三頭山(小河内ダム→数馬)

2021.02.21(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:46

距離

19.6km

のぼり

2066m

くだり

1901m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 46
休憩時間
44
距離
19.6 km
のぼり / くだり
2066 / 1901 m
8
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活動詳細

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アクセス概要 JRホリデー快速おくたま1号 奥多摩駅8:21着 西東京バス丹波行 奥多摩駅8:35発 奥多摩湖8:50着 356円 西東京バス 数馬17:30発 武蔵五日市駅18:24着 912円 奥多摩主脈で小河内峠と三頭山の間はまだ歩いたことがなかった。 道路で無残に寸断されているので気が進まなかったのだが一度は通ることにした。 はじめはこれも歩いたことがない湯久保尾根から御前山に取りつくつもりだったが、 ほとんどが植林のようなので、一度下りに使った大ブナ尾根から登ることにした。 バスはちょうど席がうまるくらい。 ただ、少し前に出た鴨沢西行きのバスにはもっと多くの人が乗っていた。 時刻表になかったが臨時便だろうか。 奥多摩湖で降りたのは3人だった。 ダムの堰の上を通って山道に入る。 登り出してすぐの展望台に立ち寄った。正面に六ツ石山。 あとはひたすら登り。 サス沢山からの奥多摩湖の眺めは今日も素晴らしい。 手前に榧ノ木尾根。左奥に大菩薩連嶺。 雲ひとつないが、気温のせいで盛大に霞んでいる。 都心は20℃くらいまで上がる予想だった。 風は少しあるが半袖Tシャツ一枚になって登る。 明るい自然林の中順調に標高を上げてゆく。 惣岳山の直下には登山道にのみ雪が残って凍結していた。 惣岳山で小休止して急坂を下りにかかる。 ソーヤノ丸デッコはピークというより肩のようなところ。 まき道もあったが眺めがよいことを知っているので踏んでゆくことにした。 ほんとにうっすらと富士山が見えた。 その後の岩場のくだりはさらさらの土とのミックスでやっかいだ。 しかしこれから向かう三頭山までの稜線が一望できた。 三頭山はずいぶん遠くに見える。東面には雪が残っている。 小河内峠までぐんぐん下り、そのあとはいくつかの小ピークを越えてゆく。 まき道らしい分岐はあるが標識はなく、作業道かもしれないので稜線を進んだ。 踏み後はけっこう薄い。 雪解けでぬかるんだところがけっこうあり歩きづらかった。 このあたりからバイクの音がうるさくなってきた。 そして尾根を横切る月夜見山第2駐車場にたどり着く。 そこからは車道を少し歩き谷筋から尾根に登り返す。 そこから月夜見山まではわずかだ。 山頂をすぎたすぐ後、大きな岩を巻く。 その岩へカモシカが駆け上がってゆくのが一瞬見えた。 岩の裏側にまわるとカモシカはそこにじっと立っていた。 しばらく対峙。微動だにせずこっちを見ている。こっちはドキドキしてるのに。 そのあとは再び車道に出る。 ハンターがいて少し言葉を交わす。 それまでにも同じジャケットの人が2人おり、猟犬の声や発砲音が聞こえていた。 風張峠までは車道に沿って歩く。とにかくバイクがうるさい。 バイク乗り以外にこの道路を必要としている人がどれほどいるのだろう。 その後は基本トラバース。 北斜面には凍結しているところがかなりあった。 道も細く、斜面も急なので念のためチェーンスパイクを着けた。 鞘口峠まで下った後、いよいよ三頭山への登りにかかる。 登山道と、周遊路らしきブナの路の分岐があるがブナの路を行く。 ブナばかりという感じではなかったがきれいな広葉樹林。 心配していた雪は登山道にはほとんどなかったが 東峰の直下は融けかけでぬかるみを作っていた。 東峰には展望台が。 惣岳山とそのすぐ隣の御前山が遠くに見える。 中央峰を経て西峰までゆく。 三頭山には5年前に一度、都民の森から登ったがそのときは西峰しか踏んでいなかった。 西峰からは富士山の方面と石尾根の方面に展望がある。 雲取山から鷹ノ巣山まで眺めることができた。 この時点でけっこうばてていたが予定通り笹尾根を槇寄山へ向かう。 鶴峠に下ってもよかった。 ムシカリ峠には立派な避難小屋が。 さらに進んで大沢山。ここも富士方面の展望がすばらしい。 下りが続くが歩きやすい道。 左手に見える、大沢山で別れた尾根は白い肌の木に覆われて心惹かれた。 三頭ノ大滝まで下ってゆけそうなのに登山道はないようだ。 思っていたよりずいぶん長い距離を歩いて槇寄山にたどりつく。 余裕があれば数馬峠までゆくつもりだったが、目標の時間をすぎそうだったので 西原峠から仲ノ平へ降りることにした。ここは昨年末に登った道。 やっぱり明るくて気持ちの良い道。 北面だが雪はほんのわずかしか残っていない。 落ち葉が30㎝くらい積もっているところがあって段差が見えないのが少し危ない。 最後は集落を抜けて南秋川に出る。 仲ノ平のバス停で待つつもりだったがバス停の標識がないので数馬まで歩いた。 都民の森から出るバスに合わせてペースを少し早めていたのだが、 冬季運休なのを知らなかった。30分余計に待つことに。 バス停のそばの法面のネットのところに猿が2匹いた。

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