銀色の はるかな跡の日

２月１３日　晴れ 家でヒマそうにしている12本アイゼンを誘って 難易度お手軽（好天時に限って）そうな那須岳へ、 車中泊は登山口の最寄り、道の駅那須高原友愛の森 午前1時ごろの到着、栃木県内の駅は件の宣言下で 軒並み15時までの短縮営業とのこと、さびしい、 まあ、この時刻に到着する時点で関係ないのですが… 寝袋ぬくぬくで仮眠に無事成功、 6時に起床、30分ほどで大丸駐車場（無料）に到着、 7時の時点で道路に面した駐車場は7割程度の入り、 ここから100mほど上により広いスペースがある模様 今回の登山の総括…といってもこの日は 晴天微風のベストすぎる条件（暑いくらい）、 …なので、あくまでその結果論的な、参考記録です、 路面状態は、ほぼ全ての行程を通じてトレースが万全 さほどの急坂もなくガチの踏み固め状態なので この日なら軽アイゼンでも行けたのでは、くらい なので、ワカン、スノーシューは出番なし、でした （まあ、そもそも持っていませんが、、） 風も峠の茶屋（冬眠中）を過ぎるまではほぼ無風、 そこを抜け遠くに避難小屋が見え始めるあたりからは 少し強まった感じはありました、 小屋から山頂への尾根や山頂では さすがに少し風に強さや冷たさを感じましたが 普段？の強風からすれば誤差の範囲、なのでしょう、 インナーダウンや厚手袋は最後までお留守番でした… 看板や鳥居（！）の見事な埋まりっぷりを見るに 1mプラスアルファの積雪とお見受けしましたが… 先述の通り、先達各位による踏み跡敷設サービスが もはやお金払ってもいいレベルでの徹底ぶり、 冒険心あふれる猛者（誰？）からすれば 物足りないかもですが、 ノービスな登山者（しかも、チキン属性）が 真冬の北関東の雪山で一番に欲するのは…安心感、 毎度ながらの自己矛盾についてつらつら思いつつも、 遠い道をひとり歩き歩き、無事駐車場へ帰還、 お昼は地元で評判のお蕎麦屋で、天せいろを一丁、 うむ、ナス天うましうまし、、 そんなこんなで、銀色の はるかな跡の日でした。