東山三十六峰 part2-2021-02-17

2021.02.17(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 7
休憩時間
27
距離
24.9 km
のぼり / くだり
1387 / 1426 m
19
36
2
11
40
2
4
1 16
10
19
2

活動詳細

すべて見る

前回に続き、東山三十六峰を歩く。 今回は第16峰の若王子山から第36峰の稲荷山まで。後半区間は標高も下がり、これといったピークのない山も多く、登山としては物足りなかった。ただ、東山の有名寺社とつながりの深い山が続き、歴史散歩といった意味では面白かった。

大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 朝方は市街地でも雪が降り、山にはうっすら積もった
朝方は市街地でも雪が降り、山にはうっすら積もった
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 若王子神社の裏手から登る
道には途中石垣が整備されているが、新島襄のお墓に続く道ということで同志社の学生の協力で造られたとか
若王子神社の裏手から登る 道には途中石垣が整備されているが、新島襄のお墓に続く道ということで同志社の学生の協力で造られたとか
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 16.若王子山
若王子は若一王子とも称され、神仏習合の神。十一面観音と天照大神の同一視。
墓地の中の広場のようなところで、すぐ南の高まりが南禅寺山
16.若王子山 若王子は若一王子とも称され、神仏習合の神。十一面観音と天照大神の同一視。 墓地の中の広場のようなところで、すぐ南の高まりが南禅寺山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 山頂は新島襄・八重のお墓の向かいにある
周囲にはキリスト教墓が多い
山頂は新島襄・八重のお墓の向かいにある 周囲にはキリスト教墓が多い
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 17.南禅寺山
名前の通り南禅寺の真裏にあたる山だが、木に囲まれ見えない
17.南禅寺山 名前の通り南禅寺の真裏にあたる山だが、木に囲まれ見えない
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 東山42で京都一周トレイルに合流
東山42で京都一周トレイルに合流
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 歩きやすいトレイル
歩きやすいトレイル
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 18.大日山
トレイルから少し外れたところのピーク
明治以前、大日堂が置かれたことから。三十六峰半分のここまでが左京区
18.大日山 トレイルから少し外れたところのピーク 明治以前、大日堂が置かれたことから。三十六峰半分のここまでが左京区
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 東山38から左に行くと神明山、右に行くと直接日向大神宮に行ける
東山38から左に行くと神明山、右に行くと直接日向大神宮に行ける
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 この辺りを大日山とする説も
この辺りを大日山とする説も
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 19.神明山
元は日向大神宮の神体が宿る山として日山(かみやま)と呼ばれ、後に神明山と称されるようになったらしい
神明造に由来するとも
19.神明山 元は日向大神宮の神体が宿る山として日山(かみやま)と呼ばれ、後に神明山と称されるようになったらしい 神明造に由来するとも
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 伊勢神宮遥拝所
この先進むと九条山
伊勢神宮遥拝所 この先進むと九条山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 日向大神宮
内宮で天照大御神、外宮で瓊瓊杵尊らを祀り、「京の伊勢」とも
地名も日ノ岡である
日向大神宮 内宮で天照大御神、外宮で瓊瓊杵尊らを祀り、「京の伊勢」とも 地名も日ノ岡である
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 インクラインを下る
インクラインを下る
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 蹴上
東海道が通り、京の玄関口であった
蹴上 東海道が通り、京の玄関口であった
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 粟田神社入口
ここで三条通から左に行く
粟田神社入口 ここで三条通から左に行く
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 少し登ったところ
東山や奥に北山が見える
少し登ったところ 東山や奥に北山が見える
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 20.粟田山
三条大橋辺りから見るとはっきり見える
麓は京の七口の一つ、粟田口
20.粟田山 三条大橋辺りから見るとはっきり見える 麓は京の七口の一つ、粟田口
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 21.華頂山
知恩院(正式には華頂山大谷寺知恩教院)の山号
ピークには青不動を祀る将軍塚青龍殿があり、大舞台もある
21.華頂山 知恩院(正式には華頂山大谷寺知恩教院)の山号 ピークには青不動を祀る将軍塚青龍殿があり、大舞台もある
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 東山山頂公園
しばし休憩
東山山頂公園 しばし休憩
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 公園からは東~南方向が開ける
正面は音羽山
公園からは東~南方向が開ける 正面は音羽山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 少し下りたとこから
少し下りたとこから
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 菊渓への分岐
菊渓への分岐
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 26.高台寺山
わかりやすいピーク
26.高台寺山 わかりやすいピーク
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 23.東大谷山
東本願寺の大谷祖廟(西は大谷本廟)、通称「東大谷」の裏手の山
かつては東漸寺山と呼ばれていたとか
23.東大谷山 東本願寺の大谷祖廟(西は大谷本廟)、通称「東大谷」の裏手の山 かつては東漸寺山と呼ばれていたとか
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 23.長楽寺山
23.長楽寺山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 知恩院の鐘楼へ下りてくる
知恩院の鐘楼へ下りてくる
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 22.円山
円山公園から見ると安養寺あたりが高くなっている
元々円山公園一帯は時宗の慈円山安養寺の寺域で、「円山」も山号にちなむ
22.円山 円山公園から見ると安養寺あたりが高くなっている 元々円山公園一帯は時宗の慈円山安養寺の寺域で、「円山」も山号にちなむ
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 円山公園から
円山が名勝として栄えるようになったのは、安養寺の6つの塔頭・「六阿弥」が貸座敷を営んだのが始まり
