2021.02.14 “ Don't need words ” 霞沢岳 西尾根

2021.02.14(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:01

距離

13.6km

のぼり

1531m

くだり

1527m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
1 時間 18
距離
13.6 km
のぼり / くだり
1531 / 1527 m
26
4 5
2 25
22

活動詳細

すべて見る

「一幅の絵」とはこのことか。 まだ、何色にも染まっていない無垢で冷たい微風が心地よく馴染む。そんな頂から眺めるアルプスは、大自然が描き出した絵画のような一枚だった。 漸く纏まった時間がとれるようになった。 この週末の北アルプスは比較的穏やかな予報に好転したため、年末に計画していた槍ヶ岳を単独で実行しようと考えたが、休日前後の都合がどうしてもつかず諦めざるを得なくなった。 帰路の時間を含めて日帰りできるアルプスとして乗鞍岳や甲斐駒ヶ岳も考えたが、今の自分が求めている場所とは少し違っていた。 槍穂高をはじめ、名だたる北アルプスの山々の陰に隠れて知名度の低い霞沢岳。 この時期の一般道は深い雪に閉ざされ、西尾根や南尾根のバリエーションルートから登ることが通常となる。故に誰もが登れる山ではなくなり、必然と静かな頂を愉しむことができる。 急登続きの西尾根だが、その先に広がる大パノラマを想うと妙に足取りも軽くなり、額から流れる汗もいつになく心地よく感じる。 …やっぱり山は良いね。

