強風は夜中もずっと続き、山小屋が風で揺れるのを感じながら朝を迎えた。ガスも相変わらずで、展望はまったくなし。 小屋の人の話だと、この時期はこれくらいの風は覚悟して欲しいとのこと。 同宿の女性が、この時期の八ケ岳は花が素敵なのよと、写真を撮りに出て行き、しばらくすると若い男性が、山頂になんとか行って来ましたと、戻ってきた。 萎えかけていた気持ちを取り直し、山頂までピストンし、地蔵尾根から下山、行者小屋からは赤岳鉱泉に下リ北沢を回って美濃戸に。 北沢まで来るとガスも上がり、明るい沢沿いを下る道が、なかなか快適だった。 山頂の展望が無かったのは残念だったが、北沢、南沢、どちらも感じのいい道で、この時期ならではの山を楽しめた。
赤岳の山頂を目指す。
ハイマツのようなシャクナゲ、初めて見ました。
こんな岩場にも花が咲くんですね
山頂の展望は何もないですが、綺麗な花に癒されます。
同宿の女性が、この時期の八ケ岳が大好きと言っておられたのもうなずける、花の多さ、これで晴れていれば
小屋の前も、普通に立っていられない程の風 最後まで、山頂の姿を見ることができずに下山
赤岳鉱泉のヘリポート、ガスの下に出ました このあたりの樹は、まだ新緑です
北沢は、こんな橋を何度も渡ります 明るく気持ちのいい沢です
穏やかな流れと、新緑が素敵でした
赤茶けた流れ
ここまで下りてくると、青空も見えてきた
歩きやすく整備された道
無事、美濃戸まで戻ってきました