谷川主脈縦走△厳冬期❄︎

2021.02.12(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 45
休憩時間
3 時間 28
距離
10.0 km
のぼり / くだり
1740 / 624 m
DAY 2
合計時間
10 時間 17
休憩時間
3 時間 3
距離
11.2 km
のぼり / くだり
958 / 1766 m
9
2 8
3
22
44
1 30
1

活動詳細

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谷川に登る度に気になってた主脈にトライ 今回はInstagramで繋がったお二方と三人での山行だ このルートでは途中にいくつか避難小屋があるが 埋没している可能性が高い事を考慮して 計画的ツェルト泊装備 案の定ほぼ全ての小屋が使える状況ではなかった 雪面は全行程概ねクラストしていて 沈んでもくるぶし〜脛程度  ほぼスノーシューで完結した 《 第一日目 》 ほぼ全行程ヤッシーさんトップ 僕はセカンドでよしなりさんの様子を見ながら進む ナイトハイクで土合駅から西黒尾根へ取り付く 谷川岳(トマ)は貸切で気持ち良かったが まだまだ先は長いので気を引き締める その後オジカ沢の頭・子障子・大障子を超えて 万太郎直下にて幕営としたが この区間は主に北側雪庇で南側に巻く箇所が多かった 直近での降雪、気温、陽当たりや 実際の雪面等を考慮すると あまり南側の斜面には入り込みたくなかったが スピーディーに抜ける事を意識して抜けていく それでもワッフ音と共に雪面に亀裂が入ったり ヒドゥンクレバスに半身落ちたりと 呑気に進ませては貰えない 大障子の下降は少々急なクライムダウンで 今回の行程で唯一アイゼンに換装した箇所だった ツェルト設営から朝まではそよ風程度で快適な夜☆ ぐっすり眠れたので星空は拝めずに朝を迎えた 《 第二日目 》 寝床撤収後、万太郎超えて最低鞍部辺りでトップ交代 以降ほぼ自分トップ(仙ノ倉以降はトレース多) 万太郎からの下りは稼いだ標高を ガクッと落とすのでかなり泣ける 細めの雪稜を越える箇所もあったが 風も大した事なかったので気持ち良く消化していく そしてここ以降が僕的にはこの山旅のハイライト まずは最低鞍部からエビス大黒ノ頭までの登りだ 昨日と違い主に南側雪庇なので北寄りに道を刻む エビス〜仙ノ倉までは西側切れ落ちているので 東斜面をトラバース こちらも急だが雪は良く締まっているので 不安は無い   が下は見ない 鞍部までたどり着いて一息入れて見上げると いよいよこの主脈最高峰、唯一2千m越えの 仙ノ倉山の南斜面の登りだ 真っ白な斜面に自分の好きなトレースを付けていく 草付き帯は踏み抜くので上手くクラスト面を探りながら ゆっくり高度を上げていく 仙ノ倉山登頂  ここでようやく人に会い日帰り組の方々としばし談笑 トレースも多く付いているし この先は安全圏と言って良いだろう よしなりさんを待つ間に仙ノ倉北尾根の偵察へ いつかチャレンジしたいルートだ 平標の登りを片付け、松手山まで一気に下降 日が暮れてしまったが最終バスには何とか間に合った 少々せわしないラストだったが事故や怪我無く 楽しく縦走を終えれてとても満足だった 【反省】 今回厳冬期の一泊山行だったが 天候も良い予報もあって荷物はかなり軽量化できた 上下共バックアップも考慮したソフトシェル装備と ザックも35Lで歩き通せたのは もたつかずに危険帯をやり過ごすにも良い事なので 今後も最適な軽量パッキングを課題とし続けていく 反省というか残念だったのは 山行の元々の言い出しっぺだし、 もっとトップを張りたかった事だ 誰のせいとかでは無く、今回のパーティの性質上 これで良かったと思うが 雪山はトップで道を開拓しなければ 『雪山をやった』とは言えないだろう ドMな奴こそ輝けるステージが雪山であり 既に道があるのなら苦労は夏山と同じなのだ 今後また誰かとパーティを組んで山行をする時は もっと計画性を持ち、事前のコミュニケーションにも 時間を使うべきだろう 最後に今回の楽しい山旅をご一緒して頂いたお二人に 単独では感じとれない感情・経験をさせて頂きました 本当にありがとうございました またどこかの山で🏔

