寝れる幸せ噛みしめましたとさ😊



立山（たてやま）は日本の飛騨山脈（北アルプス）北部、立山連峰の主峰で、中部山岳国立公園を代表する山の一つである。雄山（おやま、標高3,003 m）、大汝山（おおなんじやま、標高3,015 m）、富士ノ折立（ふじのおりたて、標高2,999 m）の3つの峰の総称である。雄山のみを指して立山ということもあるが、厳密には立山連峰に立山と称する単独峰は存在しない。剱岳とならび、日本では数少ない、氷河の現存する山である。

立山・雄山・浄土山

剱岳  北方稜線から剱岳へ、黒部周遊

aka4

北方稜線2日目。
2時に起きるはずが5時過ぎに起きるという大失態を犯し、絶望。
室堂の最終バスに間に合わなそうであれば、最悪早月尾根から下りてタクシー呼べばいいやと、北方稜線へ進むことを決める。
小窓雪渓はシュルンド祭りだが、通れるか絶対に通れないかなので逆に判断しやすく、よく見て登れば問題ない。しかしこれからもっと雪渓の崩壊が進んでいくので、今後どうなるかは分からない。
小窓〜剱岳は総じて、ルートミスしなければ特に難しいと感じる場所はないが、長次郎の頭付近の踏み跡が不明瞭で時間を取られるのと、岩稜上は浮石もちょくちょくあり、ホールドは慎重に選ばないと落ちる。
自分が行った日は盛大にガスってて雨も降っていたので、そういった天候の日は、最大限視野を広くルートファインディングしないと危険地帯に突入してしまうので注意が必要なのと、外傾している岩に乗るような場合は滑り等に注意が必要だと感じた。
長次郎の頭周辺の踏み跡が不明瞭でルーファイが少しグダったにも関わらず、体力コンディションがかなり良く、予定よりかなり早く本峰に到着できたので、別山尾根から室堂に下山（当初の予定通り）、無事バスに乗れた。
初めてこのルートを行く場合は、基本的に「山と高原地図」に載っているコースタイムより時間がかかる想定で進むべきなので、時間巻けるところはしっかり巻いていけるというわけではない限り2泊3日かもしくは3泊4日の日程がオススメ。
◯2泊3日
1日目:室堂〜池ノ平小屋
2日目:池ノ平小屋〜剣山荘
3日目:剣山荘〜室堂
◯3泊4日
1日目:室堂〜剱澤小屋or真砂沢ロッジ
2日目:剱澤小屋or真砂沢ロッジ〜池ノ平小屋
3日目:池ノ平小屋〜剣山荘
4日目:剣山荘〜室堂
みたいな行程で。
剱本峰までに著しく体力を消耗してしまって下るのがキツイ場合は早月尾根を少し下った早月小屋に宿泊し、そのまま早月尾根を下るのも手。（岩場の危険度合いで言うと早月尾根より別山尾根の方が高いと思うので、クタクタの状態で別山尾根に突っ込むと危険かも）
北方稜線上でルーファイ手こずると三ノ窓とかどこかしらでビバーク、なんてことも十分あり得るので、ビバーク装備と防寒対策装備はしっかりと持っていきたいところ。（真夏でもめちゃくちゃ寒い）

剱岳②（池ノ平小屋〜小窓〜剱岳〜室堂）

Кубота Рйосукэ

ロープ等を使わない登山道を歩いてみた10年ぶりの別山尾根経由は早月の倍以上キツイ　早月は泥道がほとんど　別山尾根はさすが石の登山道
北方稜線は剱から降りるより登ったほうがいい🦆

早月.北方稜線.別山尾根.早月

ユタカ

行きたい所第2弾・・・天気は良さそうなので突っ込むよ・・・今回は1人なので中々出番のないBD22Lザックに久々にJUZAのシェルター（400ｇ）、迷って夏用ペラペラシュラフ・・・としたものの・・・天候が・・・

北方稜線

iwtÿ

5回目の剱岳は、憧れの北方稜線より。
いや〜、痺れるルートでした🤣
急な誘いに付き合って頂いた、山の先輩に感謝しかありません。
(初日は、黒部ダムより下り真砂沢ロッジへ行く予定でしたが、橋が豪雨で流されたとの事。急遽、切符を買い直し、室堂より入りました。)

北方稜線から剱岳

しらす

9/18 1:00自宅出発
9/20 20:30自宅到着

今シーズン3度目の剱岳(北方稜線)へ。今回はガイドさんをお願いしました。

①自宅出発
前日の仕事が23:30に終わり、家を出たのが深夜1:00。荷物は事前に準備していて良かったー。
北陸道は福井県辺りから謎のゲリラ豪雨。深夜なのも相まって前が見えない。
何とか立山駅に到着するも3連休最終日で駐車場も盛況。

②室堂～剣沢小屋
少し早めに室堂に着いたので、安定の立山そばを食す。
ガイドさんと合流し剣沢を目指す。テントは少なく。雷鳥坂を下る登山者はみんな楽しそう。剱岳を登頂してきたのだろうか😁

