伯耆大山　弥山尾根東稜

二週連続で大山へ。当初は登ったことのない滝沢尾根にいくつもりだったが、雪崩リスクが高そうだったので東稜を登ることにした。西稜まではバッチリトレースが付いていたが、西稜からトラバースして取り付きに行くのはリスキーだし、せっかくわかんを持ってきたので、最短ルートで東稜取り付きへ。なんとトレース無し！ラッキーと思い１ピッチ目に取り付く。直線的に尾根に上がろうとしたが、新雪の雪壁はなかなか手強い…岩の見えている右手にトラバースしてから直上。40mほどの伸ばして、ピッチを切った。２ピッチ目は若干傾斜が緩む。ラッセルを楽しみながら、リングボルト2個の終了点に到着。取り付きからここまで2時間😅楽しかったけど時間かかり過ぎました💦 このままノートレースを楽しめるかと思ったら、滝沢側のルンゼを詰めて上がってきているトレースあり。このままだと、相当時間が掛かりそうな感じがしたので、ありがたく使わせていただきました。本当はここでチクショウ！と悔しがらないといけないのでしょうが😅 この後はタイブロック2個、マイクロトラクション2個を適宜使ってアッセンダービレイコンテで進む。(メーカーはこの方法をビレイと認めていないです)今回のパートナーは大山北壁が初めてだったので、フォローは常にビレイが効いている状態にして進んだ。ギアを使い切ったらピッチを切って、３ピッチ登ってラスト100m。大きな立木で後続パーティーが登ってくるのを待って、ラストスパート。ゆるい雪壁を登って山頂へ。ど快晴の山頂にパートナーも感慨深気だった。 15分ほどして後続パーティーも完登。記念撮影して元谷へ下山した。時間はそこそこかかったが、なかなか楽しい山行だった。