鬼ヶ岩屋・五剣山(歓喜〜ため息へ)

2021.02.20(土) 日帰り

活動データ

タイム

07:26

距離

8.6km

のぼり

755m

くだり

757m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 26
休憩時間
2 時間 10
距離
8.6 km
のぼり / くだり
755 / 757 m
33
32
41
51
1 5
1 17
12

活動詳細

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お誘いがあった21日(日)の登山がキャンセルとなったので、前の週に一緒に登山したMさんとUさん(2人とも初心者)に声をかけてみます。 「是非!」と嬉しいお返事をいただいたので、比較的近くで感動を味わってもらおうと、土曜日に登ることにしたのが「鬼ヶ岩屋」。 「2人の様子を見て大丈夫そうなら、『五剣山』にも」と話してみると、Uさんは「『五剣山』にも是非登りたいです。」、Mさんは「お任せします。」とのこと。 当日、決して無理はしないというつもりで、9:15には旧鬼ヶ岩屋温泉Pをスタートしました。 スタート時点は、朝霜がまだ残っており少し寒く感じましたが、私は防寒着は身につけずに出発。2人はしっかり防寒着を着ています。 登り始めると、南斜面のせいか次第に温かくなってきます。 1回目の休憩場所で私はちょうど良くなってきましたが、やはり2人は防寒着を脱いでリュックにしまっていますね。 ペースは落としているつもりですが、Uさんが少しずつ遅れ気味になってきました。 所々でMさんと一緒にUさんを待ちますが、追いついて来たら出発するので、Uさんにはちょっとかわいそうだったかな。(^◇^;) 2回ほど水分補給も兼ねた休憩をして、最後の急登をクリアすると、ようやく目の前に鬼ヶ岩屋の大岩にたどり着きました。 しかし、先に「ニクの滝」からの景観を味わってもらおうと、梯子を登らずに「ニクの滝」に向かいます。 「ニクの滝」の岩に上がった2人から歓喜の声が聞こえてきます。 しめしめと私も後から上がりますが、こんなん何回見てもいいですね。オカンでも忘れることのない素晴らしい景色が広がっています。 ※ただし、岩の上はそんなに広くないのと、南側は絶壁となっているので気をつけてくださいね。 次はいよいよ「鬼ヶ岩屋」の梯子を上ります。 こちらからは、東と北の山様と牟岐方面の素晴らしい景色を見ることができます。 ここでは、たっぷりと水分補給をしたり、少し行動食を口に入れたりしました。ふと横を見ると、Uさんがオニギリを食べています。鬼ヶ岩屋でオニギリ、ちょっと早いけど美味そうです。^^ 大岩の腹を反時計回りに半周して、切り通し(鬼ヶ岩屋温泉と五剣山の分岐)まで下ります。 「ここを下って、とどろの滝に行ってもいいんだけど・・」と提案しますが、鬼ヶ岩屋の眺望に元気が出たのか、「五剣山にも登ってみたいです。」との返事。 ならばということで、五剣山への登山道を登り始めました。 途中、1人で登られている女性に出会います。どうも地元の方のようで、「久しぶりの『五剣山」』です。行けそうなら、後で『鬼ヶ岩屋』に行こうと思います。」と話されていました。 「お先に」とスタート。 最初は2人とも元気でしたが、Mさんは次第に無口になり、Uさんは少しずつ遅れ始めます。 「もうすぐ「一剣」かな。」「たぶん次かな。」などと言いながら、アップダウンを繰り返しながら登っていきます。 「これ登ったら、一剣ですよね。」 「ええ〜、あと500mって。」 「うそ〜。」 などという声を背中にしながら、ようやく「一剣」にたどり着きます。 ここまでくれば、もう五剣山に登ったようなものです。すぐに「二剣」がやってきます。 そして、眺望のある「三剣」までやって来ると、男女のペアが山飯の途中。 あれっ?どこかで見たようなと思ったら、同じ市内に住むNさんご夫婦でした。 UさんもMさんも、Nさんをよく知っているので、「本当に奇遇ですね。」としばし言葉を交わします。 「でも、Nさん!五剣山山頂は、4剣なんですよ。」 「ええ!そうなんですか。ここ見晴らしがいいので、ここでいいかなと。食事が終わったら、引き返そうと思ってたんです。」 「いや、是非頂上まで行ってくださいよ。」と声をかけて、私たちは四剣の頂上を目指しました。 五剣山頂上(四剣)に着くと、女性3人組が山飯の真っ最中。ほんと、女性のパワーにいつも感心させられます。 単独行の女性も到着。そして、Nさんご夫婦も到着です。 賑やかな頂上で皆さんとお話をする中で、「ここ四剣が頂上ですが、五剣はこの先にあるんですよ。」と紹介すると、女性たちは興味を示して、食事の後に五剣に向かって行きました。 Nさんご夫婦は、三剣と頂上(四剣)の素晴らしい眺望に満足されたようで、そのまま帰って行かれます。 女性たちが五剣に行ってる間に、私たちも山飯の準備をします。といっても、いつものカップ麺なんですが。(^◇^;) 保温ボトルと耐熱のボトルにお湯を入れて来ていたので、結構早くグラグラと沸騰しました。 山で食べるカップ麺は最高ですね。 UさんもMさんも、美味そうに麺を啜っています。うう〜んマンダム! 食事の後、コーヒーでマッタリしていると、女性たちが帰ってきました。 みなさん、五剣山をコンプリートできて満足したようです。 3人組は、そのまま旧鬼ヶ岩屋温泉のPへ、単独行の女性は「鬼ヶ岩屋に登ります!」と元気に出発していきました。 しばらくしてから、私たちも下山を始めます。 やはり、UさんもMさんも、下りが脚に来るようで、途中の休憩では、ため息も聞こえます。 あの歓喜の場面は何処へ? まあ、2人とも初心者なので無理はありません。とてもよく頑張ったと思います。 それでも途中で女性3人組を追い抜き、順調に下っていきます。 とどろの滝の分岐に来たので、「滝に行ってみます?」と声をかけましたが、「無理です。」「いやあ、もう充分満足しました。」と疲労困ぱいのようなので、そのまま駐車場に下りて行きました。 駐車場に着くと、単独行の女性も鬼ヶ岩屋から下りたばかりのようで、私がお勧めした「ニクの滝」の絶景に感動しましたと話してくれました。 声がするので上を見ると、3人の女性たちも元気に下りて来ています。 皆さん、無事にお山の活動が終えられてよかったよかった。 でも、家に無事に帰るまで気を抜かないように。Uさん!安全運転よろしくです。(^人^) Uさん、Mさん、また登りましょう。 そして、Nさんご夫婦、4人の女性たちも、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。 おつかれ山でした。(o^^o)/ にんにん

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