登山

半年ぶり、九州への山旅。

自宅を前日に出発し、その日は別府のSAで車中泊。

翌日、尾平登山口まで行き車を停める。
天気は回復するようだが、
時折ポツリポツリと雨が降る。

ザックには2泊３日分の荷物。
なるべく軽くしたつもりだけど、
水を含め、10㎏を少し越えてしまった。

久しぶりの重荷なのでユックリ。
急登を終え、ちょっぴり岩場を越えたら
ガスの中に小屋が見えた。

新しくはないけど快適そうな小屋。
小屋の直ぐ下には水場もある。
小屋の中には先客が休憩していた。

邪魔にならないように2階へ上がり、
荷物を広げる。
暗くなる前にウイスキーを呑み、
夕飯。
7時には眠りにつく。

翌日は好天。
祖母山までは小屋から20分程。
遠くに見えるあのギザギザした山は？

居合わせた人に聞いたらあれが傾山だった😨
想像していた以上に遠いやん。

下り口への看板がわからず、
違う方向へ入りかけてしまうが、
降りてきた方に聞いて戻れた😅

山頂からいきなりの梯子連続の急降下。
そこからは障子岳～古祖母山と降りては登りの繰り返し。

古祖母山からは400m程の大下り。
尾平越えから本谷山まで同じ位登り返す。
ここがこの山旅の中で一番きつかったかな？

でもブナやミズナラ、楓などの豊かな森が美しく、全身が緑に染まるような錯覚に。
ハルゼミの鳴き声も心地よい。

本谷山を過ぎたら大きなアップダウンも無く、2時間程で九折越えに着いた。

小屋を覗いて見たけど、
せっかく持ってきたのでツェルトを広場に張り、ここに泊まる。

午後を過ぎ、傾山を日帰りする登山者もいなくなれば静かなテント場。

残り少なくなった酒をチビリチビリと舐めながら物思いに更ける。
この時間が好きだ。

最終日、高曇りの天気。
食料もだいぶ減り、軽くなったザックを担いで出発。

緩やかな道を登ると傾山が近づいて来た。
見事な双児峰、カッコいい。

やがて木の根や岩をつかんでの急登になり汗が吹き出す。

そして無人の山頂へ。
ここから三ツ尾コース経由で上畑まで降りるのだが、三ツ尾まで沢筋を何度も登り降りを繰り返すのでイヤになる。

三ツ尾からは本格的な下り。
75mの落差、観音滝を眺め、
しばらく歩くと九折の登山口へ。

ここから車道を1時間程歩くのだが、バス停まであと少しと言う所で100m位登り返し。
下界の蒸し暑さにこの最後の登りは辛かった。

１日３便しかないバスで尾平登山口まで戻り、登山終了。

アルプスのような豪快さは無いかもしれないが、登り応えのある良い山旅でした。

九折を起点に傾山～祖母～前障子と周回するのも楽しそうだな。

季節を変え、また何時か訪れたい。






祖母山（そぼさん）は、大分県（豊後大野市、竹田市）と宮崎県（西臼杵郡高千穂町）にまたがる、標高1,756mの山であり、宮崎県の最高峰である（大分県の最高峰は標高1,791mの九重山中岳）。日本百名山の一つ。
祖母連山は熊本県、大分県、宮崎県と3県にまたがる。火山活動によって形成された山であるため巨大な岩石が随所に見られ、登山ルートは整備されたものから獣道まで多種多様である。ハイキング感覚で楽しめる手軽なコースから、断崖を登りながら進む上級者向けのコースまである。頂上付近はどのコースを辿っても急な岩登りコースがあらわれる。祖母山周辺は鉱物資源が豊富で江戸時代から昭和中期まで採掘が行われていた。

祖母山

大分

熊本

宮崎

祖母から傾山へ、緑の中を歩く歩く

おにょぐっちー

先輩のナビゲートで祖母山系へ。
今回の祖母山は登るではなく眺める。
快晴の下、稜線が連なる絶景を堪能した。
眺望の良い崖っぷちが点在していたが、高い所は苦手なので足がすくんだ…。

親父山・障子岳・古祖母山

ヒゲ

大分出張登山、3回目。
四季見橋登山口から色々な山経由の祖母山に行きました。
先ず、登山口までが遠い。大分のホテルを3時半頃出発の6時頃開始！このルートは余り人が少ないらしく、全く人に会いませんでした。逆におかげで気楽です。
三尖は中々の森林が深い感じで苔が綺麗でした。それ以降は、景色はいいですが、鹿の影響か枯木が多い、その代わり、所々に咲く花たちやバイケイソウ？が沢山あり綺麗✨
やはり、祖母山からの景色は、最高でした‼️

