活動データ
タイム
07:21
距離
20.7km
のぼり
1244m
くだり
1265m
活動詳細
すべて見る前回の登山から2週間以上間が空き、ようやく待ちに待った平日の休みが来ました。今日は前回やり残した宿題、鬼堕ロングトレイルを完歩するという一点を目的にして、自宅を9時少し前に出ました。 大山を麓の神社側から登るのは今回初めてですが、眺望が全く無く、足元の悪い九十九折が延々と続く道に少しげんなりしていました。しかし登り始めから20分を過ぎた頃、急に晴れ間が広がり俄然やる気が顔をのぞかせます。 自分の中ではもうすっかりお馴染みとなった大山古道を下り、公道に出てきたところで、重複ルートをなるべく作りたくないという小さなこだわりのために、あえて若戸小学校側から回り込んで小山を目指します。 展望台から見る眺めは依然雲が多くスッキリしないものでしたが、まだまだ先は長いので、気を取り直して前回不完全燃焼だった鬼堕に向かいます。 今回はある秘策があって、前回たまたま鬼堕から彷徨い出て来た道の途中にピンクテープがあるのを確認していました。今回はそこを起点に鬼堕まで一気に道を稼ぎたいと目論んでいました。 しかしいざ蓋を開けてみると、2.3箇所のピンクテープのその先が全く見つからず敢えなく撃沈。今さら引き返す訳にもいかず、藪の薄いところをかき分けながら何とか鬼堕に到着しました。 しかしながら人の通った形跡のある道は心底ほっとします。鬼堕ロングトレイルの続きとなる分岐点まで進み、猿田山方面を目指します。 猿田山の山頂付近の岩場のピンクテープがやや分かりにくいところがありましたが、しっかり踏み跡が残っているので安心です。途中西日山方面か下山ルートの分岐まで来て少し迷いましたが、せっかくならロングトレイルの始点から辿りたい気持ちの方が強く、下山ルートを選択しました。 途中まではスムーズに下っていけましたが、ここでも途中で道を見失い、本日二度目の藪漕ぎ。出てきたところは豊川用水の用水路でした。しばらく山を舐めるように用水路沿いの散策を楽しんだ後、光岩の案内板に従って再び登山道に入ります。 光岩とおぼしき岩の上からの見晴らしはまずまずで、陽当たりも良いので昼時には弁当を広げて休憩する場所としても使えそうです。 そしてこの光岩から続く登山道の始まりに、ようやく「鬼堕ロングトレイル起点」の看板を発見、やっとスタート地点に立てたような気持ちになりました。 自分がイメージしていたより遥かに西山と大山との距離があり、想定よりかなり時間がかかってしまいましたが、「鬼堕ロングトレイル終点」の看板にたどり着いた時のスッキリ感は心地良いものでした。 本来なら大山ピークに立ち寄り、下山後はすぐに帰路に着く予定でしたが、青空が広がり、途中西山山頂から望んだ太平洋の様子も良かったので、下山後海岸線まで下りてみることにしました。強風で自転車専用道路も閉鎖され、ひと気はありません。波は多少高く感じましたが、茫洋とした景色を見るとやっぱり海も良いものです。海側から見る大山も素敵でした。 今日を振り返ってみると、風速10メートル近くの強風吹き荒ぶ天候のせいでもあるかもしれませんが、7時間歩き回って、結局ハイカーさんとは誰一人すれ違わなかった状況は、静かなというより正直心細さが勝りました。 活動終了のボタンを押した後に出てくる「おつかれ山」の言葉がいつも以上に今日は胸に沁みました(笑)
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