厳冬期の赤岳の本気を見た

2021.02.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 17
休憩時間
2 時間 11
距離
16.7 km
のぼり / くだり
1734 / 1734 m

活動詳細

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<厳冬期の赤岳・阿弥陀岳> ・登山口:美濃戸口(八ヶ岳山荘前)1,495m ・赤岳2,899m、阿弥陀岳2,805m ・活動時間9時間16分 ・天候☀️、暴風30m/s予報🌀 ・気温-6℃(6:00スタート時)/行者小屋-10℃ ・ウェア: ①finetrackドライレイヤー、 ②finetrackメリノスピンライト、 ③patagoniaキャプリーンエアフーディ、 ④ARC'TERYXアトムARフーディ 、 ⑤patagoniaハードシェル ・金曜夜出発の車中泊にて、美濃戸口八ヶ岳山荘前のJ&N駐車場に5:30着、今回は忘れ物なく6:00無事にスタート ・天気次第で赤岳→横岳の周回を考えていたけど30m/sを超える暴風予報のため赤岳すら撤退かも…と考えながらひとまず行者小屋へ(南沢より) ・小屋までは風もなく歩いていて暑いくらいで、アウターも途中で脱いで登る ・小屋に到着して、ここでもまだ風はあまり出ていないものの、赤岳を見上げると物凄い雪煙が舞っており、ゴーっという音も聞こえてくる… ・アイゼンに履き替え、ストックをピッケルに持ち替えて、アウターも暴風に備えてフル装備 ・あわよくば横岳までと考えていたので文三郎尾根から登ることにと向かうもののすれ違う方々は一様に稜線手前で撤退してきたとのこと ・暴風の限界がどんなもんかと行ってみて確かめるために進むも稜線前で時折体を持っていかれそうになるほどの暴風 ・中岳との分岐の稜線に出ると風の抜け道になっており、まともに立ってられずに耐風姿勢、撤退かなと1度は考えたものの、上部に人影を見て自分も風の切れ目で進むことに ・岩場に入ると風の入る向きの陰になり若干風が弱くなりそのまま山頂へ ・小屋陰でしっかり補給のあと地蔵尾根の様子を見るもこちらは山頂からの降り口で体を押し返される暴風で降りることを断念 ・横岳をあきらめ、一路阿弥陀岳へ、中岳を経由して向かう ・風は西風が入っているためこちらはほとんど風なし ・トレースはあったが雪深、途中雪を踏み抜き転倒、稜線脇に転げ雪に埋まったもののなんとか脱出 ・阿弥陀岳の高傾斜を登っているときに水分補給が少ないためかペースがあがらず、雪山での補給の大切さを感じる(ここまで5時間動いているが1㍑も飲んでいなかった) ・フロントポインティングをしっかりと効かせて慎重に登る(途中北陵を登る声が聞こえる。こちらはまたチャレンジしようと思う) ・山頂に上がると暴風、御小屋尾根から降りようと考えていたがこちらも西風の抜け道となっており前に進めず来た道を戻ることに ・下りもフロントポインティングで後ろ向きになりながら慎重に降りる ・中岳沢からはもう緊張感を緩めてサクサク降りる ・行者小屋で装備チェンジしてサクッと美濃戸口へ ・下山後は駐車場を利用させてもらっているJ&Nでステーキプレートを。降りてくるときこれ食べたいとずっと考えてた🍖 ・甲斐駒ヶ岳での暴風、極寒を経験していたからこそ今回の暴風でも冷静に判断して進めたし、ウェアもアドバイスもらったから快適に登れたかな ・スマホはXPERIA、この寒さでも電源落ちないし、グローブしたまま写真撮れるし、雪山ではXPERIA最強説

活動の装備

  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    ネパールエボGTX
  • グリベル(GRIVEL)
    エアーテック・ニュークラシック
  • その他(Other)
    ハウンドGCT-5302350cm
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ベイパー
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ディスタンスカーボンZ
  • パタゴニア(patagonia)
    メンズ・キャプリーン・エア・フーディ
  • ファイントラック(finetrack)
    ドラウトセンサージップネック
  • ファイントラック(finetrack)
    メリノスピンライトタイツ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ソロイストグローブ

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