後この山は、地面が粘土質なのか良く滑る。先週の九重連山の岩だらけとは大違い。

大分出張登山の最終は晴れて最高‼️
大分・宮崎登山を満喫出来て良かった‼️
ありがとうございました。


祖母山！と三尖・黒岳・親父山・障子岳

よしよし

高千穂ハイカーバッチ獲得最後の山、祖母山へ。
祖母山は2年ぶりでした。
前回登った北谷登山口は6月末まで平日は登山口までの道のりが通行止めのため、先月と同じく四季見橋登山口から親父山⇨障子岳⇨祖母山のピストンにしました。
障子岳⇨祖母山までにある天狗岩は眺め良いですが、私は絶壁に足がすくみました…
帰りに行った烏帽子岩は眺め良く、座って休憩にちょうど良い石があり最高です。

親父山あたりからコバエの様な虫が増えてきて、障子岳⇨祖母山までは立ち止まると虫が数匹つくくらいの発生。顔にも…
山頂に近くなるほど多くなり祖母山山頂は大騒ぎ！
山頂でランチにしようと思ってましたが、長居できずにあきらめて下山。
帰りの烏帽子岩まで行って食べました。おにぎりに虫が止まらないように覆いながら…
虫飛んでますが祖母山山頂より少なかった。

帰りに道の駅高千穂でピンバッジ頂きました！

親父山・障子岳・祖母山

ぴろ

親父山周回登山口に辿り着くのに1時間🥺
山歩きより大変でした🤔

親父山・障子岳・古祖母山・祖母山

santa

そろ～り！そろ～り！
足が痛くならないように、そろ～り！
間違えて先に古祖母山に🤔
前から女性が👀‼️
お互いに貸切状態と思っていた🤭
親父、障子は人に会わず、古祖母山で二人🤔
障子、祖母山まで人に会わず！
当然、天狗から先も誰にも会わず🥺
シャクナゲ、あけぼのツツジがまだ残っていたので🤗

【注意】
令和2年7月豪雨による最新の登山道の情報は、長者原ビジターセンターのWebサイトよりご確認ください。
https://kujufanclub.com/


九重山（くじゅうさん）または九重連山（くじゅうれんざん）は、大分県玖珠郡九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群の総称である。最高峰は九州本土最高峰でもある中岳 (1,791m) 。日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。

九重山（久住山）・大船山・星生山

さんた

山深いからかなかなか来れない、祖母⛰
そんな山深い場所でよく耳にするホッホ。ホッホ。と山々にこだまする鳴声🦉
今日初めて実物見た…ちょっと感動してしまった👀
山ですれ違ったのがお一人、とても静か。
で、小虫が多くなったね…初夏だな☀️

大満喫🌈のち、お仕事💨
下山後、カーナビも携帯も圏外。
今日の宿、どやって行くんじゃろ🤔
登山じゃなく道路で迷うなんて…🚗
ヒドイの巻

ポカリ500
水500
パウチ300×2
おにぎり×2

6年ぶり 親父山〜障子岳〜祖母山 ②

オフロスキー

来るべき日に備えての準備登山と位置づけ、初めての3日連続登山。

テントも持参する予定だったが、総重量が16kgとなり、余りにも重く感じたのでテントは荷物から外した。

【1日目】
危険な坊主尾根コースを選択したので、テントを下ろしたのは正解だった。このコースはソロは危険です。ココヘリ+山岳保険に入っていない人にはソロはお薦めしません。縦走で重いリュックを担いでいるとなおさらです。

1泊目の九折山小屋の利用者は私一人でした。電気、水(少し離れた水場あり)、トイレもない闇の世界は、これまで自分は孤独好きと思っていたのは勘違いであることを気づかせてくれました。

【2日目】
午前中は快調だったが、午後から一変。疲れが出始めた。天狗岩ではリュックを下ろして安全策を取ったけど、足がおぼつかなく恐怖感を覚えた。

祖母山は2回目だか、前回と同じくコースを間違えてしまった。「危険」という看板を「行くな」と勘違いした。「注意」という言葉が適切だと思う。6pmを過ぎていたので、ルートが見つかった時は安堵した。

【3日目】
午前中は思っていたほど前日の疲労感はなかったが、午後からは少しきつくなってきた。しかし、下りが多かったので、助かった。この登山道を登りに使うとかなり疲れそうだ。