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 土合駅から西黒尾根
ナイトハイク
土合駅から西黒尾根 ナイトハイク
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 森林限界抜けてご来光
森林限界抜けてご来光
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門・笠・朝日岳
白毛門・笠・朝日岳
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 morning谷川
morning谷川
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 西黒尾根を振り返る
西黒尾根を振り返る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 雪庇に注意
雪庇に注意
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 無人のトマ
無人のトマ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 主脈のラインが美しい いざ!
主脈のラインが美しい いざ!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 先は長い
先は長い
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 烈風が創り出す芸術
烈風が創り出す芸術
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 オジカ沢避難小屋
ご覧の通り使用不可
オジカ沢避難小屋 ご覧の通り使用不可
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 突然踏み抜いたヒドゥンクレバス
3-4m程の深さ 
半身残せて何とか事なきを得る
突然踏み抜いたヒドゥンクレバス 3-4m程の深さ  半身残せて何とか事なきを得る
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 静かな山域
静かな山域
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 てくてく
てくてく
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 日暈
日暈
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 滑らか
滑らか
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 まだデブリも無い
美しい雪面
まだデブリも無い 美しい雪面
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 最高のラインじゃない??
最高のラインじゃない??
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 別世界のようだ
別世界のようだ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 怖いトンガリ
右(北)寄りに越す
怖いトンガリ 右(北)寄りに越す
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大障子避難小屋
少しの隙間のせいで内部は雪が詰まってる、
勿論使用不可
大障子避難小屋 少しの隙間のせいで内部は雪が詰まってる、 勿論使用不可
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大障子直下
割と急なクライムダウン
ここだけ一応アイゼンに換装
大障子直下 割と急なクライムダウン ここだけ一応アイゼンに換装
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ハロと万太郎
ハロと万太郎
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 第二日目
俎嵓よりご来光
第二日目 俎嵓よりご来光
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 我が家
我が家
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 万太郎直下にてツェルト泊
万太郎直下にてツェルト泊
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 山のスケールがデカい
山のスケールがデカい
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ちっぽけな自分
ちっぽけな自分
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 湯沢方面
日本海までよく見えた
湯沢方面 日本海までよく見えた
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 万太郎頂上
左のピークが仙ノ倉だ
万太郎頂上 左のピークが仙ノ倉だ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 万太郎頂上から谷川方面
万太郎頂上から谷川方面
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 中央がエビス
中央がエビス
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 雪稜 細い!
雪稜 細い!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 越路避難小屋もドアから雪が侵入していたが
ドア付近のみの堆積だったので
掘り出せば使えたような唯一の小屋だった
越路避難小屋もドアから雪が侵入していたが ドア付近のみの堆積だったので 掘り出せば使えたような唯一の小屋だった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 エビス大黒ノ頭
僕はここが1番楽しかった
エビス大黒ノ頭 僕はここが1番楽しかった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 トップでルーファイを楽しむ
雪庇に気をつけよう
トップでルーファイを楽しむ 雪庇に気をつけよう
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 右側はヤバい
右側はヤバい
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 山の芸術
まるで鳥のよう
山の芸術 まるで鳥のよう
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 エビス頂上
鳥の正体
エビス頂上 鳥の正体
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 仙ノ倉直下
エビス大黒避難小屋
掘れば使えそう?
もうよく見なかった
仙ノ倉直下 エビス大黒避難小屋 掘れば使えそう? もうよく見なかった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 仙ノ倉 最後の登り
自分のトップで楽しくトレースを刻む
仙ノ倉 最後の登り 自分のトップで楽しくトレースを刻む
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 仙ノ倉 登頂
ここからは日帰り組さんらのトレースがたくさんで
無事終えた感
仙ノ倉 登頂 ここからは日帰り組さんらのトレースがたくさんで 無事終えた感
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 仙ノ倉頂上より主脈を振り返る
谷川も小さくなってしまった
仙ノ倉頂上より主脈を振り返る 谷川も小さくなってしまった
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いよいよ終盤、平標へ
いよいよ終盤、平標へ
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 主脈最後の松手山にて太陽とバイバイ
主脈最後の松手山にて太陽とバイバイ

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