剣沢小屋はシャワー有り、トイレは水洗。晩御飯はエビフライとコロッケとシチューのスープ。かなり快適でオススメ✨

③剣沢小屋～剱岳～北方稜線
久しぶりの別山尾根(上り)は楽しい。大人のアスレチックが満載！
今回は剱岳本峰が通過点。北方稜線に向かいます。

まず、1番印象的だったのがピンクテープの多さ。ここバリエーションルートなんですけどね…

前日の雨で濡れた北方稜線は怖く。濡れた岩場は滑るし、岩がもろく掴むとポロッと取れたりして気が抜けません。

池ノ谷ガリーのガレ場は超ガレガレで、意図せずとも石を落としながら下ることになります。

途中、小窓の王を見ながらこの辺りで今年3人亡くなってるんだと考えながら歩きました。

④小窓雪渓
事前の情報で小窓雪渓は氷河むき出しでボロボロ。通過は困難との事で今回は池の平山を登り迂回しました。
確かに雪渓にたくさんの穴があり、亀裂がいたるところに…
通過に関しては自己判断になると思います。落ちたら確実に助からないと思います。

⑤池の平山～池の平小屋
池の平山は踏み後とピンクテープがしっかり有り誰かが手を加えてくれた感が有ります。
ここで学んだのは雨の日の薮漕ぎは最悪。靴の中はびしょ濡れ。

あと、池の平小屋起点でこのルートを使う場合は懸垂下降が必要になると思います。

⑥池の平小屋
管理人の方がドローンで小窓雪渓の動画を撮ったとの事でパソコンで見せてもらう。
凄い映像でした。多分池の平小屋行ったら見せてもらえると思いますよ。

この日泊まったのは私達の他にガイドパーティ1組、氷河を研究しているインドの方とテント泊の方が1人おられました。
食堂で氷河の映像や、今の管理人さんが管理人になられた経緯を聞いたり今年の小窓での事故の話しをたくさん聞かせてもらいました。
興味深い話しばかりであっという間に時間が過ぎます。暖かい山小屋でした。

⑦池の平小屋～剣沢小屋～室堂
朝早く管理人さんや他の方に見送られ雨降りの中出発。ありがとうございます😊
ここからは一般道とはいえ登山道を水が流れ、石は濡れて浮いてるし、泥はズリズリで全く気が抜けません。
途中、沢の増水で渡れないとかはありませんでしたが、この日も靴の中はずぶ濡れで最悪。

途中真砂沢ロッジで小休止。コーヒーの剱岳ブレンドで身体を温める。

剣沢雪渓もズタボロ。途中長次郎谷出合いで雪渓を渡る。雪渓歩きは気持ちいい。

剣沢小屋まではえっちらおっちら。小屋でカップヌードルを食べて回復。

剱御前や雷鳥沢のテント場からの登り返しを越えてみくりが池温泉でブルベリーソフトを食す。甘さほどほどで後味スッキリで美味しい。

雨が降り出す前に室堂到着でフィニッシュ。


今回歩いて感じたのは、北方稜線の肝はルートファインディングになると思われます。
初めて行って、迷って戻ってを繰り返すとかなりしんどいと思います。天候も晴れた日を狙いたいですね。

現状はピンクテープがたくさんあるので以前よりは歩きやすいとのこと。あとシーズン終盤だと踏み後もしっかりしてくるので歩きやすいとのことです。

3日間通して晴れた日が無かったのであまり写真は撮れませんでした。次は池の平小屋起点のルートでもう一度来たいな🥹


前剱・剱岳(北方稜線)・小窓ノ頭・池平山（南峰）

アキヤマ

憧れの北鎌に続き、室堂から北方稜線から池の平小屋から室堂一周行ってきました。
別山尾根で
90分の渋滞💦
剱岳頂上から、遅れを取り戻すべく頑張る。
小窓雪渓は危険ということで、池ノ平山経由の方々多かったですが、雪渓を降りました。
ルートファインディングと雪渓処理のできる方と一緒だったので無事に通過できました。　
無事予定通り池の平小屋に到着！
今朝のモンローの唇のモルゲンもステキでした。
出発の時には、小屋のスタッフが見えなくなるまで手を振っていてくれて感動！
帰路、剱沢雪渓は、ポロポロ、ガタガタなので
夏道を登りました。
源次郎尾根の取り付きの大岩あたりも、雪渓は　ガタガタなので、行かれる方はお気をつけて!　



小窓ノ頭

このランドマークを通る活動日記

表裏W剱岳1DAY(早月尾根→剱岳→剱沢→仙人池→池ノ平→小窓雪渓→北方稜線→剱岳→早月尾根)

剱岳北方稜線から剱岳へ、黒部周遊

剱岳②（池ノ平小屋〜小窓〜剱岳〜室堂）

早月.北方稜線.別山尾根.早月

北方稜線

北方稜線から剱岳

前剱・剱岳(北方稜線)・小窓ノ頭・池平山（南峰）

剱岳北方稜線行ってきました

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}小窓ノ頭

剱岳 北方稜線から剱岳へ、黒部周遊

剱岳②（池ノ平小屋〜小窓〜剱岳〜室堂）

早月.北方稜線.別山尾根.早月

北方稜線

北方稜線から剱岳

前剱・剱岳(北方稜線)・小窓ノ頭・池平山（南峰）

剱岳北方稜線行ってきました

小窓ノ頭

剱岳北方稜線から剱岳へ、黒部周遊