今回の登山で大峯奥駈道の希望が見えてきた。

傾山（かたむきやま、かたむきさん）は、大分県と宮崎県の県境にある祖母傾山系の山。山頂は大分県豊後大野市に位置し、標高1,605m。祖母傾国定公園に指定されている。
山頂は3つの岩峰からなり、南から後傾・本傾・前傾と呼ばれる。
大分県豊後大野市、佐伯市、宮崎県西臼杵郡日之影町等からの登山ルートがある。
また、伝承「吉作落とし」の舞台でもある。

豊後大野市緒方町徳田より望む傾山
山頂部が傾いて見える
日本三百名山及び大分百山に選ばれている。

傾山

祖母、傾山縦走(2泊3日)

ヒロボン

　記念すべき九州200座目は日本百名山・宮崎県最高峰　祖母山❣️ そこから傾山までの２泊3日の縦走です。
　コースはお昼頃北谷登山口をスタート、祖母九合目小屋で一泊。祖母山でご来光☀️を拝み障子岳・古祖母山・丸山・本谷山・笠松山のロングコースを経て九十九折越小屋で２泊目🛖　翌日傾山・東傾山を経て冷水登山口まで。
　違う角度で見る阿蘇と九重の全景、幾重にも見える九州の山々🏔、そしてシャクナゲやアケボノツツジ🌸などの春の花々に目を楽しませていただきました。
　詳しくは写真をご覧下さい。

そのほか様々な達成もありました‼️
・日本百名山　九州・四国・中国全9座@祖母山
・日本三百名山　九州全8座@傾山
・九州百名山　40座目@古祖母山


㊗️九州200座目　祖母山・障子岳・古祖母山・傾山縦走

Rocky

祖母山から傾山への縦走。
初の無人小屋泊で、シュラフと食料を背負って歩く。

重たいザック＆長い縦走路も
あんな話こんな話で盛り上がり⤴️
キツさも紛れる。

不安と緊張でいっぱいだったけど、
お天気とメンバーに恵まれ、楽しく歩けました😂ありがとう❤
私たちを受け入れてくれた山々にも感謝❤️

祖母山から傾山縦走

Miho

降水確率10%の曇り予報
お花を見たくて、どこに行こうか悩んだ末、まだ登って無い三尖・黒岳を廻って、時間が有れば祖母山まで行く事を目標に設定
かなりキツかったが予定通りにいけました❗
なんと、途中からアラレが降りだしビックリ‼️
駐車場に戻ると、１４時頃で気温９℃でした😱

あられ降る祖母山

ケイ

アケボノ、シヤクナゲ、の

花の時期は先週がピークの

ようで、微かな期待を望み

尾平登山口→宮原→山小屋→

祖母山。



祖母山(残り物に福ありました🤩)

トニー

平家物語にも登場する古来からの名山、祖母山に会の仲間と行って来ました。

てらちゃん

※初日、天狗岩の所でスマホのバッテリー切れ。なので天狗から祖母山頂、小屋の軌跡がない。翌朝もご来光に持って行かなかった。実際の距離はおそらくプラス４・５キロ、登り３００mくらいプラスか。　

先週の日曜日の男池～平治岳の東尾根ルート下山中に小指の第一関節を脱臼。レントゲンで見ると、きれいに外れていた。怖いものみたい人は前回の山行記録にアップしています。麻酔かけて「コキ」っと骨接ぎしてもらい、副木をはめている。痛みは全くないので、予定していた祖母山に登ることにした。
メンバーは同世代の緩い山の会の運営委員会、というか同い年四名。主宰者のNさん（リングネームの頭文字はK）、Nさんと小中同級生で学生時代はヨット部とスポーツマンYさん、偶然、同じ年に同じ中学を卒業したオッサンを見つけて会に導いたTさんとオッサンの花の６０年組だ。花かどうか分からないが・・・

