すばらしきかな 段ヶ峰山塊 !! 楽しかりし今日の「山路」!!

2021.02.23(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 7
休憩時間
26
距離
7.3 km
のぼり / くだり
385 / 385 m
27
23
43

活動詳細

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昨日登山された方のレポートを読ませていただきつつ・・・まさか、あれだけの積雪が3日間で消えてなくなるとは・・・? しかし、本当に雪は殆ど解けていた。 目まぐるしい天候の変化・・・。 今日は朝から「あられ」が降っていた。 すぐ止むのかと思いきや2時間ほど、降ったりやんだり・・・。 気温零度、「霰」はすぐには消えず、登山道をうっすらと白に変えてくれた。 今日も千町峠~段ヶ峰~フトウガ峰頂上~フトウ東端(三角点)までの早朝ウォーキング。 霧で視界は殆どきかないが、朝の山の空気は最高だ。 結構風も吹いていた。 土曜日の南風とは違い、北西の風だった。 春と冬の鬩ぎ合いがまだ暫く続くことだろう。 段ヶ峰山頂とフトウガ峰頂上を繋ぐ稜線上にある「鞍部」付近はいつも積雪が多い。 しかし、本当にすべてきれいに解けてなくなっていた。 フトウからの帰り「旧道」に廻ってみた。 旧道は北向きなのでまだ「雪」が残っているのでは・・・。若干残雪あり。 菖蒲沢の源流部は、雪解けによりいつもより水量が豊かだ。 細い小川は一旦北流し、幾筋もの沢の水を集めフトウガ峰・達磨ヶ峰の裾を巻く。 やがて合流を繰り返しながらおよそ60km先の瀬戸の海をめざすのだ。 倉谷源流部は傾斜がきついのに比べ、菖蒲沢源流部は実にゆったりと流れ下る。 もちろん100mほど先からは岩の間を縫いながら急峻な流れとなる。 しかし、南流する倉谷ほど落差のある滝は持たないのだ。 段ヶ峰三角点に戻り変針、「杉山」をめざす。 段ヶ峰~杉山への「鞍部」付近は残雪があるのでは・・・。 予想通り、木々に太陽光が遮断される稜線近くにはまだまだ雪が残っていた。 暫し雪の感触を楽しみながら、基幹林道へのエスケープ路を歩き千町峠へ戻った。 帰路の林道脇には、岩塊流・滝・・・など結構見所もある。 先日フトウガ峰の「駆け上がり」付近から、倉谷を下った際に林道出合の直前に「いい滝」があったのを思い出した。 帰路立ち寄ってみた。 雪解けで水量は増し、どうどうと流れ下る。 澄みきった山の恵みをいっぱい含んだ水だ。 この倉谷の水たちも、菖蒲沢の水たちと旧栃原小学校付近で合流する。 段ヶ峰山塊には日本を貫く「中央分水嶺」が走り、瀬戸の豊かな海を育む幾筋もの谷川がある。 天候には恵まれなかったが、山々の息吹を感じる一日となった。 ☆一台のカメラが不調で日付が2016.01.01となっているものがあります。悪しからずご了承下さい。

