段ヶ峰山塊。千町峠から平石山・高星山へ・・・生野高原「南縦走路」散策。

2021.02.13(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 59
休憩時間
42
距離
11.7 km
のぼり / くだり
701 / 705 m
1 6
2 23
55

活動詳細

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千町峠でご来光に出逢い、エネルギーを頂きまずは平石山をめざす。 千町峠から平石山・高星山までの雪の状況を確かめたかったので、今日は段ヶ峰には登らず、千町峠から南縦走路へ。 時間短縮のため平石山の手前1kmほどまで伸びる「林道」を歩く。昨年11月下旬から伐採作業がスタートしている。林道を歩いていると向こうから伐採した樹木を積んだトラックがやって来た。挨拶をして先へ進む。年末にも作業の方と話したが、伐採期間は危険が伴うので「林道」より「尾根」を歩いて欲しいと言われていた。しかし、こんな朝早くから作業が始まっているとは思わず・・・帰りは作業箇所は尾根歩きにした。 達磨からフトウ・段ヶ峰~千町峠を「北縦走路」とするなら、千町峠~平石山~高星山 ~「天狗岩」は、「南縦走路」ということができる。「南縦走路」の終点は、生野学園だ。ずっと前は「高星放牧場」であった場所だ。 平石山までは写真の通り「北斜面」は残雪がある。本当に「尾根」でくっきりと分けられている。スノーシューも持って行ったが出番はなかった。平石山までは標識もあり、登山道もある。 しかし、殆ど人が入っていないので、踏み跡は弱く地図とコンパスは必携だ。それでも平石山までは尾根に「鹿よけネット」も張られ、「林道」が並行して走っているのでまず迷うことはない。平石山からは、いつもと違う段ヶ峰・フトウガ峰・達磨峰の山容を見ることができる。 千町峠から平石山まで林道経由だと約3.3km。尾根道だと約3.0kmの道のりだ。 平石山から高星山までは明確な登山道はない。が、「神河町」と「朝来市」の町境尾根上にあるので、町境標識が一定の間隔で設置されている。また、YAMAP上にも「町境」は示されているので「登山道」として活用することはできる。「南縦走路」の魅力は何と言っても「広い尾根」。秋の落ち葉の絨毯は最高だ。多分積雪期はスノーシューハイクにも打って付けだろう。また、所々人工的に作ったと思われるほど綺麗な「広場」がある。一つ目は平石山を過ぎてすぐ、秋には赤い実をつける樹木を中心とした広場。そして二つ目は、南縦走路の最高点1067mピークを過ぎてから出逢う「蕨原の広場」、ここにも形のいい樹が中心に立っている。全体を通して眺望は木々の隙間・・・、北縦走路のようには展望はきかないのだ。それでも1000mを越える標高を走る広い尾根を歩く気分は実に爽快だ。今回も尾根の雪は登山靴で歩くのには支障のない程度まで消えていたので、ほぼ無雪期と同じ程度のコースタイムで歩くことができた。 このルートの最大の問題は、登山道がないこと。ナビテープは残っているが1067mピークから高星山(1016m)までは「迷いの尾根」と先人から伝えられているように、尾根が複雑に入りくんでいる。不安が生じたら迷わず地図とコンパスを見ながら慎重に「歩」をすすめることが大切だ。今日も往路はミスコースなく高星に到着したが、帰路下り勾配で危うく進路を間違いそうになった。時間にゆとりを持って、一つ一つ確かめながら歩くこと・・・いつもこのコースを歩くときはそう思う。 ※今日は充分なレポートができませんでした。昨年秋の「生野高原大回り」に詳細示していますので、今日ものある方はご覧下さい!!