（１日目）

　北九州、福岡市からそれぞれ出立して神原（かんばる）駐車場に７時に集合する予定。オッサンたち福岡組は３時半に出発、日田ICで下りて、瀬の本、久住高原、竹田経由で６時半に到着した。すでに車は４台ほど停まっている。その後、続々と車がやってきた。７時過ぎに満車になる可能性があるのでやはり正解だった。第二駐車場に停めたら歩く距離がかなり長くなる。
ところが、「通行止め」によく遭遇するNさんたち北九州組が遅れ気味だという連絡が入った。あと２台…７時半前にやっと来てギリギリ停められた。
　副木が外れないように小指を白いテープでぐるぐる巻いて出発。昨年も同じ時期にこのコースでいつもの相棒と九合目にある「Q合目小屋」に泊まった。この時はコロナ禍のせいなのか、宿泊したのはオッサンたち二人だけ。しかし、自粛が解禁になったので、今回は分からない。なるべく早く登って小屋の部屋を押さえておきたい。
　天気予報では午後から晴れるようだが、登り始めは残念ながらガスに覆われている。今日は小屋泊だから、時間に余裕はある。尾平か北谷か神原かどのコースを歩くか検討したが、このコースは祖母の本道とも言える道で深田久弥も登ったそうで、オッサン以外は歩いていないから選んだ。しかも二人は祖母初登頂だ。
　いつものようにオッサンが先頭を歩く。五合目小屋までは川沿いを歩くのだが、トレッキングコースにもなっていて、前回は左岸を歩いたから今回は右岸から登ることにした。
　「ばあちゃん、今日もよろしく」。気持ちいい樹林帯に入ると、まだほんの入り口なのだが早くもこの山の懐の深さを感じ始める。ふと後ろを振り向くと…あれ？ついてきていない。しばらく待つが来そうもない。後から聞いたら登り口を間違ったそうだ。おかしいなあ。ま、いいか。
ここ最近の山行では新緑と鳥のさえずりに癒されたが、祖母の緑はそれらの山よりも深くて濃い。いきなりヒメシャラの巨木に遭遇すると何だか嬉しくなってきた。かつて修験者が修行したという「御社（おやしろ）の滝」は前日の雨で前回よりも水量が多い。
　五合目小屋で１０分ほど待つが…一向にやってこない。宿泊先の小屋まで一人旅になりそうだ。階段をしばらく登っていよいよ本格的な道に入った。国観峠までほとんど登りだ。ザックの重さは１２キロ超。ビール０・８５リットル、アイリッシュウィスキー「ブッシュミルズ」０・５リットル、水２リットル、ガスバーナー、二日分の食料、ガスバーナー、着替え、出発前に鍋用の肉６００グラムをTさんから預かった。昨年より１キロくらい重いのだろうが、この１年で成長したのか重さはさほど苦にならない。
　ひたすら登っているとソロの若い人に追いついた。駐車場で横に停めていた人だ。たしか、先輩と２人で登る予定が先輩が急きょ不参加になってソロで登ると言っていた。初めての祖母でゆっくり味わいながら登っているようなので先に行かせてもらった。すると…電話が鳴り始めた。バイブレーションにしていたのに汗で音が出るようになっていたのだろう。「誰だ、こんな時に」と出ると、いきなりディスプレイに相手とオッサンの動画が出て来て驚いた。どうもズーム用でかかったようだ。相手は大学同期の弁護士。「ごめん、誤作動だ」と謝った。その後、メッセージで遭難したかと心配したと送ってきてくれたので、再度謝った。
　国観峠の尾根に取り付く最後の急坂は確かきつかったよなと覚悟して登るが、記憶以上にきつい…雨で濡れているから尚更だ。ロープを持つが、小指が使えないのでぎこちない。仕事には支障はないが、こういういざという時に小指といえども使えないのは不便というか少し危なさを感じる。指を反らせるとダメだと医師に言われたので、それを意識し過ぎとかえってよくない。慣れるまで用心しよう。
