恵那山

※今回もほとんどもらい写真です。(　　)は撮影者です。ありがとうございます。 ※途中でログが寒さで切れたせいか、山行時間が短くなってます。実際は8時間半くらいかかってます。 恵那山は展望があまりないと聞いていたので、行くなら雪山かな、と以前から思ってた所に、お誘いがあったので乗らせていただいた。家庭の事情と緊急事態宣言の再発令で、今年に入ってからどうにも外出しにくくなり、約1ヶ月半ぶりの山行になりました。 登山口は、沢にかかる橋を渡るところから始まる広河原ルートゆえ、初っ端から急登続き。元気で若いメンバーに引っ張ってもらって、なんとか山頂に辿り着くことができ、よいトレーニングになりました。メンバーの皆さんには、スピードが上がらずご迷惑をお掛けしてしまって、大変申し訳ありませんでした。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。 雪はここ最近は降り積もってない様子で、林道も雪はなく、山道もトレースがほぼあり、ワカンの出番なし。展望は少ないながら、樹林の間から、雪を纏った美しい南アルプス、富士山、中央アルプス、御嶽などが見えました。 体力をやっとのことで戻した去年11月8日の塔ノ岳歩荷トレの時の絶好調も、12月末の黒百合平テン泊天狗岳までは保たれていたのに、この1ヶ月半でまた落ちてしまいました。もう体力は落としたくないものです。できるだけ早くもどしたいと思います。 中央アルプスは、木曽駒ヶ岳しか行ったことがなく、その先の岐阜方面に行くのは初めてだったので、帰りの車から、右南アルプス、左中央アルプスの、素晴らしい山々の景色が堪能できたのは良かったなぁ。 事後修学うんちくメモ「恵那山」 ・美濃最高峰でした。 ・2020年に国定(国立とは違う)公園に指定。(行くなら昨年だったか) ・「天照大神が降誕されて、胞衣(えな)を埋められた」というお話から、古くは胞衣山と書かれ、それが山名の由来。(山頂標識には「胞山」と書いてあった) ・島崎藤村の「夜明け前」に恵那山がしばしば出てくるそうで、幼少年時代の藤村があけくれ眺めた山であること、江戸時代からの信仰対象の山であることなどが、百名山選定の理由のようです。 ・ウェストンさんが、1893年に外国人として初登頂している。 ・標高2191mで森林限界より低いので、展望があまりないのは仕方ないですね。