霞沢岳 今回もブラックスタートです。笑

雪山装備は…。
12本はサルケン、ピッケルは前回の教訓を活かしてアルピナをチョイス。
今回は念のためヘルメットとワカンも携行。
今回もブラックスタートです。笑 雪山装備は…。 12本はサルケン、ピッケルは前回の教訓を活かしてアルピナをチョイス。 今回は念のためヘルメットとワカンも携行。
霞沢岳 さてスタート!と思ったタイミングでスマホのアップデートが始まりだし、出鼻を挫かれる。
さてスタート!と思ったタイミングでスマホのアップデートが始まりだし、出鼻を挫かれる。
霞沢岳 久しぶりの北アに胸が高鳴る。
久しぶりの北アに胸が高鳴る。
霞沢岳 この時期にしてはかなり暖かい。
この時期にしてはかなり暖かい。
霞沢岳 やっと中の湯ゲート。
やっと中の湯ゲート。
霞沢岳 11%が地味に堪える。
11%が地味に堪える。
霞沢岳 そして上高地トンネルへ。
そして上高地トンネルへ。
霞沢岳 上高地トンネルを抜けて少し進むと太兵衛平への分岐。右に折れます。
上高地トンネルを抜けて少し進むと太兵衛平への分岐。右に折れます。
霞沢岳 で、少し進んで左の急登へ。
ここが登山口になるかな。
で、少し進んで左の急登へ。 ここが登山口になるかな。
霞沢岳 暫くツボ足で登るも3歩進んで2歩下がるような急登になり、今シーズン初の12本を装着。笑
サルケンは小さな爪が2本あるので、実際は14本かな。
暫くツボ足で登るも3歩進んで2歩下がるような急登になり、今シーズン初の12本を装着。笑 サルケンは小さな爪が2本あるので、実際は14本かな。
霞沢岳 ニ度目なので分かっているのですが、とにかく最初から急登続きで早くもバテバテ。
ニ度目なので分かっているのですが、とにかく最初から急登続きで早くもバテバテ。
霞沢岳 トレースはあるものの深い。
トレースはあるものの深い。
霞沢岳 トラバース地帯。
左はかなり深い崖です。
トラバース地帯。 左はかなり深い崖です。
霞沢岳 明るくなってきたな。
明るくなってきたな。
霞沢岳 標高2,000m付近の平なところ。
ここでテントを張られる方が居ますが、ここまでの急登をテント泊装備で登るなんて考えたくないです。笑
標高2,000m付近の平なところ。 ここでテントを張られる方が居ますが、ここまでの急登をテント泊装備で登るなんて考えたくないです。笑
霞沢岳 穂高も薄っすらと明るく。
穂高も薄っすらと明るく。
霞沢岳 アップで。
アップで。
霞沢岳 こちらは焼岳。
こちらは焼岳。
霞沢岳 急登に耐えかねて…。
急登に耐えかねて…。
霞沢岳 ポールからピッケルに換装。
ポールからピッケルに換装。
霞沢岳 森林限界はまだか…。
森林限界はまだか…。
霞沢岳 右手に少しの展望が開ける。
乗鞍岳。
右手に少しの展望が開ける。 乗鞍岳。
霞沢岳 アップで。
また気が向いたら行きます。
アップで。 また気が向いたら行きます。
霞沢岳 とにかく急登。
とにかく急登。
霞沢岳 そろそろ森林限界かな。
そろそろ森林限界かな。
霞沢岳 2,400mくらいのところ…ここまでテントを持ち上げるか!考えるだけで疲れそう。笑
今日は山頂に一番乗りと思っていましたが、やられちゃいましたね。
2,400mくらいのところ…ここまでテントを持ち上げるか!考えるだけで疲れそう。笑 今日は山頂に一番乗りと思っていましたが、やられちゃいましたね。
霞沢岳 テント泊と思われる二名のパーティが早くも下山。
テント泊と思われる二名のパーティが早くも下山。
霞沢岳 森林限界を超えて、ここからが本番。
森林限界を超えて、ここからが本番。
霞沢岳 その前に乗鞍岳。
その前に乗鞍岳。
霞沢岳 焼岳とその奥に白山。
焼岳とその奥に白山。
霞沢岳 白山をアップで。
白山をアップで。
霞沢岳 笠ヶ岳から穂高。
笠ヶ岳から穂高。
霞沢岳 西穂〜奥穂〜前穂。その右は明神1〜5峰。
雪が安定したら今年も行くかな。
西穂〜奥穂〜前穂。その右は明神1〜5峰。 雪が安定したら今年も行くかな。
霞沢岳 中央に常念岳。
中央に常念岳。
霞沢岳 眼下に上高地。
眼下に上高地。
霞沢岳 さてさて、適度な緊張感をもって。
さてさて、適度な緊張感をもって。
霞沢岳 雪庇。
雪庇。
霞沢岳 西尾根の核心部と言われる岩々が見えてきましたが、それほど難しくはないはず。
西尾根の核心部と言われる岩々が見えてきましたが、それほど難しくはないはず。
霞沢岳 比較的新しいフィックスロープが…アイゼンに絡まさないように避けながら。
比較的新しいフィックスロープが…アイゼンに絡まさないように避けながら。
霞沢岳 斜度はこんな感じ。
冬季バリエーションといっても入門コースなので、私みたいなチキンでも登れます。
斜度はこんな感じ。 冬季バリエーションといっても入門コースなので、私みたいなチキンでも登れます。
霞沢岳 振り返って。
岩稜帯はⅡ-Ⅲ級程度。主観ですが、フリーでも問題なしです。
振り返って。 岩稜帯はⅡ-Ⅲ級程度。主観ですが、フリーでも問題なしです。
霞沢岳 まだまだ楽しめるかな。
まだまだ楽しめるかな。
霞沢岳 絶景!
絶景!
霞沢岳 写真ばかり撮って進まず。
写真ばかり撮って進まず。
霞沢岳 いい加減進まないと。
いい加減進まないと。
霞沢岳 辿ってきた西尾根。
辿ってきた西尾根。
霞沢岳 こちらは南尾根。
こちらからも登ってみたいが、とにかく情報薄。