　ようやく尾根に出た。峠に着くが、ガスで視界が悪い。ダメもとでここで１０分少し待つが、やはりやってこない。小屋に先に寄ると申しわせているので大丈夫だろうと、再び登り始めた。頂上と小屋の分岐を左に進んでしばらくすると小屋が見えた。
　誰もまだ来ていない。荷を下ろして靴を脱いだ。２０分ほどして後続がやって来た。ガスが晴れるまで小屋で待機しようとなって、山飯を食べる。Nさんの情報によると、７名のツアー客が宿泊する予定との事。部屋をどうするか。オッサンは前回使った玄関上の二階がいいと提案していた。四名だと丁度いいし、オッサンとNさんという大いびきの持ち主がいるので迷惑かけそうだからだ。提案通り二階に決まった。これが後に結果オーライだった。
　トイレにやってきた登山者に訊くと、南側はガスが晴れそうだというので、頂上に向かうことにした。時間に余裕があるので、頂上から南にある天狗岩に行くことにした。その向こうにある障子岳は親父山経由で登ったことがある。
　「俺は小屋でゆっくりしたい」というNさんのお尻を叩いた。確かに明日の朝はご来光を拝みに行くから気持ちは分からなくはない。結局、２日間で５回頂上を踏むことになった。
　頂上に着くと、ガスは残っていたが、晴れかかっている。しばらく待つと、完全に晴れて３６０度見事な眺望が現れた。これが日帰りだったら、晴れるのを待たずに下りていたかもしれない。小屋泊は時間に余裕があるからいい。
　さて、天狗岩に向かおう。逆コースを歩いた経験のあるYさんに先行してもらう。すると…とんでもない岩場の激下りがいきなり待ち受けていた。その後も梯子の連続…大崩（おおくえ）の坊主尾根ほど数は多くないが、スリリング。小指が気になるので慎重に下りた。下りきってからは気持ちいい縦走路が続く。
　天狗岩に到着。下を覗くと、切り立っていてお尻がモゾモゾ。Yさんは先の岩に攀じ登っているが、小指が気になるので到達点の岩の上で一服しながら祖母山系の尾根を眺めた。古祖母から傾の縦走路は九州の岳人のあこがれの的のようだが、オッサンにはとても無理だ。
　祖母山頂への登り返し。天狗岩まで登らす途中の展望所でのんびりしていたNさんと合流、２人で再び山頂を目指した。いつものようにオッサンが先行するが、結構疲れている。登りになると急に遅くなるNさんにピタッと付かれた。いよいよ梯子が始まる前に、彼から先に行くと言われて譲った。上半身が発達しているというYさんが鎖場や梯子が大好きだということを初めて知る。
　どんどん先に行かれる。相変わらず指が気になるし、岩が濡れているのでかなり用心しながら上がっていった。最後の岩場。Yさんは左を攻めたが、オッサンは右が登りやすいかと選ぶと、横に五メートルほどトラバースしないといけなくなった。小指が使えない不安を抱えながら足場を確認しながらなんとか上に上れるところまできて、上に攀じ登るのだが、これも指が気になる。幸い、取り付けそうな窪みがあったので、無事にやり過ごせた。
　小屋に戻ると、一組がすでに１階で食事中だった。この組は例のツアー客ではないから、１階は相部屋になるだろう。二階を確保していてよかった。すると、続々と人がやってきて、最終的には３０人くらいに膨れ上がったようだ。２回部屋で大正解だった。
夜は当然、宴会。料理長を自認するNさんが塩ちゃんこ鍋を作ってくれた。

