段ヶ峰(フトウガ峰、達磨ヶ峰)～天空の稜線

美しい稜線歩きが魅力の段ヶ峰。 雪も溶けてるみたいで、軽アイゼンしか持っていない連れも登れそうなので選んでみた。 天気は最初晴れで次第に悪くなっていく予報であったので朝方はよく晴れていた。 駐車場の真正面が登山口でいきなり急登が始まる。 気温も高くて防寒具の類は不要だ。しかし急登をこなしてもそんなに汗はかかず快適に。 しばらく登ると但馬や播磨の山々の眺望が広がる。 達磨ヶ峰で少し休憩する事にした。 ここまでくると急登はほとんどなく、緩やかなアップダウンが続く。しかし残念な事に太陽が隠れて暗い雲が空を覆った。ずっと自然林であったが、一部植林が上がってくるシーンもあった。 フトウガ峰は美しい笹原と背の低い馬酔木が点在し素晴らしい山頂台地であった。360度の眺望を誇る段ヶ峰より個人的にはこちらが好みであった。いつかテン泊してみたいものだ。 ここから下るが雪解けで泥濘んだ粘土質でスリップ注意だ。 そして一旦樹林帯に入るが、眺望はすぐに開けて段ヶ峰まで続いた。 段ヶ峰は360度の大展望。山頂の周りは雪がよく残っていた。 近所のスーパーで買った京うどんを調理していただく。食後のカフェラテも格別だ。 そうこうしてたら晴れ間も回復して青空が戻ってきた。 それは帰路のフトウガ峰まで続いた。 下山路も巨石があったり沢があったりで、植林地もあったがそれなりに楽しめた。 但馬の名峰を堪能できた。 ～コース状況～ 往路は明瞭で、最初の急登さえこなせばその後は基本なだらかな稜線歩きが楽しめる。フトウガ峰前後の登り下りは少しだけ傾斜がある。 下山路は踏み跡明瞭ではあるが、よく見ないと道を外す可能性がある自然に返った感じ。しかし歩きやすく感じた。