明星ヶ岳の向こう側

2021.02.21(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:53

距離

7.2km

のぼり

683m

くだり

683m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 53
休憩時間
53
距離
7.2 km
のぼり / くだり
683 / 683 m
1 51
2 50

活動詳細

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箱根外輪山の一つである明星ヶ岳。 その名は、東の足柄平野側、小田原市久野地区から見て、明星(金星)が沈む西方にあることによるのだ、と。 しかし実際、小田原市街から見た明星ヶ岳というのは、北隣りに巨体を横たえる明神ヶ岳のオマケのような存在であって、他人に「アレだよ」と指し示して教えるのも苦労するような小ピークにすぎないのである。 しかししかし、物事には裏と表があるわけで、命名した小田原側が表だとして、裏側になる西向こうの箱根町強羅地区から見る明星ヶ岳は、山頂付近に浮かぶたった一文字のおかげで強烈な存在感を示し、おそらく全ての町民に大切に慕われていることは容易に想像がつく。 それならば、やはりこの山は、敬意をこめて「大文字山」と改名したほうがよいのではないだろうか。 そもそも明神ヶ岳の隣が明星ヶ岳というのは、あまりにもまぎらわしい。 多くの人々が呼び間違えたり、書き間違えたり、標識制作会社さえも彫り間違えたりして、みんなが困っているのである(たぶん)。

金時山・明神ヶ岳 小田原市久野の奥座敷?
和留沢地区の登山者駐車場からスタート。
小田原市久野の奥座敷? 和留沢地区の登山者駐車場からスタート。
金時山・明神ヶ岳 しばらくは久野川上流の沢に沿って登る。
しばらくは久野川上流の沢に沿って登る。
金時山・明神ヶ岳 杉林の中で巨大なケヤキが見守ってくれている。
杉林の中で巨大なケヤキが見守ってくれている。
金時山・明神ヶ岳 熊ノ木沢を渡って南隣の尾根に移る。
熊ノ木沢を渡って南隣の尾根に移る。
金時山・明神ヶ岳 朝日の当たる杉林の急登を九十九折で登る。
朝日の当たる杉林の急登を九十九折で登る。
金時山・明神ヶ岳 看板屋さんが間違えたのか、発注者が間違えたのか。いや、そもそも明神を目指すコース設定だったのか?
他の箇所では「神」の字の上に「☆星」と彫った木片を貼り付けてあるが、剥がれ落ちちゃったようだ。
看板屋さんが間違えたのか、発注者が間違えたのか。いや、そもそも明神を目指すコース設定だったのか? 他の箇所では「神」の字の上に「☆星」と彫った木片を貼り付けてあるが、剥がれ落ちちゃったようだ。
金時山・明神ヶ岳 明神ヶ岳(はるか右側)から縦走してくる尾根筋が見えた。
ゴールの明星ヶ岳は左の奥かな。
明神ヶ岳(はるか右側)から縦走してくる尾根筋が見えた。 ゴールの明星ヶ岳は左の奥かな。
金時山・明神ヶ岳 ご当地名物のハコネダケがいっぱい。
ご当地名物のハコネダケがいっぱい。
金時山・明神ヶ岳 所々で木々の間から東側の相模湾が見えた。
以前に歩いたときに「『みはらしコース』とか言って見晴らしゼロじゃん」と書いたが訂正。「見晴らしちょびっと」だ。
所々で木々の間から東側の相模湾が見えた。 以前に歩いたときに「『みはらしコース』とか言って見晴らしゼロじゃん」と書いたが訂正。「見晴らしちょびっと」だ。
金時山・明神ヶ岳 尾根に登りつめてまず見えるのがこの景色。
箱根山で最高峰の神山(1438m)と左に駒ケ岳。
尾根に登りつめてまず見えるのがこの景色。 箱根山で最高峰の神山(1438m)と左に駒ケ岳。
金時山・明神ヶ岳 右には、富士山、金時山、明神ヶ岳。
右には、富士山、金時山、明神ヶ岳。
金時山・明神ヶ岳 ハコネダケに囲まれた尾根伝いに南に進むと、前方にぽっこりと明星ヶ岳。
ハコネダケに囲まれた尾根伝いに南に進むと、前方にぽっこりと明星ヶ岳。
金時山・明神ヶ岳 今回初めて存在に気づいた、三角点とその他の標識の集会所。
50m先の御嶽大神の石碑のところを勝手に山頂と思い込んでいたが、ここが明星ヶ岳の山頂(924m)だろう、と。
今回初めて存在に気づいた、三角点とその他の標識の集会所。 50m先の御嶽大神の石碑のところを勝手に山頂と思い込んでいたが、ここが明星ヶ岳の山頂(924m)だろう、と。
金時山・明神ヶ岳 右のこんもりが御嶽大神のところで、左奥にさっきの三角点がある。
右のこんもりが御嶽大神のところで、左奥にさっきの三角点がある。
金時山・明神ヶ岳 しかしやはり、明星ヶ岳といえばここをゴールとしたい。
しかしやはり、明星ヶ岳といえばここをゴールとしたい。
金時山・明神ヶ岳 分岐点まで戻って、宮城野方面に少し下る。
分岐点まで戻って、宮城野方面に少し下る。
金時山・明神ヶ岳 杉林とハコネダケのトンネルを15分ほど下ると…
杉林とハコネダケのトンネルを15分ほど下ると…
金時山・明神ヶ岳 急に眼前が大きく開けて、急斜面の上部に立つ。
大文字焼きの「大」の字のてっぺんである。
明星ヶ岳の表側からは想像もつかない、びっくり大絶景の「裏側」が広がっている。
急に眼前が大きく開けて、急斜面の上部に立つ。 大文字焼きの「大」の字のてっぺんである。 明星ヶ岳の表側からは想像もつかない、びっくり大絶景の「裏側」が広がっている。
金時山・明神ヶ岳 ここで大文字焼きをやるという説明。
ここがちょうど「大」の字の1画目の横棒の部分になる。
ここで大文字焼きをやるという説明。 ここがちょうど「大」の字の1画目の横棒の部分になる。
金時山・明神ヶ岳 1画目の真ん中から左右をパノラマで。
ぽかぽかの快晴。
去りがたい絶景だ。
1画目の真ん中から左右をパノラマで。 ぽかぽかの快晴。 去りがたい絶景だ。
金時山・明神ヶ岳 登ったルートをそのまま下ってゴール。
登ったルートをそのまま下ってゴール。

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