活動データ
タイム
08:28
距離
13.7km
のぼり
1317m
くだり
1136m
活動詳細
すべて見る金糞峠に着くと50代後半の3人組み相手に 33,4歳位の若い男が自慢話に花を咲かせて いた。 自分は挨拶を済ませて、 アイゼンからチェーンスパイクに履き替え ゼリー飲料を飲み、待つ。 出来れば先に下ってほしい… その後で自分もゆっくり下りたい…が、 自慢話が終わる気配がないので 『お先です』と声を掛け先に下り始める。 すると、 若い男がすぐに下り始め足音が真後ろで 聞こえる… 先週も堂満岳で『どうぞ』と下り自慢に 道を譲ると会釈も無しに【遅いんだよ目線】をこちらに向けて泥雪の急坂をフットギア 無し、 ストック1本で器用に下って行きやがった。 20代後半くらい… 今日もそのパターンか… 峠でも挨拶に軽い会釈だけで自慢話は止めなかった。 ジジババは勿論ちゃんと挨拶。 どうする…譲るか… 少しだけ赤印を外れてみる… 真後ろに付いてくる… もう一回、軽く外れてみる… やっぱり付いてくる… 峠での自慢話では昨日も青ガレを 下ってるはず… 真後ろから赤印を外れたのは確認してる はず… 振り向かない。 ふ~っと息を吐きスピードを上げる… 真後ろにいる… 全速力で下る🐮 付いてくる… いや、少し離れたか… 足音が遠のく…消えた… あっさり諦めたな…2分位やったか… スピードは緩めない。 まだ、振り向かない。 このまま分岐ポイントまで行く。 ここで振り向く、見えない。 チェーンスパイクを外す。 いきなり舗装道路の苔に滑る! 『あぁ~クソッ!ゆっくり下りたかったのに!』と思わず愚痴る… 振り向く…いるっ!真後ろにいる! 笑ってるッ!『うわっ!』走り出すッ! 舗装を避け、石のザレ道を走る! 汗が目尻から頬を伝う…んっ? いや、顔が違う?……絶対に違うッ! メガネはしてなかった…はず… でも、もう止まれない… 恥ずかしい。 振り向いて驚いた時、 結構凄い顔してしまったかも… 多分、 分岐でカモシカ台から下りて来た別人だ。 興奮状態で全然気付かなかった… 泥ドロのチェーンスパイクを 握りしめたまま 駅まで歩いた。
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