今から仕事なので、続きは後ほど。

仕事が一段落したので続き。


（２日目）

疲れと酔いでいつのまにか寝ていて気が付けば朝。Nさんの虎の咆哮のようないびきが丁度いい目覚ましになった。後から聞くと、オッサンとNさんのいびき大合唱があったようだ。残りに二人は耳栓をして眠れたようなので安心した。
　４時前に外に出て見ると満天の星空。これならきれいなご来光を拝めそうだ。
　メンバーの準備を待っている間、グループ登山の人と談笑。尾平から登って来たそうで、伝統のある山の会で何だかオッサンたちの行き当たりばったり計画が恥ずかしくなる。
　４時半過ぎに小屋を出る時は残念ながら雲が出ていた。東の方はわずかに隙間がある。期待してヘッデン点けて頂上へ。
　日の出予想時刻まで３０分あるので一番乗りだ。もう東の空はオレンジ色に染まっている。昨年のご来光も少し雲がかかっていたが、日が昇れば鮮やかな曙光に感動できるはずだ。陸続と人が登ってきた。オッサンたちと同じく小屋泊の人たちだ。昨年は頂上にテント泊していた人と４人だけだった。互いに記念撮影し合ったり、会話したりして賑わいながらのご来光も楽しい。今年の冬にスズコヤ谷の氷瀑に行った女性から写真を見せられながらおススメされた。ツアーはこの後古祖母から傾縦走に向かうそうだ。ザックの重さを訊くと１５キロ。昨日天狗岩に行くときに下りたあの激下りを重たいザック背負って下りるのか。それから１０時間以上かけての縦走…すごいなあ。
　小屋に帰って朝食食べながら、むずむずしているYさんが北谷コースにある風穴を見に行こうと提案してきた。オッサンは一度見ているので食指が動かないが、残りの２人は行きそうだ。オッサンは途中の展望が利く岩場までついていくことにした。シャクナゲが所々に咲いていてロープが数カ所張ってあったが、おおむね気持ちがいい道だ。山肌に咲き残りのアケボノツツジがアクセントになって何とも言えない風情を醸し出している。咲き誇る姿よりも凛と咲く花の方に魅かれる。
　岩に到着。南西側の山々が美しい。再度誘われたが、一人で眺めていたいので彼らを送り出した。しかし、１０分ももたない世俗まみれのオッサンだった。４度頂上に立った。するとまた続々と人が登ってきた。もう８時だから早い人は着くはずだ。
　それからオッサンは多分待つこと１時間超だから何もやることないので交流会を始めた。先に頂上にいた二人組の男性ははるばる茨城から来ていた。九州の山が好きなようで何だか嬉しい。大ベテランの人と談笑すると祖母に詳しいのでついつい聞き入った。こういうベテランの人はカッコいい。続いて若い女性２人組がやってきた関西弁でキャッキャ言っている。滋賀県琵琶湖の近くからやってきたそうだ。ここからにわかガイドに変身。周囲に見える山の名前を教える。天気があまりよくないのでいい印象を持って帰ってもらいたい。
　ソロの男性は群馬県からはるばる車で来たそうだ。百名山挑戦中の人で残すは２０数峰。昨日霧島の韓国岳に登って今日の祖母で九州の百名山は達成したという。明日は大山に登る予定で６６歳のバイタリティに脱帽…と思っていたら何とこの季節にあられが降ってきた。道理でさっきから寒いはずだ。その男性と入れ替わりに登ってきた女性２人組は大阪から。今日はいろんなところから登ってくるなあ。また、ガイド役とカメラマンに変身してもてなした。
　ようやく３人が帰ってきた。体が冷えてきたので体を温めようと先に出発。下ると雨に変わっていた。どこで飯を食おうかと検討しながら下る。雨が止めば国観峠もいいのだが…止まないのでそのまま通過。ここからが長い。さすがに足が疲れてきた。ずっと一人旅なので休めばいいものを休憩なしでそのまま下りる。渡渉前でYさんが追い付いてきた。
飯は５合目小屋で食うことに決定。着くと先ほどの滋賀県組が休憩していた。オッサンたち２人は飯の準備。しばらくするとNさんが大阪組の女性たちに背中を押されるように下りてきた。残りはレトルトカレーとご飯、カップヌードル…残そうかと思ったが気が付けば全部平らげていた。雨は最後まで止まなかったが、小雨だったのでかえって涼しくて気持ちがよかった。無事に下山。反省としては、小指に副木しているのでもう少し対策を施していた方がよかった。
　しかし、祖母は山好きの人が登る山だなと再認識した。会う人会う人があのきつい登りを苦にせず、頂上では笑顔がほころんでいる。悪い天気でも楽しみ方を知っている人たちだった。福岡からは登山口まで長い道のりなのでそんなにしょっちゅうは来れないが、年に１回は登りたい山だ。今度は尾平にするか…
令和４年の山行はこれで１９回目。ピーク数は３２（重複なし）。





やはり祖母は懐深い　祖母山

マツ

本当は帰路、黒岳、三突を経由しようと計画しましたが、体調不良と予想外のアラレちゃんが降り出し
最短ルートで下山しました。11時には四季見原登山口に着きましたが、すれ違う方の軽装ぶりには
とても心配しました。11時頃から登り始める人も。どこまで行くんでしょうか？
祖母、傾、大崩はなめたらいかんですよ。
途中登山道整備のため長いロープをもたれた、ご夫婦？とすれ違いました。
失礼ですがかなりの先輩とお見受けしました。感謝の一言です。お体にきをつけて、ご安全に！


祖母山・障子岳・親父山

wonder peaks

ハイキング

半ば『強硬』かな？

虫が出る前‥
梅雨になる前に‥
糞暑くなる前に‥

『遊ぼ』が‥
お婆様に『弄ばれて』てしまいました。

「私（あたい） を年寄り扱いにするんじゃ無い！」
「アンタにゃまだ早過ぎなんだよ！」
とお声が聞こえました。




遊ぼ

タッキー

もともとは１日前に登るつもりだったのですが、雨予報ということで一日ずらして登りました。結果的には、雨には降らなかったものの山頂はガスで何も見えませんでした。。ただいろいろな花を見ることができたので満足です。

今回は尾平登山口から宮原コースを通って祖母山へ登り、障子岳に寄ってから黒金山尾根コースを下るルートをとりました。宮原コースは感覚的にかなり長い登りが続きました。尾根に出るあたりから完全にガスに包まれてしまいましたが、アケボノツツジを見ることができました。晴れていたら青空に映えるんだろうなと思うきれいなピンク色でした。祖母山頂からは縦走コースを障子岳へ向かいました。祖母山頂から下るところがハシゴが連続してなかなかのスリルでした。道としては歩きにくいことはないのですが、岩の種類のせいなのか普段花崗岩を歩きなれてしまっているからか、やたら滑るように感じました。障子岳から黒金山尾根コースに戻った時に天狗岩まで行ってみたのですが、一瞬晴れ間がのぞいて太陽に照らされるアケボノツツジを撮影することができました。ひたすら下る帰り道も疲れがたまっていたこともありかなりハードでした。途中の松林でセミ（ハルゼミ？）が鳴いていたのが印象的でした。