こちらは南尾根。 こちらからも登ってみたいが、とにかく情報薄。
霞沢岳 急登を脱出してヴィクトリーロード。
急登を脱出してヴィクトリーロード。
霞沢岳 良い感じだ。
良い感じだ。
霞沢岳 空気が薄くなってきたのか…しんどい。
空気が薄くなってきたのか…しんどい。
霞沢岳 おーっ!
おーっ!
霞沢岳 少し絞ってみる。
シュカブラが幻想感をかき立てる。
少し絞ってみる。 シュカブラが幻想感をかき立てる。
霞沢岳 南尾根と合流。
山頂はすぐそこ。
南尾根と合流。 山頂はすぐそこ。
霞沢岳 おっ!
おっ!
霞沢岳 お久しぶりです。
思っていた通り山頂は自分一人。
風も穏やかなので、ゆっくり過ごすことに。
お久しぶりです。 思っていた通り山頂は自分一人。 風も穏やかなので、ゆっくり過ごすことに。
霞沢岳 春霞かな…。
左がヤツで右が南ア。
春霞かな…。 左がヤツで右が南ア。
霞沢岳 遠くに中ア。
遠くに中ア。
霞沢岳 御嶽山→乗鞍岳。
御嶽山→乗鞍岳。
霞沢岳 遠くに白山と手前に焼岳。
遠くに白山と手前に焼岳。
霞沢岳 左が笠ヶ岳。そして西穂〜奥穂。
左が笠ヶ岳。そして西穂〜奥穂。
霞沢岳 西穂〜前穂と明神。
西穂〜前穂と明神。
霞沢岳 大天井はギリ見えないはず。
東大天井〜横通〜常念〜蝶。
大天井はギリ見えないはず。 東大天井〜横通〜常念〜蝶。
霞沢岳 言葉は要らないな。
穂高を間近に、そして静かに眺めるには最高の場所だ。
言葉は要らないな。 穂高を間近に、そして静かに眺めるには最高の場所だ。
霞沢岳 素晴らしい!
素晴らしい!
霞沢岳 30分ほど滞在。
冷えてきたので下りることに。
30分ほど滞在。 冷えてきたので下りることに。
霞沢岳 今度は南尾根から登ってみるか。
今度は南尾根から登ってみるか。
霞沢岳 名残惜しいが、「登るために下りる」。
名残惜しいが、「登るために下りる」。
霞沢岳 聞こえるのは風の音だけ。
聞こえるのは風の音だけ。
霞沢岳 最高の天気!
贅沢言えば少しの雲が欲しい。
最高の天気! 贅沢言えば少しの雲が欲しい。
霞沢岳 安全第一で。
安全第一で。
霞沢岳 名残惜しく何度も見てしまう。
名残惜しく何度も見てしまう。
霞沢岳 クライムダウン。
クライムダウン。
霞沢岳 良い絵だ。
良い絵だ。
霞沢岳 ハイマツや木の枝が行手を阻むところも。
ハイマツや木の枝が行手を阻むところも。
霞沢岳 核心部と言われるところ。
核心部と言われるところ。
霞沢岳 二名のパーティが…待機中。
ゆっくりでいいからね。
二名のパーティが…待機中。 ゆっくりでいいからね。
霞沢岳 リスタート。
リスタート。
霞沢岳 さっさと行っちゃいましょう。
さっさと行っちゃいましょう。
霞沢岳 左に寄りすぎないように。
左に寄りすぎないように。
霞沢岳 雪庇っピ。
雪庇っピ。
霞沢岳 振り返る。
振り返る。
霞沢岳 今度は三名のパーティ。
今度は三名のパーティ。
霞沢岳 ピッケルからポールに換装。
ピッケルからポールに換装。
霞沢岳 チラッと穂高。
チラッと穂高。
霞沢岳 でもって、トラップにかかる…膝上まで落ちました。
でもって、トラップにかかる…膝上まで落ちました。
霞沢岳 下が見えないほどの急坂。
下が見えないほどの急坂。
霞沢岳 こんな感じ。
急登を登ってきたのだから当たり前ですが。
こんな感じ。 急登を登ってきたのだから当たり前ですが。
霞沢岳 標高2,000mくらいのテントを張れる平な場所を通過。
標高2,000mくらいのテントを張れる平な場所を通過。
霞沢岳 急坂で足がガクガクなので小休止。
急坂で足がガクガクなので小休止。
霞沢岳 眼下に上高地。
そこそこ下りてきた。
眼下に上高地。 そこそこ下りてきた。
霞沢岳 正面に焼岳。
正面に焼岳。
霞沢岳 やっと太兵衛平へ下りるところまで戻ってきた。
やっと太兵衛平へ下りるところまで戻ってきた。
霞沢岳 最後の急坂。
最後の急坂。
霞沢岳 太兵衛平に到着。
ここでアイゼンとヘルメットを解除して、ポカポカ陽気なので半袖に。
太兵衛平に到着。 ここでアイゼンとヘルメットを解除して、ポカポカ陽気なので半袖に。
霞沢岳 さて、リスタート。
さて、リスタート。
霞沢岳 気持ちいい!
気持ちいい!
霞沢岳 県道24号線を左に。
県道24号線を左に。
霞沢岳 坂巻温泉まで退屈な徒歩です。
坂巻温泉まで退屈な徒歩です。
霞沢岳 振り返って…いいね!
振り返って…いいね!
霞沢岳 上高地トンネルへ。
この土日の小梨平は混んでたようです。
上高地トンネルへ。 この土日の小梨平は混んでたようです。
霞沢岳 そして、長ーい釜トンネルへ。
そして、長ーい釜トンネルへ。
霞沢岳 やっと抜け出せた。
ヘッデンをザックから出すのが面倒で、真っ暗なところはスマホのライトで。笑
やっと抜け出せた。 ヘッデンをザックから出すのが面倒で、真っ暗なところはスマホのライトで。笑
霞沢岳  続いてR158…萎えそう。
続いてR158…萎えそう。
霞沢岳 ふぅ〜到着。
温泉に入りたかったのですが、こんな時期なのでまっすぐ帰ることに。

ありがとうございました。
ふぅ〜到着。 温泉に入りたかったのですが、こんな時期なのでまっすぐ帰ることに。 ありがとうございました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。