円山公園から 円山が名勝として栄えるようになったのは、安養寺の6つの塔頭・「六阿弥」が貸座敷を営んだのが始まり
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 長楽寺
かつては円山一帯を寺域とする寺であった。最澄による開山とされ、建礼門院が出家した寺でもある
長楽寺 かつては円山一帯を寺域とする寺であった。最澄による開山とされ、建礼門院が出家した寺でもある
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 24.双林寺山
正式には沙羅双樹林寺
かつては栄えたが、円山音楽堂と東大谷の墓地に囲まれ、高まりという感じもなくなっている
24.双林寺山 正式には沙羅双樹林寺 かつては栄えたが、円山音楽堂と東大谷の墓地に囲まれ、高まりという感じもなくなっている
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 大谷祖廟を抜け、沢沿いの道に入る
右手には霊山が見える
大谷祖廟を抜け、沢沿いの道に入る 右手には霊山が見える
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 愛宕山
清水あたりからが正面に見えて美しい
愛宕山 清水あたりからが正面に見えて美しい
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 沢を少し登ったところ
左が菊渓で、先程の分岐に至る
沢を少し登ったところ 左が菊渓で、先程の分岐に至る
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 27.霊山
山名は霊鷲山正法寺の山号、略して霊山から
トレイルが迂回路になっていて、これ以上尾根を下れなかった。残念。
27.霊山 山名は霊鷲山正法寺の山号、略して霊山から トレイルが迂回路になっていて、これ以上尾根を下れなかった。残念。
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 29.清水山
別名は音羽山で、これは清水寺の山号である
29.清水山 別名は音羽山で、これは清水寺の山号である
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 植林か?
ものすごい数テープが付けられていた
植林か? ものすごい数テープが付けられていた
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 30.清閑寺山
30.清閑寺山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 この灯篭が目印
この灯篭が目印
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 清閑寺
山号は歌中山
清閑寺 山号は歌中山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 清水寺、子安の塔から
ここは初めて来たが眺めがよい
清水寺、子安の塔から ここは初めて来たが眺めがよい
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 後に清水山
清水寺は坂上田村麻呂の寄進による寺で、元は南都六宗の一つである法相宗。
後に清水山 清水寺は坂上田村麻呂の寄進による寺で、元は南都六宗の一つである法相宗。
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 28.鳥辺山
平安時代からの墳墓地・鳥辺野にある丘のようなピーク。現代でも清水寺から大谷本廟にかけて墓地が広がる
28.鳥辺山 平安時代からの墳墓地・鳥辺野にある丘のようなピーク。現代でも清水寺から大谷本廟にかけて墓地が広がる
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 清水道から
清水道から
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 東大路から左に、豊国廟参道を登る
左の妙法院、右の智積院と秀吉ゆかりの地が広がる
東大路から左に、豊国廟参道を登る 左の妙法院、右の智積院と秀吉ゆかりの地が広がる
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 太閤坦
最初に豊国神社が置かれた場所。豊臣家滅亡後は荒廃していったが、明治に入り現位置に再興された
太閤坦 最初に豊国神社が置かれた場所。豊臣家滅亡後は荒廃していったが、明治に入り現位置に再興された
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 急な石段
急な石段
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 31.阿弥陀ヶ峰
平安時代は鳥辺野の中心で、秀吉の祀られる山
31.阿弥陀ヶ峰 平安時代は鳥辺野の中心で、秀吉の祀られる山
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 トレイルは右手にトラバース気味に付いているが、ベンチの奥の尾根を直登する
トレイルは右手にトラバース気味に付いているが、ベンチの奥の尾根を直登する
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 32.今熊野山
熊野信仰の厚かった後白河上皇の命により平清盛が新(いま)熊野神社を創建した
東海道線と新幹線の東山トンネルのちょうど間に位置
32.今熊野山 熊野信仰の厚かった後白河上皇の命により平清盛が新(いま)熊野神社を創建した 東海道線と新幹線の東山トンネルのちょうど間に位置
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 京都タワーが近い
だいぶ南まで来た感がある
京都タワーが近い だいぶ南まで来た感がある
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 今熊野観音寺
空海創建とされる
今熊野観音寺 空海創建とされる
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 33.泉山
山号は東山、泉山とも
泉涌寺は皇室の菩提寺として有名で、御寺と呼ばれる。周辺には四条天皇に始まり、天皇陵などが多く存在する
33.泉山 山号は東山、泉山とも 泉涌寺は皇室の菩提寺として有名で、御寺と呼ばれる。周辺には四条天皇に始まり、天皇陵などが多く存在する
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 35.光明峰
藪を進む。東福寺を創建した九条道家(峯殿)が光明峰寺を建てたことに由来するとか
35.光明峰 藪を進む。東福寺を創建した九条道家(峯殿)が光明峰寺を建てたことに由来するとか
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 34.恵日山
東福寺の山号が慧日山である。このピークから南に行き、沢(三ノ橋川)沿いに下れば東福寺に至る
34.恵日山 東福寺の山号が慧日山である。このピークから南に行き、沢(三ノ橋川)沿いに下れば東福寺に至る
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 竹林の道を進む
竹林の道を進む
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 西野山山頂
古くは南花山とも称された
西野山山頂 古くは南花山とも称された
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 神仏習合の名残?
神仏習合の名残?
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 36.稲荷山
三十六峰ラスト
36.稲荷山 三十六峰ラスト
大文字山・如意ヶ嶽・稲荷山 児島さんと渡部さんが並ぶ
児島さんと渡部さんが並ぶ

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。