2022-05-07 祖母山

hot_water

ホントに百名山すぎる✨カッコよすぎる✨

山奥の感じが凄くてスケールが✨

新しい緑色、ちょっとピンクや更にちょっとの白。
好みな色彩。。今の季節もよかった。

山頂近くになると特にゾワゾワなとこがたっぷり。前回歩いた北谷登山口からのコースとはまた違う顔。
由布岳以来のハンパない緊張感で刺激的でした。。😭
もちろん展望は最高です★

黒金尾根〜天狗岩〜山頂。また歩きたい✨
傾山や大崩山も歩いてみたいなー★


_φ(･_･memo
尾平登山口🅿︎料金500円

tomaco

天気が途中から良くなって良かった
危ない橋や鎖場やハシゴもあったけどアスレチックみたいで面白かった🤩
お昼ごはんは途中でお腹すいてちょこちょこ食べながらいった😋山頂でちょうどいい感じのお昼ごはんを食べれた。でも虫がめっちゃ多かった😣
でも風が気持ち良かったし通ったコースも楽しかった😆　ソフトクリームは原尻の道の駅でかった
カボスと蜂蜜の味がして美味しかった😋

mugi


天気予報が好転したので山に行くことにした。
坊がつるテン泊も考えたけど、アケボノツツジが見られるんじゃないかと思って祖母山にした。静かな山を楽しみたいときは、いつもここ。
飛び石にはなるけどGWの最終日にあたるので、心配なのは駐車場の確保。駐車難民だけは避けたかったので前夜から出発するも、途中の仮眠が熟睡に😱
けっきょく朝6時頃の到着でなんとか第１駐車場に入ることができた。7時には満車ですよ😅

小屋泊予定なのでゆっくり出発。
美しいブナの森では 、静かな空間にキツツキが木を叩くが響く癒やしの時間だった。やっぱりここにしてよかった。

小屋に到着する頃には、山頂はガスに巻かれていたので夕方まで待つことにした。
早い時間だったけど食事をしようと荷を解くと😱😱😱ガスバーナーが入ってない🥶🥶🥶
またやってしまった痛恨の忘れ物😅
このまま下山することもできたけれど、薪ストーブを使わせてもらうことでなんとかしようと思い、そこからはひたすら薪の準備。朝食分まで準備するのにかなりの時間がかかってしまった。
おまけに薪ストーブではお湯が沸くのにかなりの時間がかかり、10分で済む食事に２時間もかかった😅文明の利器のありがたさを実感😌

夕駆けはガス
朝駆けを期待していたけど、尾平側はものすごい雲。稜線がガスに巻かれることもあったけど、足を伸ばした天狗岩からは静かな朝を楽しむことができた。

天気もまずまずで、GWはいい休日を過ごせたなあ。


祖母山小屋泊

mouji

ずっと見てみたかったアケボノツツジ🌸を求めて祖母山⛰へ。

尾平登山口から祖母山を目指しましたが、
アクシデントで時間の都合のため、天狗岩👺までに変更。

渓流と緑に癒されながら、渡渉地点は、
過去の転倒流血の記憶で恐る恐る渡る。

上の方は意外と急登で苦戦。
シャクナゲが見えてきました。

さらに登っていくと、ピンクの花が🌸落ちてるのがチラホラ。
見上げると花がない❗️
もしや、時既に遅しなのか😂。。。
とやや消沈しながら、やっと縦走路へ。

ありました〜‼️
アケボノツツジ‼️
感動🥺。
ミヤマキリシマ、ミツバツツジよりも
お花がでかい🌸‼️

そこから左の天狗岩目指してもう一登り。
凄い崖。
お尻がムズムズ。

祖母山の周りもピンク色🌸。

登って良かった😁









天狗岩アケボノツツジを求めて-2022-05-07

sakae

九折登山口Pより傾・祖母周回縦走。

1日目、本谷山手前(九折越寄り)水場でテン泊、夜から未明まで風強く一時雷・雨、気温も下がり荒れましたが、それ以外は好天に恵まれ、周回縦走を気持ちよく完了することが出来ました。

