西寺山〜とんがり山

2021.02.21(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:57

距離

6.4km

のぼり

681m

くだり

681m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 57
休憩時間
1 時間 21
距離
6.4 km
のぼり / くだり
681 / 681 m
1 36
1 33
33
4

活動詳細

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国道372号線が加東市から丹波篠山市に入ると、図体が大きくどっしり構えた西寺山が左前方に表れる。もう少し走ると本荘交差点の左に西光寺山が美しいなだらかな山容を見せてくれる。右前方には和田寺山だ。 上小野原交差点を左折して四斗谷集落へ。近所の人に断りを入れ、四斗谷公民館へ駐車させてもらう。今回もMさんと同行。西寺山からとんがり山を周回だ。西寺山への登山口への途中、下池から望むとんがり山は「槍ヶ岳」そっくりの堂々と、しかも美しい山容。池の水面に映るとんがり山は整い過ぎる景色だ。 少し下ったお墓の辺りが登山口。少々分かりづらかった。沢に沿ったガレ場のような山径だが想定以上にテープでのマーキングがあり、急登でしんどいがyamapを適時確認しながら難なく西寺山へ。三角点のみの頂上。西寺山の山頂からの眺望は望めないが、途中、樹間越しにそれなりの展望があり、ほぼ満足。 西寺山からとんがり山へは570mpkから550mpkまでの急登、急坂を凌ぐ。心地よい尾根道で、露岩尾根。樹間越しに見える展望を楽しみながら歩ける。マーキングも要所にあり、道迷いの心配はほぼないだろう。問題は550mpkからの下りだ。地図では想定できないような劇下り、そしてマーキングテープがない。肝心な所にないのは辛い。 方向を見定めながら、立木に捉まりながら下るが、若干左方向に逸れ、10mほどトラバースして正規ルートに復帰。鞍部からはとんがり山への登り。露岩尾根、傾斜も山頂直下以外はそんなにきつくなく、ほどなくとんがり山山頂へ。 狭い頂上には三角点はないが自然石を積み重ねた台座の上に小さな祠。かっては妙見さんが祀られてあったようだ。今は祠は空だった。山頂からは霞んでいて鮮明に見えないのは辛いが、ほぼ360度の眺望。白髪岳山塊が手の届くような近さ。白髪岳へと続く稜線、いつか歩いて見たいと念じながら下山。 山頂からは劇下り 径はよく踏み固められているので明瞭、落ち葉でよく滑る。山腹には妙見堂跡。境内跡には平成2年の「妙見堂跡」の石碑。その頃に妙見堂は麓に遷座されたようだ。 妙見堂跡からは参道跡、荒れ果ててはいるが旧参道。幅広の径、苔むした敷石が点在する。昨年末に歩いた丹波市の白山、弘浪山と同様、麓に遷座された跡地は寂しい。そのすぐ下には三基の大きな墓碑、かってはその地にあったと思われるお寺の存在を伺わせる。 ほどなくして遷座された妙見堂、とんがり山への登山口。かっての妙見さんへの参道入り口でもある。そのすぐ下には薬師堂。ようやく下山。アップダウンが厳しく、距離的には短いが肉体的には疲れたが、満ち足りた山歩きだった。 【コースの留意点】 ●yamapの赤線ルートは西寺山からの下山ルートが危険とレポに度々記載されていた。ごく最近、正規のルートに修正されている。この赤線ルートで歩けばいい。 ●適度にルートマーキングされているので、赤線ルートを適時確認しながら歩けば道迷いの心配はない。 ●550mpkからとんがり山方向への下りはへはマーキングが見当たらず、慎重に方向を確認しながら下ることが必要。激下りだが、立木を捉まりながら歩けば特に危険はない。 ●このルート上に登山案内等は全くなし。 ●公民館、神社にもトイレはない。JR古市駅近くのコンビニまでトイレはなし

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