スキールート発見、丹鳴尾山(742m)

2021.02.22(月) 日帰り

活動データ

タイム

04:09

距離

8.2km

のぼり

507m

くだり

508m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 9
休憩時間
49
距離
8.2 km
のぼり / くだり
507 / 508 m
2 28
1 11

活動詳細

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先日(2/10)登った山友のきんちゃんとりょうまさんの報告に触発され、「近々登らねば・・」と思っていた未踏の低山です。 丹鳴岳は知っていても「丹鳴尾山」とかすぐ北にある標高805mの「鳴尾山」なる山はまったく知らず、次から次へと山名を付けたり、山頂標識も用意して登頂を喜ぶ愛好者が増えている事に疑問を覚える。二座とも地形図には山名は無く、丹鳴尾山は三等三角点があり点名が丹鳴尾(ニナルビ)と呼ぶので山を付けたと思うが、805mの鳴尾山は三角点も無いのに何故?誰が名付けた山名なのか、ご存知の方が居りましたらご教授願いたい。 とは言え、身近にある低山である事に違いは無く、なんでも「名前を付けて・・・」と疑問を呈してもそこに山があると知れば登りたくなるのは登山愛好家の性分だろうか? 是非を問うつもりも、そもそもそんな偉そうな苦言を言える立場にも無いただのジジィなのに、自分が知らなかった山だからと言ってゴチャゴチャ言うのは、大人気ない話だ・・・。 さて、きんちゃんの報告を読んでここはスキーには向かないかもと思った。 それは、地形図上の515地点は痩せ尾根で東側が崖のように切れ落ち大変だったと記されている。それにスノーシューでも膝まで沈むラッセルを強いられるならジジィには無理かもと引く。 でも、地形図をよく見ると515地点を通らずに登るルートを見付けた。それが、今回のルート。 きんちゃんとりょうまさんのルートからもう少し北に進み、東側のトドマツ人工林に入った。 取り付く尾根は、沢形を挟んで1本北側、緩斜度で比較的大きな尾根があり、それを辿れば515の奥の尾根に合流すると読んだ。 GPSを見ながら取付き点に向かいジグを切りながら高度を上げる。 50m程登ると斜度は緩み作業道跡と思われる道に出合った。するとどうだろう、その作業道は比較的広く進む方向が515のある南東尾根に向かっていた。作業道跡は、515の尾根に出合う手前で途切れたが、広いバーンを少し登るとほぼ平らな尾根に出て、昨日と思われる半端ないスノーシューのトレースと合流した。 これで危険と思われる515付近の痩せ尾根を通らずに、緩斜度で広い尾根に出られた。 この先は、トレース泥棒しながら広い尾根を登り、急斜面の登りもジグを切って登ればそれほど苦労はない。 標高600m付近から望む支笏湖は絶景で、恵庭岳や風不死岳も望む展望台だった。 更に登ると南西側に白老岳やホロホロ山も見え、きっと天気が良ければ羊蹄山も見えたと思う。 頂上直下のオーブバーンは、スキーには最高の場所、生憎雪が重くパウダーでは無かったが、それなりに楽しめるだろうと下りが楽しみだった。 頂上は、平坦で広い大地になっていた。360℃のパノラマなのが凄い。 三角点の少し手前に大きなダケカンバの木があり、その幹に山頂標識が直打ちされていた。 暫し、景色を楽しみ風も無く穏やかな山頂に珍しくゆっくりしていた。 30分の滞在はほんと久しぶりだったなぁ~。 頂上でシールを外し、スキー体制でトレースを辿る。 直下のオープンバーンは、意外と急斜度で一瞬ビビるが大きくターンをしながら転ばずに下りれた。 その後もほどんど登り返しなくスキーを滑らせ、作業道跡も難なく楽しいスキーだった。 山頂から尾根の取付き(C350付近)まで25分で降りてしまった。 ちょっと悔しいが「面白い山」である。 このルートなら何度来ても楽しめそうで、次はフカフカのパウダーに出合えたら最高だと思った。 ただ、駐車地からキャンプ場に行く道で倒木箇所が5箇所ほどあり道路を支障していたし、電柱も2本倒されて電線が地面までぶら下がっていたのが痛々しかった。 マイナーな山かと思ったが、週末に訪れただろうスノーシューのトレースが半端なく多いことに驚いた。 でもスキー痕は全く無く私たちが初かも知れない・・・・? スキーにはお勧めのルートです。興味のある方は是非!

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