官ノ倉山・石尊山

2021.02.14(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:16

距離

9.0km

のぼり

373m

くだり

390m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 16
休憩時間
31
距離
9.0 km
のぼり / くだり
373 / 390 m
24
22
2
26

活動詳細

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花粉症の季節である。 スギ花粉が飛ぶと、平素から鼻もノドも目も痒くなる。 薬を飲むと眠くなる。 市街地でそうなっては花粉のふるさとの関東の低山などとても近寄れない。 さりとて、冬山は技術と装備がない。 もう台湾あたりにでも行ってしまいたい。 寒さや眠気と並ぶこの時期なかなか山に行けない元凶である。 最近暖かい日が続く。まだ花粉の少ないうちにどこか登りたいと思った。 それでも奥多摩や丹沢に入る勇気はない。 そこで奥武蔵方面を調べた。 行程の短い官ノ倉山にした。 標高も低く、こういう季節でもないと登る機会がない。 あの界隈の低山で杉林のない山などないが、3時間ならどうにかなるかとも思った。 池袋は総武線とは相性の悪いターミナル駅である。 おまけに西武も東武東上線も安いが、JRより遅いので、距離のわりに時間がかかる。 登山の服装で地下鉄丸ノ内線に乗る客はなかなかいまい。 だからこの方面は食指が動きにくい。 池袋を出るのは9時になってしまった。 鋪道を歩く時間の方が長い。 登山道はこの標高のわりには変化があるが、1時間で登って下りてしまった。 気温が18度まで上がったせいで大気は霞んでいて、展望はお察しください。 もともと展望は期待していなかったが。 14時前に小川町駅に着いてしまった。 小川町は武蔵の小京都などと呼ばれているらしいが、なんとも地味な町であった。 あまりに早すぎてものたりない感じがした。 帰りに越生へ寄ってみたが、梅林へのバスは時間が悪く2時間ばかり町をウロウロした。 帰りの東上線に乗ると車窓に終始富士山が見えた。 こちらの方が眺めがよいのではないか。 ここまで往復の時間と乗りかえの手間をかけるなら、箱根あたりでも行った方が面白かったのだろうか。 日の短い季節に寝坊しても登れる山として価値はあるかもしれないが。 鼻は少し痒かったものの最盛期に比べればまだマシであった。 次に登れるのはいつだろうか。

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