段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 「生野高原登山図」
「生野高原登山図」
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 「基幹林道案内図」
「基幹林道案内図」
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 「段ヶ峰周辺図」
「段ヶ峰周辺図」
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠:土曜日の雪はすっかりとけていた。
千町峠:土曜日の雪はすっかりとけていた。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠から達磨を望む。太陽見えず。
千町峠から達磨を望む。太陽見えず。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰への登山道には所々残雪あり。しかし、これだけよく解けたものだ。土曜日には30cmは積もっていたのに・・・。
段ヶ峰への登山道には所々残雪あり。しかし、これだけよく解けたものだ。土曜日には30cmは積もっていたのに・・・。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰頂上近くの「もみの木」にも着雪なし。
段ヶ峰頂上近くの「もみの木」にも着雪なし。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 「鹿よけネット」付近には残雪。
「鹿よけネット」付近には残雪。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 今日初めて仰ぐ「段ヶ峰山頂」。今日もこのあと霧に覆われる。
今日初めて仰ぐ「段ヶ峰山頂」。今日もこのあと霧に覆われる。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰山頂はモノトーンの世界。
段ヶ峰山頂はモノトーンの世界。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 朝から「あられ」が断続的に降っていた。
朝から「あられ」が断続的に降っていた。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 背の低い特有のササも、日当たりのよいところは全て雪解けだ。
背の低い特有のササも、日当たりのよいところは全て雪解けだ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 登山道もハーフ&ハーフ。
登山道もハーフ&ハーフ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 フトウガ峰頂上積雪なし。
フトウガ峰頂上積雪なし。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 フトウガ峰東端の大岩付近も積雪ゼロ。一面の霧だ。
フトウガ峰東端の大岩付近も積雪ゼロ。一面の霧だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 大岩付近で休憩。
大岩付近で休憩。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 フトウガ峰西端の分岐点。
フトウガ峰西端の分岐点。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰へは「旧道」経由で歩いてみた。
「鞍部」の道標。
段ヶ峰へは「旧道」経由で歩いてみた。 「鞍部」の道標。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 菖蒲沢の源流部。さすがに水量豊か。ここから北流し、フトウ・達磨の裾を巻いて、栃原川へ合流する。
菖蒲沢の源流部。さすがに水量豊か。ここから北流し、フトウ・達磨の裾を巻いて、栃原川へ合流する。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 菖蒲沢の源流部。少し奥には、段ヶ峰への登山道が見えている。
菖蒲沢の源流部。少し奥には、段ヶ峰への登山道が見えている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 菖蒲沢の源流部。旧道は湿地帯となっているので通行する場合は注意。
菖蒲沢の源流部。旧道は湿地帯となっているので通行する場合は注意。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 菖蒲沢の源流部は緩やかな傾斜。南流する「倉谷源流部」は、すぐに険しい沢となる・・・対照的だ。
菖蒲沢の源流部は緩やかな傾斜。南流する「倉谷源流部」は、すぐに険しい沢となる・・・対照的だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰山頂から北へ100mあまり、二等三角点が設置されている。
段ヶ峰山頂から北へ100mあまり、二等三角点が設置されている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 三角点から、「杉山」へのルートに入る。登山道は「あられ」で白くなっている。
三角点から、「杉山」へのルートに入る。登山道は「あられ」で白くなっている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 背の低いササの間を登山道は、杉山へ延びている。
背の低いササの間を登山道は、杉山へ延びている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 あられが木の葉の上に集まっている。気温零度。この時期にすれば暖かい。
あられが木の葉の上に集まっている。気温零度。この時期にすれば暖かい。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 杉山へ続く尾根は、日本を縦断する「中央分水嶺」の上にある。宗谷岬から続いているのだ。
杉山へ続く尾根は、日本を縦断する「中央分水嶺」の上にある。宗谷岬から続いているのだ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 尾根の北斜面は、まだまだ積雪が充分に残っている。
尾根の北斜面は、まだまだ積雪が充分に残っている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠~生野高原カントリークラブへの林道の側には、氷河期の名残:「岩塊流」が何カ所も見られる。
千町峠~生野高原カントリークラブへの林道の側には、氷河期の名残:「岩塊流」が何カ所も見られる。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 今日初めて「青空」を見た。生野の街に下りると、陽が射していた。やはり800mの標高差、山の天気は予測が難しい。
今日初めて「青空」を見た。生野の街に下りると、陽が射していた。やはり800mの標高差、山の天気は予測が難しい。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 倉谷と林道が出合うポイントから10mほど登ると、ちょっといい滝がある。
倉谷と林道が出合うポイントから10mほど登ると、ちょっといい滝がある。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 雪解けで水量多く。
雪解けで水量多く。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 優雅に流れ下る・・・瀬戸の海までの旅が始まる。
優雅に流れ下る・・・瀬戸の海までの旅が始まる。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 倉谷越しに「南縦走路」・平石山(1061m)を見る。
倉谷越しに「南縦走路」・平石山(1061m)を見る。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 ミツマタの白が雪の代わりに輝いてた。
ミツマタの白が雪の代わりに輝いてた。

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