活動データ
タイム
04:21
距離
8.0km
のぼり
701m
くだり
698m
活動詳細
すべて見る今年初夏にいよいよ日本アルプスに登ることにした。これまで九州外の山は登ったことがない。7・8年前に相棒も含めた高校同期生たちが宮之浦岳(1936)、石槌山(1982)、大山(1709)のツアーに出かけていたが、その頃のオッサンは「一人体制」に移行した頃で、余裕がなく泣く泣く断念した。 昨年からコロナの影響でマラソンが開催される見通しがなく、毎日4キロの走りとダイエットが完全に弛んでいた。何か目標がないと、と思っていたところに相棒から提案されて決断した。 槍ヶ岳(3180)か奥穂高岳(3190)。どちらにしても初めての山なのでウキウキしてここ数日は仕事の合間に動画を眺めている。一泊二日でもいけないようではないが、福岡から登山口の上高地まで1200キロもあるから、無理は禁物。やはり二泊三日が現実的だろう。ヤマップの皆さんのアドバイスいただけたらありがたい。 馬の鼻面にニンジン、オッサンの鼻面には美酒か山さえあれば、勝手に走り出す。登ることを決めて以来、たるんでいた走りも徐々に締まり始めた。目標は7キロ減量。最後の頂上アプローチは鎖、梯子があるので腕力もつけないといけないので、一個5キロのダンベル運動も再開した。後は20キロの荷物を背負って縦走するなどのトレーニングも始めたい。 前置きが長くなったが、昨日の山行はおよそ1年ぶりのコースを選んだ。室見川の源流である椎原(しいば)川の美しい渓流沿いのコースは福岡でも一、二を争うコースだと前回感じたが、傾山チャレンジなどでその後なかなか登ることがなかった。登山指数がBだったのでどうしようか迷っていたが、前日にAに変わったのでいそいそと相棒と出かけた。 山道に入ってすぐに渓流のせせらぎが聞こえる。これだけでも癒される思いがする。水は清冽でマイナスイオンの中を気持ちよく歩く。気温も高めで春の息吹を感じる。やはり、このコースはいいなあと相棒。そうそう、自宅から30分のところにこんなコースがあるのは、本当に恵まれている。 矢筈峠までの急登を登りきり、後は自衛隊基地までの舗装道をのんびり歩く。晴れ上がっていたので、遠くに雲仙・普賢岳、経ヶ岳・多良岳が見える。春間近だ。すれ違ったご夫婦に鬼ヶ鼻岩までの道を聞かれた。今年もコバノミツバツツジの季節になると、縦走路がにぎやかになることだろう。道路を横切ってテント場をそのまま過ぎて、一年ぶりに脊振山頂上にある上宮を参拝。時間が早いので、テント場のベンチでウィナーソーセージをつまみにお神酒タイム。 山飯は渓流のスポットを探そうと下山。登山口手前にいいところを見つけて、せせらぎを聞きながら山飯という贅沢な時間を過ごした。 春の息吹を感じることができた山行。これからアルプス行きのためのトレーニングに励もうか。 令和3年の山行はこれで5回目。ピーク(重複無し)は、7つ。
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