2泊目は池の原、水は九合目小屋水場で確保しています。

背負った重量(50Lリュック満杯)は測定していませんでしたが、重さ・幅・高さに神経を使い、難所の通過では恐怖を感じました。

重いリュックを降ろしての歩行では、体が異様に軽く感じ、バランスの感覚に違和を感じました。天狗岩・前障子は何時になく緊張しました。要注意。

昨年秋、同ルートの縦走計画では、九折越1泊撤退しています。

(GPSアプリは赤色立体地図が見やすく、音声案内も便利なのでジオグラフィカも利用しています。)

傾山・祖母山、2泊3日周回縦走

enotea

祖母山からの完全縦走、耐え抜いた3日間。荷物も10キロ近いことを考慮しミッドカットの登山靴を選んだのがミス。このところローンピークかvivobarefootしか履いていない、ゼロドロップかつ軽量で蒸れにくい。しばらく履いていなかったこともあり少しの違和感を感じながらのスタート。その後すぐに不安は的中、腿が攣り始めたことから足が前に運べない。上畑からコースは急登・危険箇所・道なき道と優しさのないトレイル。午後は常に足の何処かが攣った状態、危険箇所で急に攣らないか緊張感が続く。ただ気力は落ちることなく、ただただ前へ進むことを考えて歩き抜いた。何とか日没までにテン場に辿り着き、食事を摂りすぐに寝落ち。
2日目は初日にでき始めた足裏の豆が見事に成長、前日の足の攣りも続き、2日目は本来であれば楽しめるトレイルなのに足が前に運べないスピードが上がらない。またしても何とか日没までにテン場に辿り着く、そしてすぐに寝落ち。
3日目の傾山からの下山も優しくなかったが、昭和生まれの気力と根性でゴールの九折登山口へ。3日間を通して修正すべき課題がはっきり見えたこと、「もう完全縦走は最後でいい」と思っていたが、今度は課題を修正して逆コースで目指してみようと思えてきた。　


祖母傾完全縦走

free hikes overground 

アケボノツツジ咲く初夏の祖母傾を縦走してきました❗️
九折登山口から舗装路で上畑登山口→障子尾根コース→祖母山⛺️→古祖母山→本谷山→九折越⛺️→傾山→三ツ尾(水場)コース→九折登山口の反時計回り🔄２泊３日の完全縦走。今回は会社の先輩と２人で🚶🚶

１日目は前障子岩までの急登の後、５回くらいフェイク大障子岩に欺かれ心が折れそうに…縦走を止めて上畑→祖母山テント泊に切り替えたらどんなに楽だろうか、悪魔のささやきが何度も😅
先輩の足の不調もあり祖母山のテン場到着は日没直後。

２日目はまず祖母山山頂へ。登頂３回目！快晴で素晴らしい眺望を堪能😍南側のハシゴ場を降り障子岳、古祖母山へ。天狗岩は怖くて先端には行けませんでした。ここまでは余裕がありましたが、古祖母山の下り以降は気温の上昇もありバテバテに。本谷山を上る頃にはまた日没を意識する展開💧九折越到着は19時過ぎ。

３日目は胃腸の調子が悪く力が入らない😫
最後の力を振り絞り傾山登頂❗️雲海から顔を出すくじゅう連山や阿蘇山の雄大な景色に感動し、何度も足を止め📸
下りは２人のコンディションを考え水場コースを選択…しましたけど、イメージと違って岩場のトラバースやロープ場ありのアスレチックコース。坊主尾根よりキツいかも😱観音滝は水量が増していて迫力がありました。

予定時間を大幅にオーバーしながら、何とか完全縦走を達成しました🎉
１日目の障子尾根が過酷すぎてメンタルをやられそうでした。次は時計回りにします。
帰りに時計回り完全縦走の方々とすれ違いました。皆さん、古祖母山辺りですれ違った方々😊本当にお疲れ様でした🎵


※ブナ広場→丸山間は一時停止の再開忘れ

天狗岩を通った活動日記一覧

祖母から傾山へ、緑の中を歩く歩く

親父山・障子岳・古祖母山

祖母山！と三尖・黒岳・親父山・障子岳

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6年ぶり親父山〜障子岳〜祖母山 ②

祖母、傾山縦走(2泊3日)

㊗️九州200座目　祖母山・障子岳・古祖母山・傾山縦走

祖母山から傾山縦走

あられ降る祖母山

祖母山(残り物に福ありました🤩)

祖母山

やはり祖母は懐深い　祖母山

祖母山・障子岳・親父山

遊ぼ

2022-05-07 祖母山

祖母山

祖母山

祖母山小屋泊

天狗岩アケボノツツジを求めて-2022-05-07

傾山・祖母山、2泊3日周回縦走

祖母傾完全縦走

祖母→傾完全縦走✌️

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