段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰「杉谷登山口」に設置の「生野高原登山図」。
一番左の尾根を歩いてきました。
段ヶ峰「杉谷登山口」に設置の「生野高原登山図」。 一番左の尾根を歩いてきました。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠日の出の前。
千町峠日の出の前。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千ヶ峰に太陽が顔を出した。
千ヶ峰に太陽が顔を出した。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 陽が昇る。久しぶりのご来光だ。
陽が昇る。久しぶりのご来光だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 空の色を変えながらグングン昇る。
空の色を変えながらグングン昇る。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 オレンジ色は残り、雲間から金色の光が。
オレンジ色は残り、雲間から金色の光が。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 雲多いが山並みに光が射す。
雲多いが山並みに光が射す。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠スタート。砥峰が見えた。
千町峠スタート。砥峰が見えた。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 ただ今森林伐採中。
ただ今森林伐採中。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 林道から尾根を登ると「平石山」への標識あり。
林道から尾根を登ると「平石山」への標識あり。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 尾根を挟んで「北斜面」には残雪。
尾根を挟んで「北斜面」には残雪。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 「思惑の樹」の向こうにも残雪が見える。
「思惑の樹」の向こうにも残雪が見える。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 北斜面は太陽が当たらず、雪解けが遅い。
北斜面は太陽が当たらず、雪解けが遅い。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 積雪は20-30cmあるところも・・・。
積雪は20-30cmあるところも・・・。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 まず「平石山」へ。軽アイゼンを持って行ったが、扱いに慣れずうまく機能しない。
まず「平石山」へ。軽アイゼンを持って行ったが、扱いに慣れずうまく機能しない。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 平石山頂上付近。雪の量が増えてきた。
平石山頂上付近。雪の量が増えてきた。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 残雪か白いラインとなっている。
残雪か白いラインとなっている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 平石山到着。鹿の運動場は一面の雪。20cm。踏み跡は全くない。
平石山到着。鹿の運動場は一面の雪。20cm。踏み跡は全くない。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 東方向は自然林。
東方向は自然林。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 北方向にのみ眺望あり。
段ヶ峰からフトウが、平石山の雪の向こうに美しい。
北方向にのみ眺望あり。 段ヶ峰からフトウが、平石山の雪の向こうに美しい。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 段ヶ峰。この方向から見ると
少しピークが見える。
段ヶ峰。この方向から見ると 少しピークが見える。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 平石山から北東方向を望む。
平石山から北東方向を望む。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 山頂標識はあるが、平らな山頂だ。
山頂標識はあるが、平らな山頂だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 高星山へ行く途中の四等三角点。点名:スイタニ。
高星山へ行く途中の四等三角点。点名:スイタニ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 秋には一面蕨原だ。
秋には一面蕨原だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 高星手前は雪は少ない。
高星手前は雪は少ない。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 高星山頂到着。
新旧頂上標識。
高星山頂到着。 新旧頂上標識。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 高星山には三等三角点が設置されている。
高星山には三等三角点が設置されている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 小休憩。眺望は南方向のみ。
小休憩。眺望は南方向のみ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 太田ダムが目の前に見える。
太田ダムが目の前に見える。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 帰路 「迷いの尾根」に注意しながら歩く。
帰路 「迷いの尾根」に注意しながら歩く。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 1067mピークが見えてきた。
南縦走路の中で最も高い地点だ。
1067mピークが見えてきた。 南縦走路の中で最も高い地点だ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 標高差の少ない尾根を平石山へ。
標高差の少ない尾根を平石山へ。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 行きに立ち寄った三角点。石で囲まれている。
行きに立ち寄った三角点。石で囲まれている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 雪が斑に残っている。
雪が斑に残っている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 実に見事にギザギザに残る雪。
実に見事にギザギザに残る雪。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 平石山到着。段ヶ峰山頂青空が拡がっている。
平石山到着。段ヶ峰山頂青空が拡がっている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 先日下った「倉谷」も見える。
先日下った「倉谷」も見える。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 少し角度を変えて・・・。
少し角度を変えて・・・。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 アセビの赤が鮮やか。
アセビの赤が鮮やか。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 ヒシロガ峰との間に、長谷地区の川上集落へ続く小径がある。
ヒシロガ峰との間に、長谷地区の川上集落へ続く小径がある。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 伐採された木材は道ばたに美しく積まれている。
伐採された木材は道ばたに美しく積まれている。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 朝早くから作業の人々が、材木の積み込み作業。
林道は危険なので、尾根を歩いた方が良い。
朝早くから作業の人々が、材木の積み込み作業。 林道は危険なので、尾根を歩いた方が良い。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 見事に枝打ちされたスギたち。
見事に枝打ちされたスギたち。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 千町峠手前で「氷ノ山」がくっきりと見えた。
千町峠手前で「氷ノ山」がくっきりと見えた。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 手前がヒシロガ峰。奥が平石山。
手前がヒシロガ峰。奥が平石山。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 平石山から尾根伝いに「高星山」。右奥がピーク。
平石山から尾根伝いに「高星山」。右奥がピーク。
段ヶ峰・笠杉山・千町ヶ峰 高星山から東へ「天狗岩」を経由して「生野学園」へ至る。
高星山から東へ「天狗岩」を経由して「生野学園」へ至る。

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